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ロシアのウクライナ侵攻が始まって以降、各地であわせて554人の子どもが死亡し、1419人以上がけがをした

2024-07-02 07:16:03 | ウクライナ紛争
【詳細】ロシア ウクライナに軍事侵攻(7月1日の動き) NHK 2024年7月2日 0時10分

キーウ市報道官 “攻撃被害はことし5月以来”
キーウ市の現場で被害状況の確認などを行っていた市当局のミハエル・シャマノブ報道官はNHKの取材に対し、キーウ市内で被害が出るような攻撃があったのはことし5月以来だとしています。

その上で今回の攻撃について「標準的なものではなかった」と述べ、ロシア側は、首都を効果的に攻撃するための方法を探っているという見方を示し、攻撃の特徴などの分析を進めるとしています。

また「ミサイルが撃ち落とされても、一部は落下する。そしてこのような悲しいことが起きてしまう。防空警報が鳴ればシェルターに行くべきだ」と述べました。

キーウでミサイル破片が集合住宅に
ウクライナの首都キーウでは30日の午後8時前、ロシア軍のミサイル攻撃があり、ウクライナ軍が迎撃したミサイルの破片が14階建ての集合住宅に落下しました。

破片が落下した集合住宅では火災が発生し、一夜明けた1日には割れた窓ガラスが周囲に飛び散るなか、部屋の中を片づける人の姿がみられました。

火災が起きた部屋に住んでいる男性は、当時、出かけていて無事だったということで、「エアコンもテレビも焼け、服や靴も無くなりました。恐ろしいことですが、生きていてよかったです」と話していました。

また、住宅の外で遊んでいたという9歳の女の子は「家に破片が飛んでくるのを見ました。怖くなって、お父さんとお母さんに電話しました」と話していました。女の子の母親は「ミサイルが打ち落とされずに墜落したら、家の半分が破壊されていただろう。がれきが落ちた部屋に誰もいなくて幸運だった」と話していました。

今回の攻撃について、キーウ市当局は1日、SNSで「侵略者は新たな戦術を試みている。ウクライナの首都は、侵略者にとって最優先の標的の1つで、キーウを攻撃する適切な時期、方法、手段を探している」という見方を示しました。そのうえで「ミサイルは撃ち落とされても、その破片は人命を脅かす」と、警報が鳴ったらシェルターに逃げるよう改めて注意を呼びかけました。

ゼレンスキー大統領 “世界が早く協力すれば平和に近づける”
ウクライナ東部ハルキウ州ではロシア軍による攻撃が続き、地元の州知事は、6月30日、州都ハルキウが攻撃され、1人が死亡し、生後8か月の乳児を含む10人がけがをしたと明らかにしました。

この攻撃について、ゼレンスキー大統領は30日夜、動画での演説で、ロシア軍の誘導爆弾による攻撃だとして、「これらの爆弾はプーチンが戦争を遂行する能力の重要な要素の一つだ」と非難しました。

そのうえで、「これらの爆弾を発射するロシアの戦闘機への対応で世界が早く協力すれば、ロシアの軍事インフラ施設や軍用飛行場への攻撃が早く可能になり、平和に近づくことができる」と述べました。

ゼレンスキー大統領は、これに先だち、SNSで、「長距離の攻撃能力と近代的な防空が、日常となったロシアのテロを止める基盤となる」と強調しています。

ゼレンスキー大統領としては、ロシアの戦闘機による攻撃に対して、射程の長いミサイルの供与や防空能力の強化に向けた支援が必要だとして、欧米側にさらなる関与を訴えた形です。

ゼレンスキー大統領 “長距離攻撃能力と近代的な防空が基盤に”
ゼレンスキー大統領が30日、ここ最近相次いだロシア軍の攻撃による各地の被害をまとめた動画を自身のSNSに投稿した、具体的な内容です。

この中でゼレンスキー大統領は、「この1週間だけでも、ロシアは800以上の誘導爆弾を使用した」と述べた上で、「長距離の攻撃能力と近代的な防空が、日常となったロシアのテロを止める基盤となる」として、射程の長いミサイルの供与や防空能力の強化に向けた支援が必要だと改めて訴えました。

また、ウクライナのクレバ外相は、29日クロアチアで開かれた国際会議にあわせて、アメリカ国務省でヨーロッパを担当するオブライエン次官補と会談しました。

クレバ外相によりますと、アメリカの防空システム「パトリオット」の追加供与について話し合ったということで、ロシアの攻勢が強まる中、ウクライナにとって防空システムの強化が死活的に重要になっています。

ロシア軍 “ドネツク州で2つの集落掌握” 子どもの犠牲者も増加
ウクライナでは、先月29日、ロシア軍による攻撃で東部ドネツク州で9人が死亡し、16人がけがをしたと地元の知事が明らかにしました。

ドネツク州の戦況を巡りロシア国防省は30日、州内にあるノボオレクサンドリウカなど2つの集落を掌握したと発表しました。

ドネツク州の完全掌握を目指しているとされるロシアとしては、要衝の都市に向けてさらに進軍するねらいとみられます。

ロシア軍が攻勢を強める中、ウクライナの検察当局は30日、侵攻が始まって以降、各地であわせて554人の子どもが死亡し、1419人以上がけがをしたと明らかにしました。

けがをした子どもの数は、ドネツク州が550人、ハルキウ州が399人と東部で多くなっています。

ウクライナの検察当局は、ロシア軍が29日南部ザポリージャ州に行った攻撃について、亡くなった子どもは3人に上ったと明らかにし、子どもの犠牲が増え続けています。
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