元ヤオハングループ代表の和田一夫(わだ・かずお)氏が19日、老衰のため静岡県の自宅で死去した。90歳。 https://t.co/tDVicBzC2U
— 佐野 直哉 (@pxbrqnaZJT1917W) August 29, 2019
2019年8月29日 13時25分
国内外にスーパーを展開した元ヤオハングループ代表の和田一夫(わだ・かずお)氏が19日、老衰のため静岡県の自宅で死去した。90歳。静岡県出身。関係者が29日明らかにした。告別式は9月21日午前10時からJAハートフルメモリー韮山会館で。喪主は妻きみ子(きみこ)さん。
1951年に大学を卒業後、静岡県熱海市で両親が始めた青果店を一代で中堅スーパーに育て上げた。海外展開にも積極的だったが、巨額の負債を抱え、97年に中核会社のヤオハンジャパンが会社更生法の適用を申請し破綻した。その後コンサルタント会社を設立、ベンチャー企業育成に尽力した。
(共同)
バブル期に人手不足が深刻だった頃、「週休三日制」を導入するなど話題を集めたが、バブル崩壊後、ヤオハンはあっけなく潰れた。
バブルの申し子のような人物だったといえよう。