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世耕弘成:「私の認識は違っている」と反論 → 松本淳一郎が世耕も出席した3年前の8月の幹部協議で方針が決まったという見解を示したことに対し

2025-04-21 19:14:10 | 自民党パーティ券裏金不記載疑獄
世耕氏 “幹部協議で還付再開の認識なし”反論 参考人招致で NHK 2025年4月21日 16時51分

自民党の派閥の政治資金問題をめぐり、旧安倍派幹部の世耕前参議院幹事長が、参議院予算委員会に参考人招致されました。不適切な還付の再開について、旧安倍派の会計責任者が3年前の幹部協議で方針が決まったという見解を示したことに対し、世耕氏は「私の認識は違っている」と反論しました。

自民党旧安倍派幹部で、現在、衆議院議員の世耕前参議院幹事長は、参議院予算委員会が全会一致で参考人招致を議決したことを受けて、21日午後、委員会に出席しました。

参議院予算委員会が現職の国会議員を参考人招致するのは初めてで、世耕氏は「私が所属していた政策集団の問題で大きな政治不信を起こしてしまったことに元幹部の一人として大変な責任を感じている。しっかりチェックしていれば、もっと早い段階で問題を見つけることができたのではないかと大変反省し、悔いている」と述べました。

そして、安倍元総理大臣が3年前の4月に世耕氏を含む派閥幹部を集め、還付のとりやめを指示した状況について「安倍氏から『ノルマどおりに売れ。現金による還付はやめろ』という指示が出た。これは受け止めるしかないと思った」と述べました。

その上で、不適切な還付の再開について、ことし2月に行われた衆議院予算委員会の参考人聴取で、旧安倍派の松本淳一郎・会計責任者が世耕氏も出席した3年前の8月の幹部協議で方針が決まったという見解を示したことに対し「私の認識は違っている」と反論しました。

世耕氏は「今までのように現金による還付はありえないというのがこの場のコンセンサスだった。各議員個人が開くパーティー券を派閥が買う形でノルマをオーバーして売った分を返していけばいいのではないかという案が出て、私は『それなら異論はない』という形で会合は終わっている」と述べました。

また、幹部協議の4日後に松本氏との間で、所属議員のパーティーの開催予定日などを確認するメッセージのやりとりをしていたことを明らかにしました。

ただ「8月の会議でもっとしっかり方針を決めておけばよかった。『何となく』という感じで終わり認識のずれが出てきた。派閥が議員個人のパーティー券を購入し、収支報告書に出る形で還付が行われるのだと安心してしまった」と述べました。

一方、旧安倍派の参議院側で、参議院選挙の年に改選となる議員に対し、販売分の全額を還付する運用が行われていたことについて「安倍氏が3年前の4月に幹部を招集するまで資金の扱いの相談はなく、全額の還付も知らなかった」と述べました。

このほか、一連の問題で離党勧告の処分を受けて自民党を離党したことに関連し、復党の意思があるか問われ「26年にわたって自民党の国会議員として過ごしてきたので、戻ることに違和感はない。最終的には自民党で決めることだ」と述べました。

世耕氏 “明確なエビデンス示した 理解はいただけたのでは”
世耕前参議院幹事長は、参議院予算委員会での参考人招致のあと記者団に対し「知りうるかぎりのことをしっかり、話をさせてもらった。3年前の8月の幹部協議で現金還付の再開が決まった事実はなく、明確なエビデンスを示したので理解はいただけたのではないか」と述べました。

その上で「当時、松本会計責任者とのメッセージのやりとりで安心し、フォローを怠ってしまったことは、深く反省しなければいけない。フォローをしておけば還付の再開を止めることができた。松本氏に責任を負わせるつもりはなく、8月の協議の内容をとりまとめなかった政治家の責任だ」と述べました。

参議院予算委で現職国会議員の参考人招致は初
参議院予算委員会で、現職の国会議員が参考人招致されるのは、今回の世耕弘成氏が初めてとなります。

一方、衆参両院の事務局によりますと、2000年以降、現職の国会議員が参考人として国会に招致されたケースは、5件あります。

直近では、2020年12月に、元総理大臣の安倍晋三氏が参議院議院運営委員会に出席し「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐり、総理大臣としての過去の国会答弁が事実と異なっていたことを説明した上で謝罪しました。

また、2002年には、いずれも衆議院予算委員会で、2回行われ、2月には、外務省をめぐる問題で鈴木宗男氏と田中真紀子氏が、4月には、政治とカネの問題で、加藤紘一氏と鹿野道彦氏が、それぞれ招致されています。

このほか、2000年10月に、参議院選挙の比例代表に非拘束名簿方式を導入するための法案を審議した衆議院の特別委員会と、2003年7月に、イラク支援法案などを審議した衆議院の別の特別委員会で、それぞれ現職の国会議員が参考人として出席しています。
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