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帝王賞2019回顧

2019-06-26 21:26:25 | 大レース回顧集



関連記事:6/26 大井・帝王賞(JpnI)




2019年6月27日 05:30

大井でもレーンだ!上半期のダート王決定戦「第42回帝王賞」が26日、大井競馬場で行われ、ダミアン・レーン(25)騎乗の3番人気オメガパフューム(牡4=安田翔)が外から豪快に差し切った。レーンは23日の宝塚記念(リスグラシュー)に続くG1制覇。2着にはJRA所属のチュウワウィザード、3着はJRAから大井に移籍したノンコノユメ。1番人気インティは6着に敗れた。
 レーン旋風、いや、これはもう突風だ。表彰台で若き天才の笑顔がカクテル光線に映える。「素晴らしい夜になった。最高の気持ち。オメガパフュームは最高の仕上がりでした」

 道中は後方2番手。それでも焦らない。「ゲートを出てから時間がかかったがペースが速かったので。(残り)1000メートルくらいからは手応えが良かった」。インティなどの強力先行勢が引っ張るペースの中、3角付近からグングン上昇。直線は大外に持ち出し、前の12頭をまとめてのみ込んだ。

 安田翔師は「中間は競馬に対する集中力も高まっていた。さすがに帝王賞なので安心できるメンバーではなかった。誇りに思います」と愛馬をねぎらった。今後については「放牧に出してその先はまた考えます」としたが国内のG1路線が濃厚だ。

 この日、レーンは8、9Rにも騎乗。初めて訪れた大井の特徴を把握した。4月末に来日し、多くの初体験をクリアしてきた若き天才にとっては、初コースも初コンビも問題なし。「本当に関係者の皆さまのサポートのおかげです。競馬はもちろんだけど、それ以外でも日本が大好きになりました」と締めた。地方の短期免許は7月25日まで。ジャパンダートダービー(7月10日、大井)にも乗り鞍があれば騎乗する予定がある。残り短い日本での騎乗。ワールドクラスの騎乗をしっかりと目に焼き付けたい。

 ◆オメガパフューム 父スウェプトオーヴァーボード 母オメガフレグランス(母の父ゴールドアリュール) 牡4歳 栗東・安田翔伍厩舎 馬主・原禮子氏 生産者・北海道千歳市の社台ファーム 戦績12戦6勝(南関東3戦2勝) 総獲得賞金2億8141万7000円。










大井

帝王賞競走(Jpn1)4上選定馬重賞 2019年6月26日(水)大井:第11競走ダ2000m発走時間 20:05 

賞金 1着 60,000,000円 2着 21,000,000円 3着 12,000,000円 4着 6,000,000円 5着 3,000,000円


1 4 5 オメガパフューム 中央 牡4 57.0  レーン  安田翔 448(-14) 2:04.4 36.7 13-13-12-10 3
2 1 1 チュウワウィザード 中央 牡4 57.0  川田将  大久龍 470(-12) 2:04.6 11/4 37.7 4-4-5-4 2
3 8 14 ノンコノユメ 大井 セン7 57.0  真島大  荒山勝 442(±0) 2:04.6 アタマ 37.4 8-8-8-8 8
4 6 10 ミツバ 中央 牡7 57.0  和田竜  加用正 478(+2) 2:05.2 3 38.2 6-6-6-5 5
5 3 3 モジアナフレイバー 大井 牡4 57.0  繁田健  福永敏 513(+5) 2:05.5 13/4 38.6 5-5-4-3 4
6 7 11 インティ 中央 牡5 57.0  武 豊  野中賢 516(-2) 2:05.5 ハナ 38.9 2-2-2-2 1
7 4 6 サウンドトゥルー 船橋 セン9 57.0  森泰斗  佐藤太 471(-13) 2:06.1 3 38.1 14-14-13-13 11
8 5 8 リッカルド 船橋 セン8 57.0  矢野貴  佐藤太 498(-5) 2:06.2 1/2 39.0 7-7-7-7 12

9 5 7 オールブラッシュ 中央 牡7 57.0  田邊裕  村山明 486(-2) 2:06.3 1/2 39.0 10-10-9-9 9
10 7 12 サブノクロヒョウ 大井 牡6 57.0  藤本現  阪本一 488(-3) 2:06.5 3/4 39.0 12-12-10-11 14
11 6 9 スーパーステション 北海道 牡5 57.0  阿部龍  角川秀 488(-8) 2:06.6 クビ 39.8 3-3-3-6 6
12 3 4 グレイトパール 佐賀 牡6 57.0  鮫島克  川田孝 558(-21) 2:07.0 2 39.0 11-11-14-14 10
13 2 2 アポロケンタッキー 中央 牡7 57.0  戸崎圭  山内研 578(+15) 2:08.5 7 40.8 9-9-11-12 7
14 8 13 シュテルングランツ 浦和 牡8 57.0  川島正  小久智 476(-3) 2:08.7 3/4 42.3 1-1-1-1 13

タイム
ハロンタイム 12.1 - 11.3 - 12.4 - 12.8 - 12.6 - 12.4 - 12.8 - 13.5 - 12.3 - 12.2
上がり 4F 50.8 - 3F 38.0
コーナー通過順
1角 13, 11, 9, 1, 3, 10, 8, 14, 2, 7, 4, 12, 5, 6
2角 13, 11, 9, 1, 3, 10, 8, 14, 2, 7, 4, 12, 5, 6
3角 13, 11, 9, 3, 1, 10, 8, 14, 7, 12, 2, 5, 6, 4
4角 13, 11, 3, 1, 10, 9, 8, 14, 7, 5, 12, 2, 6, 4

単勝 5 340円 3番人気
複勝
5 140円 3番人気
1 130円 1番人気
14 530円 8番人気
枠連 1-4 410円 3番人気
枠単 4-1 790円 5番人気
馬連 1-5 410円 3番人気
馬単 5-1 730円 5番人気
ワイド
1-5 200円 3番人気
5-14 1,830円 19番人気
1-14 1,900円 20番人気
3連複 1-5-14 5,800円 17番人気
3連単 5-1-14 16,650円 48番人気


・5 オメガパフューム・・・後方から2頭目での競馬。4角付近でもまだ10番手の位置だったが、横一線の展開になったとはいえ、直線だけでごぼう抜きを演じ、見事に、東京大賞典に続くGI級競走制覇を果たした。

地方場での出走は、今回を含めて、大井での2走しかしていないが、深いダートのほうが合う様子。また、左回りでは1勝も挙げていないので、右回りの大井はおあつらえ向きの舞台だったといえる。

・1 チュウワウィザード・・・早めに先頭に立って押し切りを図ったが、オメガパフュームの末脚に屈した。ただ、ノンコノユメを抑えて2着を確保した内容は評価できる。

・14 ノンコノユメ・・・大井移籍後、最初のレースとなったが、往時を彷彿とさせる走りを披露し、ベテラン健在をアピールした。

・10 ミツバ・・・最後に力尽きたとはいえ、地方の深いダートでは常にしぶとい競走を見せてくれる。

・3 モジアナフレイバー・・・移籍初戦のノンコノユメを除くと、地方馬の大将格だったが、中央の強豪相手に健闘したといえる。

・11 インティ・・・1番人気に支持されたが、ハナを奪われ、直線で一杯になってしまった。深いダートは合わない様子。

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