公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

さすが大黒社!

2006-06-01 18:01:38 | 現場レポート

1日、園田競馬場へ。

実は本来は前日の31日に行こうと思ったんだが、重賞である園田フレンドリーカップは本命くさいし、その翌日は園田の一線級オープンが集結するS1戦が組まれているので、どうもそれのほうが面白いと思って1日ずらすことに。ちなみに園田・姫路のポイントカードは重賞日には3ポイントつくが、今回はそれを「蹴った」。

しかしながら最近、どうも眠りが浅いというのか、二度寝する日がほとんど。1日は0時に当ブログを更新したのちすぐ寝たわけだが、目が覚めたのがなんと3時半。

ま、そのあとすぐに寝ればよかったんだが、パソコンを立ち上げてしまうともう「寝れない」。すると新聞がやってきて目を通し、5時半から「朝ズバッ!」が始まるとすっかりそれを見てしまう有様。

しかし、7時頃になると「限界」となり、また寝ることに。すると、起きたら9時半になっていた。

これはまずい。9時半だと園田には間に合いそうにないと思って速攻で家を飛び出た次第だが、たまたまこの日は11レース制につき1レース開始は11:10からだった。それには間に合った。

園田に着くなり、ポイントカードをリーダー&ライターに通し、そのあと「元祖」大黒社のもとへ。

1日通し予想600円を払って競馬キンキと照合するわけだが、私は大黒社に必ず、

「今日はどれが面白そうですか?」

と聞く。すると大黒社は、

「4レースは6番(ラヴスマイル)。あと7レースは1番が面白い!11も面白いが、1のほうが上や!」

と答えてくれた。しかも普段とは違って自信を持っているように「聞こえた」。

ちなみに大黒社が言っているのは、「穴中の穴馬」のこと。

というわけで、まずは4レースを買い、結果次第で7レースを買おうと「決めた」。

ただ7レースだけど、1番・11番はキンキは全くの無印。 いくら大黒社一押しでも、まず来ないだろうと思ったわけで、そうなると4レースに注力を注ぐことになるが。

その4レース、キンキを見ても印が割れていたが、大黒社は9・ティッカネンリョーコを本命。対抗格は7・スマートスタイル。そしてキンキでは中司記者だけが△をつけていたラヴスマイルを3番手の評価としていた。

馬単を見ると、9=7、9→2・6を「本線」としているが、「裏線」がなんと6を頭に、

6→9・7。

つまりラヴスマイルは頭狙いってことだな。

レースは7が先手を奪い、9が追う展開。6は内々を進んで向正面ではまだ後ろから3頭目。だが3角あたりで前がごちゃつく展開となったことが幸いして、そのあたりから外へ持ち出す。

スマートスタイルがティッカネンリョーコを抑えきって逃げ切り体勢。そしてラヴスマイルは大外からやってくる。

スマートスタイルが完全に先頭でこのまま1着。そして2着にはラヴスマイルがG前50メートルあたりで抜けて入った。

画像は6月1日、4レースをクリック。

http://www.trw.co.jp/asp/sonodahimeji/tv/index.htm

ちなみにこのレース。混戦必至と考えたので、大黒社の狙いプラス、あとはキンキの印がついているところを抑えての馬複7頭ボックス買いに転じたが、ま、結果を見れば私が考えたフォーカスはこのレースに関して言えば「全くムダ」だった。

ま、大黒社も馬単だったら「裏」だし、3連複も当たっていないが、全く無印に近い、6・ラヴスマイルを抑えているのはさすがという他ない。

というわけで、馬複8250円の配当。これを3枚もっていたので、久々に2万円近い儲けとなった。そしてこんなに儲けた以上、あとはダメだろうと思ってこのレースが終わると即座に「撤収」。

最後に、大黒社に当然のことながら、「ご祝儀」することに。でも、ご祝儀なんてやったの初めてだな。

ま、凄いわ!大黒社!

「このレースさも一番張って!!」

<追伸>

7レースの1、11番ともに「着外」。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

穴場がなくなる日・・・

2006-06-01 00:09:09 | 競艇

桐生競艇場が7月から画期的なシステムを導入するそうだ。 

競艇オフィシャルWebより

桐生競艇場では、携帯電話を使った新しい舟券投票システム「場内移動型投票」を導入し、2006年7月よりモニター稼動を開始します。同システムは国内全ての公営競技場(競艇、競馬、競輪、オートレース)で初の導入となります。

場内移動型投票は、お客様が個人で所有している携帯電話を利用し、桐生競艇場内であればどこからでも舟券を購入できるシステムです。事前に電話投票会員などに入会する必要はありません。利用できる携帯電話は「NTT DoCoMo iモード契約」 「au EZweb 契約」 「vodafone vodafone live! 契約」の各機種です。

利用希望者は当日、所有している携帯電話を持参し、競艇場内の受付で登録を行います。登録者にはIDカードが発行され、競艇場内のP-ATM(投票専用現金自動預払機)で投票資金を入金します。この利用登録とIDカードは当日のみ利用可能です。

舟券投票は携帯電話で専用Webサーバーにアクセスし、登録時に発行されるユーザーIDとパスワード(暗証番号)を入力して投票画面にログインします。画面表示に従って投票方式と賭式を選択し投票を行います。投票方式は、「通常投票」 「流し投票」 「ボックス投票」 の3種類、賭式は「3連単」 「3連複」 「2連単」 「2連複」 「拡連複」 「単勝」 「複勝」の7種類から選べます。的中時の払戻金は自動的に資金残高に加算されます。お帰り時はP-ATMで残高の出金を行います。

桐生競艇場では2005年4月より、全国24競艇場で初めて、観覧席に座ったままでモニター端末機を使って舟券投票が出来る「在籍投票システム」を導入しました。今回の「場内移動型投票」は窓口に並ばなくても手軽に舟券投票が楽しめるとあって、さらにお客様から好評を得られるものと競艇場関係者は期待しています。

なお、桐生競艇場では、この場内移動型投票システムの愛称を競艇ファンの方々から広く募集し、ご愛顧していただきたいと思っております。

これまで場内での投票といえばマークカードに書き込んで穴場に並ぶといったものであったが、それをしなくとも、携帯端末における投票が可能になるというもの。

もちろん、電話投票加入者はこういった形でも投票できるわけだが、わざわざ現場へ行って携帯端末投票などする人はほとんどいない。ま、他場とか、他競技を買う場合は別だが。

それを、別に電話投票加入者でなくとも、プリペイド方式により携帯電話における投票を可能にしたというわけ。

これまでありそうでなかったシステム。有り金勝負はできそうにないが、わざわざ「穴場」の雑踏を経ずとも買えるというのは画期的。恐らく他競技においてもこうした試みは広まるのではないか。

できれば「穴場」なんてものは、将来的になくしてしまったほうがいいんだけどね。

穴場があるために公営競技場ってのは、初めての人間には非常にとっつきにくい場所として扱われ、行きたくとも「二の足を踏む」ケースが大半だと考えられる。それだけ「勇気がいる」、「敷居が高い」というのは、公営競技に関して言うならば、マイナスの要因しかない。

ま、上記を読む限り、出入金面における問題はありそうだが、これも将来的に改善していけばよかろう。

やはり公営競技っていうのは、レースを見に来てくれるということが一番の前提になる。

入場料だって競輪場ならば50円のところもあるし、それだけ安い値段で入れるレジャー施設など他にあるまい。つまり、こうした投票システムを導入したということは、もっと場内の浄化を図り、まず賭けありきではなく、まず見てもらう、という大村競艇がそれでPRしたが、そういった姿勢をやってほしいから評価しているわけ。

それで見て面白ければ今度は「買える」となったら、それこそどんどん「買う意欲」が沸いてくるはず。

しかし、まず賭けありき、売り上げ至上という考え方ならば失敗するね。

それと投票システムの問題。競艇はインターネット投票においては非常にわずらわしいパスワード入力が必要など、相当に使い勝手が悪い代物になっているが、そうしたところは考慮に入れられているのか?

細かいところを突っ込んでいけば色々と出てくるが、ま、とりあえずは穴場を通さずに買えるということは評価したいね。

ゆくゆくは穴場をなくし、さらに電話投票システムとタイアップして、電話投票の残高から現場で買えるべく行えるようになればなおよろし。もちろん、場内で投票する場合は接続料は「タダ」が当たり前。

すると、穴場がなくなれば、ただ見るだけの客も来れる環境となるから、入場年齢制限も撤廃し、子供だけでも入れるようになればなおよろし。

そう考えると、この投票システムの意味は相当に大きい。期待して見守ろう。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする