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「令和のコメ騒動」は少なくとも2024年9月いっぱいまで続きそう → 長引く可能性あり

2024-09-14 04:49:08 | 安倍、菅、岸田、石破の関連記事
新潟でコシヒカリの出荷本格化 コメの品薄は?価格はどうなる NHK 2024年9月13日 17時42分

新潟県では主力品種のコシヒカリの県外に向けた出荷が本格的に始まりました。

コメの品薄が続く中、今後の状況や価格の見通しを取材しました。

新潟で出荷が本格化 去年より5000トン多い見込み
新潟県内では、作付面積の6割を占めるコシヒカリの収穫が本格化していて、JA全農新潟県本部は12日からコシヒカリの県外に向けた出荷を始めました。新潟市西蒲区の農協の倉庫では12日だけでおよそ230トンのコシヒカリが関東や関西などに出荷されたということで、14日にもスーパーで販売されるということです。

JA全農新潟県本部によりますと、ことしは梅雨の時期に雨が十分に降り、夏場の気温も去年ほど高くなかったことから、コシヒカリの収穫量や品質は平年並みを見込んでいて、去年の実績よりおよそ5000トン多いおよそ13万トンの出荷を予定しているということです。

JA新潟かがやき経営管理委員会の遠藤一雄副会長は「生産量が多い新潟県のコシヒカリが出回ることで店頭での品薄が解消されるのではないかと考えています。一刻も早く、コメを消費者に届けたいです」と話していました。

品質も去年を大きく上回るか
新潟県内ではコシヒカリの品質を調べる検査も今週から本格的に始まっています。このうち長岡市芹川町にある「JAえちご中越」の農業倉庫では、この日検査されたおよそ14トンのコシヒカリがすべて「1等米」と評価され、次々と袋に等級印が押されていました。

長岡市や三条市などを管轄するこのJAでは、今月10日までに検査が終わったコシヒカリおよそ350トンのうち、およそ96%が「1等米」だったということで、猛暑の影響が深刻だった去年を大きく上回っています。

品薄の状況は いつ改善されるか
民間の調査会社「インテージ」は全国のスーパーマーケットでのコメの売り上げや商品数を調査しています。

店頭に並んでいるコメの商品数を去年の同じ時期と比べると、8月26日の週は全国平均で63%となっていて、8月12日の週以降、去年を大きく下回る状況が続いています。

この状況は地域ごとに差が見られ、近畿では55.3%、北海道で55.5%、首都圏で58.8%と商品数が去年の半分近くまで減った地域がありました。その一方で四国で88.2%、中国で86.2%、東北で84.9%と影響が比較的少ない地域も見られます。

生産者のもとには個人や卸売業者からコメの注文や問い合わせが多く寄せられています。

新潟県南魚沼市で農業法人を営む青木拓也さん(34)は、ことし7月から新米の予約を受け付けていますが、先月中旬ごろから個人や卸売業者からの注文や問い合わせが急増しているということです。

個人からの注文の件数は、去年の同じ時期の4倍以上にあたる1800件余りにのぼります。

青木さんは「例年より非常に多い注文件数で、コメの量は確保されていますが、どうやってすべてに対応していくか悩むほどです。発送作業を順次、進めていますが、手元に届くまで数週間ほど待たせてしまう人も出る可能性があると考えています」と話していました。

農林水産省「品薄の状況は日ごとに改善」
農林水産省によりますと、生産量の多い銘柄の新米は先週から今週にかけて出荷前の検査が始まっていて、検査後、最短1週間程度でスーパーなどの店頭に並ぶ見込みだということです。

また、各地の卸売業者に聞き取りを行ったところ、スーパーなどでの品薄の状況を受け、新米は調達できしだい早めに出荷する対応をとっていて、先月下旬以降、スーパーなどに対しては、去年の同じ時期の2倍以上の新米を納めているということです。

農林水産省は、「地域によってばらつきはあるものの、卸売業者への聞き取り調査の中では、『品薄の状況は日ごとに改善に向かいつつある』といった声が多く聞かれている」と話しています。

村井官房副長官は、13日の記者会見で「新米の出荷は今月中には全国で年間出荷量の4割程度まで流通が本格化する。消費者の立場に立って流通不足の懸念に対処し、引き続き市場を注視してコメの流通の確保に取り組む」と述べました。

専門家「今月末ごろまでに品薄は解消されるのでは」
コメ政策や消費の状況などに詳しい日本総合研究所の三輪泰史チーフスペシャリストは、スーパーなどでのコメの品薄について「いまは、入ったものから次々と売れていく状況だが、少し前までは、そもそもコメが入ってこなかった。入荷するようにはなってきたので、徐々に品薄感は和らぎ、今月末ごろまでには、多くの店舗で品薄は解消されるのではないか」と話しています。

値上がりは 今後どうなる
東京・足立区のスーパーでは先月下旬から茨城県や千葉県、新潟県でとれた新米が徐々に入荷し始めています。通常の売り場に加えて店先に特設スペースを設け、11日は、およそ300袋のコシヒカリやあきたこまちなどを販売していました。

ただどの銘柄も価格は上昇していて、5キロあたり平均でおよそ3000円と去年の新米より1000円あまり、1.5倍ほど高くなっています。それでも店にはコメを販売しているかという電話での問い合わせが多く寄せられていて、遠方から買いに来る客もいるということです。

1人暮らしの30代の女性は「自宅にコメがなくなり焦って買いに来ました。どれも3000円を超えていて思ったよりも高く家計としては苦しいです」と話していました。

妻と2人で年金生活をする70代の男性は「モノの値段が何でも上がっているので主食のコメも高くなって悲鳴を上げています」と話していました。

スーパーさんようの阿部芳邦取締役は「できる手を尽くしてまず数だけは届けられるよう努力している。価格の見通しは不透明だが、ある程度数がそろえば取りやめていた特売も再開したい」と話していました。

専門家「1割ぐらいの値上がりにおさまるのでは」
価格は今後どうなるのか?

三輪泰史チーフスペシャリストは「小売店が少ないコメをかき集めているような状況で、どうしても仕入れるコストが高くなり、それが販売価格にも連動して、いまは、去年より3割、ものによっては5割ぐらい高くなっている。落ち着いてくるタイミングになると、極端な高値にはならず、1割ぐらいの値上がりにおさまるのではないか」と話しています。
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