特殊詐欺加担で10代を連行 23歳被告 初公判で内容の一部を否認 NHK 2025年4月23日 18時12分
カンボジアで特殊詐欺に加担させようと、宮城県内の10代の男性を東京駅に連れて行ったとして起訴された23歳の被告の初公判が開かれ、被告は「特殊詐欺とはわかっていなかった」などと起訴された内容の一部を否認しました。
仙台市宮城野区の自営業、高橋卓冬被告(23)は、去年7月、宮城県内に住む10代の男性をカンボジアで特殊詐欺に加担させようと、仙台駅から東京駅まで新幹線で連れて行ったとして、国外移送目的略取・誘拐の罪に問われています。
23日、仙台地方裁判所で開かれた初公判で、被告は「カンボジアに連れて行く目的だったが、特殊詐欺とはわかっていなかった」などと起訴された内容の一部を否認しました。
検察は冒頭陳述で、「被告は男性を呼び出すと、『海外で金(きん)を買ってくる仕事がある。行き先は韓国だ。沈めるぞ、殺すぞ』などと脅迫して行き先は韓国だと誤信させ、海外への渡航を承諾させた」と主張しました。
そのうえで、「すでにカンボジアに渡航して特殊詐欺の電話をかける『かけ子』をしていた人物に対し、メッセージが自動で消去される通信アプリで『宮城から1人行くから』などと伝えた」と述べました。
カンボジアで特殊詐欺に加担させようと、宮城県内の10代の男性を東京駅に連れて行ったとして起訴された23歳の被告の初公判が開かれ、被告は「特殊詐欺とはわかっていなかった」などと起訴された内容の一部を否認しました。
仙台市宮城野区の自営業、高橋卓冬被告(23)は、去年7月、宮城県内に住む10代の男性をカンボジアで特殊詐欺に加担させようと、仙台駅から東京駅まで新幹線で連れて行ったとして、国外移送目的略取・誘拐の罪に問われています。
23日、仙台地方裁判所で開かれた初公判で、被告は「カンボジアに連れて行く目的だったが、特殊詐欺とはわかっていなかった」などと起訴された内容の一部を否認しました。
検察は冒頭陳述で、「被告は男性を呼び出すと、『海外で金(きん)を買ってくる仕事がある。行き先は韓国だ。沈めるぞ、殺すぞ』などと脅迫して行き先は韓国だと誤信させ、海外への渡航を承諾させた」と主張しました。
そのうえで、「すでにカンボジアに渡航して特殊詐欺の電話をかける『かけ子』をしていた人物に対し、メッセージが自動で消去される通信アプリで『宮城から1人行くから』などと伝えた」と述べました。