【随時更新】ロシア ウクライナに軍事侵攻(8月19日の動き) 2024年8月19日 19時02分
ウクライナ軍 新たに橋の破壊映像を公開
ウクライナ軍は18日、ロシア西部クルスク州で、新たに橋を破壊したとする映像を公開し、ロシア軍の後方支援に打撃を与えていると強調する一方、ゼレンスキー大統領は、欧米各国に対し、軍事支援を急ぐよう訴えました。
ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は18日、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部のクルスク州にある橋を破壊したとする映像をSNSに投稿しました。
映像では、橋の上で大きな爆発が起き、一部が破壊されたことがわかります。
オレシチュク司令官は「精密な空爆で敵が後方支援を行う能力を奪い続け、敵の作戦行動に大きな影響を与えている」として、ロシア軍の後方支援に打撃を与えていると強調しました。
ウクライナ軍は16日にも、クルスク州内を流れるセイム川にかかる橋を爆破したとする映像を公開しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、ビデオ演説で、越境攻撃の目的は緩衝地帯を作ることだと強調した上で「ロシア軍や軍産複合体、経済などに損失を与えることで、戦争の拡大を防ぎ、ウクライナにとっての公正な平和に近づく」と述べました。
その上で「ウクライナの兵士たちは、あらゆる面で努力しているが、パートナーからの迅速な支援が必要だ。戦争に休暇はない」と述べ、欧米各国に対し、軍事支援を急ぐよう訴えました。
攻撃停止めぐる交渉 ロシア外務省「なかったし 行われていない」
ロシア外務省のザハロワ報道官は18日、アメリカのワシントン・ポストが、ウクライナとロシアの間で、エネルギー施設などへの部分的な攻撃の停止をめぐる交渉が予定されていたなどと報じたことについて「直接的にも間接的にも、交渉はなかったし、いまも行われていない」と指摘しました。
ゼレンスキー大統領「作戦は想定どおりに進んでいる」
ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ビデオ演説で「作戦は想定どおりに進んでいる。陣地を強化するとともに、われわれの足場はますます強固になっている」と主張しました。
一方、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は18日、「ロシア軍に対して、戦略上の大きな圧力を生み出している」と指摘し、作戦の継続が、ロシア軍やプーチン政権に対する大きな圧力となる可能性が高いとしています。
その上で、ウクライナ軍の越境攻撃の成果について評価するのは時期尚早だと分析しています。
ウクライナ軍 新たに橋の破壊映像を公開
ウクライナ軍は18日、ロシア西部クルスク州で、新たに橋を破壊したとする映像を公開し、ロシア軍の後方支援に打撃を与えていると強調する一方、ゼレンスキー大統領は、欧米各国に対し、軍事支援を急ぐよう訴えました。
ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は18日、ウクライナ軍が越境攻撃を行っているロシア西部のクルスク州にある橋を破壊したとする映像をSNSに投稿しました。
映像では、橋の上で大きな爆発が起き、一部が破壊されたことがわかります。
オレシチュク司令官は「精密な空爆で敵が後方支援を行う能力を奪い続け、敵の作戦行動に大きな影響を与えている」として、ロシア軍の後方支援に打撃を与えていると強調しました。
ウクライナ軍は16日にも、クルスク州内を流れるセイム川にかかる橋を爆破したとする映像を公開しています。
ウクライナのゼレンスキー大統領は18日、ビデオ演説で、越境攻撃の目的は緩衝地帯を作ることだと強調した上で「ロシア軍や軍産複合体、経済などに損失を与えることで、戦争の拡大を防ぎ、ウクライナにとっての公正な平和に近づく」と述べました。
その上で「ウクライナの兵士たちは、あらゆる面で努力しているが、パートナーからの迅速な支援が必要だ。戦争に休暇はない」と述べ、欧米各国に対し、軍事支援を急ぐよう訴えました。
攻撃停止めぐる交渉 ロシア外務省「なかったし 行われていない」
ロシア外務省のザハロワ報道官は18日、アメリカのワシントン・ポストが、ウクライナとロシアの間で、エネルギー施設などへの部分的な攻撃の停止をめぐる交渉が予定されていたなどと報じたことについて「直接的にも間接的にも、交渉はなかったし、いまも行われていない」と指摘しました。
ゼレンスキー大統領「作戦は想定どおりに進んでいる」
ロシア西部クルスク州への越境攻撃について、ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ビデオ演説で「作戦は想定どおりに進んでいる。陣地を強化するとともに、われわれの足場はますます強固になっている」と主張しました。
一方、アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は18日、「ロシア軍に対して、戦略上の大きな圧力を生み出している」と指摘し、作戦の継続が、ロシア軍やプーチン政権に対する大きな圧力となる可能性が高いとしています。
その上で、ウクライナ軍の越境攻撃の成果について評価するのは時期尚早だと分析しています。