公営競技はどこへ行く

元気溢れる公営競技にしていきたい、その一心で思ったことを書き綴っていきます。

内林引退は愛想を尽かしたためか?

2006-06-04 05:42:29 | 競輪

コンドル日記より

宮杯の3日目は2年前の松本整が優勝した直後に引退を発表したのと同じくらいの衝撃的なニュースが。準決勝で失格した滋賀の武将・内林久徳が現在の競輪界に愛想を尽かしたのか突然の引退。格好良く優勝してからの望みは消えたが、失格でサヨナラもこれまでの生き様からすれば最高に相応しかったのかも。この報に同期の山口幸二は号泣。村上義弘は目を真っ赤に腫らし明日のコメント処ではなかったのが実情。

松本整の時はまだやれるし、復興の起爆剤になるのにとガッカリでしたが、今度は現在の競輪界を考えたら「惜しまれて引退出来るだけでも幸せですよ、羨ましい」が大半の声。引退後はすでにスタートしている新事業に情熱を注ぐそうで、何をやってるかは成功してからとの事で、すでに7名のスタッフでやってるとの事。成功する事を祈るばかり。これだけの選手が見切りを付ける競輪界、これを教訓として夢があるものにすべきでは。そのためには赤字の元凶に成ってるFⅡを廃止、それで浮いた金額を選手賞金に回せば必ず昔の勢いを取り戻すと信じてますが、そう言ってる私も老いへ向けて一直線。何の憂いも無く引退出来る内林が羨ましいと思ってる1人です。


2年前に悲願の特別競輪制覇(大垣・全日本選抜)を果たした後も内林はG1戦線で決勝進出を続けるなど活躍を続け、もうイッチョ!という勢いさえ感じられた。

ところが、昨年の宮杯決勝(3着)のあと、急激に衰えた印象。

ところで、その宮杯決勝において、顔見せと「本番」での並びが違っていたことを「こっぴどく(コンドルもそのうちの一人)」叱責したマスコミがいたりして、また、ファンの中にもそれに同調した者もあった。

これについては「けいりんマガジン」誌上においても見解が述べられ(けいりんマガジンは並びが違うことを肯定し、それに気づかずに批判したマスコミを非難)、結構な「論争」にもなった。ま、私はけいりんマガジンに賛同した側だけど。

そう考えると、その時点において、恐らく内林の性格から察するに、

「勝つためには「本番で」並びが変わることだってありうることやろ。なんでイチイチそんなことで「うるさ」いわれなあかんのや!」

という気持ちがあり、それから嫌気が差したのかもしれない。

それからすっかり内林自身にも衰えがきてたように感じてはいたんだけどね。

昨日よがさん(東洋亭パーツ館・トピックスマスター)と一緒に現場で見ていて、まず私が、

「今年も(宮杯制覇は)ダメだったですね。」というと、

「ま、チャンスはあと1・2年でしょう。」

とよがさんが返してきたので、

「そうでしょうね・・・」

と言ってたんだが、昨日でついに「終わった」わけだな。

でも内林は松本とは違ってそうした「わだかまり」を話すことなく、

「もう限界を感じていた」

というのみ。去り際としては非常に清々しい。

しかしながら、この内林という選手もまた、いろいろな意味で競輪界に一石を投じた選手であったな。

「記録よりも記憶に残り続ける選手」

内林久徳がそのうちの一人であることは間違いなかろう。