フサイチコンコルド死亡
デイリースポーツ 2014年9月10日
無傷の3連勝で96年のダービーを制したフサイチコンコルドが、けい養されていた青森県おいらせ町の太田ファームで死亡したことが10日、分かった。21歳だった。6日の放牧中に転倒して左後脚を骨折。治療が困難な重度の骨折で、8日の午後5時ごろに息を引き取った。デビュー3戦目でダービーVの快挙を達成し“和製ラムタラ”の異名を取ったが、体質が弱く、5戦目の菊花賞3着を最後にターフを去った。種牡馬としては06年東京大賞典をはじめ、交流G1で7勝を挙げたブルーコンコルド、重賞7勝のバランスオブゲームなどを輩出。昨年の種付けを最後に種牡馬を引退し、余生を過ごしていた。
ダービーでは、ついに武豊悲願のダービージョッキーか!、と思われた瞬間、武よりも若い藤田が乗ったフサイチコンコルドが差し切ったっていうレースだな。
この勝ち方が印象的だったんで、これからに期待が持たれたのだが、わずか5戦で引退。このあたりはラムタラとよく似ていた。
ブルーコンコルドは「交流GI」(JpnI含む)で確かに7勝を挙げたのだが、なぜか種牡馬になれなかった。
逆に、GI勝ちがなかったバランスオブゲームは種牡馬となったのだが、重賞を勝った産駒はいない。
もっとも、この馬自身の産駒がこれからも出てくる。今年も既に多くの産駒がデビューしており、まだまだブルーコンコルドらを凌ぐような馬が出てくるかも知れない。
合掌。
デイリースポーツ 2014年9月10日
無傷の3連勝で96年のダービーを制したフサイチコンコルドが、けい養されていた青森県おいらせ町の太田ファームで死亡したことが10日、分かった。21歳だった。6日の放牧中に転倒して左後脚を骨折。治療が困難な重度の骨折で、8日の午後5時ごろに息を引き取った。デビュー3戦目でダービーVの快挙を達成し“和製ラムタラ”の異名を取ったが、体質が弱く、5戦目の菊花賞3着を最後にターフを去った。種牡馬としては06年東京大賞典をはじめ、交流G1で7勝を挙げたブルーコンコルド、重賞7勝のバランスオブゲームなどを輩出。昨年の種付けを最後に種牡馬を引退し、余生を過ごしていた。
ダービーでは、ついに武豊悲願のダービージョッキーか!、と思われた瞬間、武よりも若い藤田が乗ったフサイチコンコルドが差し切ったっていうレースだな。
この勝ち方が印象的だったんで、これからに期待が持たれたのだが、わずか5戦で引退。このあたりはラムタラとよく似ていた。
ブルーコンコルドは「交流GI」(JpnI含む)で確かに7勝を挙げたのだが、なぜか種牡馬になれなかった。
逆に、GI勝ちがなかったバランスオブゲームは種牡馬となったのだが、重賞を勝った産駒はいない。
もっとも、この馬自身の産駒がこれからも出てくる。今年も既に多くの産駒がデビューしており、まだまだブルーコンコルドらを凌ぐような馬が出てくるかも知れない。
合掌。