「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「小鼻を膨らませて!」

2022年05月22日 | 晴耕雨読

       

左肩の故障で入院話が決まってから入院するまでの間に、ホームセンターにちゃんと予約しておいたタマネギの苗を植えた。
根付く前の頼りないヒョロヒョロの苗を見ながら手術入院となった。家を空けること47日。暮れの30日に帰宅したとき、タマネギは主の帰りを待っていたかのように、なんとかそれなりの成長を見せていた。

年があけて間もなく「寒肥え」を施した。タマネギは、植えてから約2カ月後の寒の時期に、1本1本の根っこの周りに肥しをやる。
タマネギ専門の肥しでもいいし、一般的な油粕でもいい、丁寧に根っこの周りにまいてやる。それから約5ヵ月。今日の日差しを活用して引っこ抜いた。
写真の如く先ず先ずの収穫。この時ばかりはちょっと小鼻を膨らませて「やったじゃろう」とは言わずに「まあこんなもんだ」と山の神に見せておく。

タマネギとジャガイモは家庭料理の王様であり、今年は1玉100円もする高値だったこともあって、これほどの収穫は、地域活動にうつつを抜かして走り回るアタシの面目を施したようである。また、このくらいの作業で少しずつ肩を慣し、身体全体を慣していかなければ、今か今かと待っている草刈り機の出番に手を貸せない。

夏野菜のキューリもトマトもスイカもカボチャも順調に成長しているが、一番の愛好者であった孫の三男君が中学生になって段々我が家に寄る回数が減った。寂しいことではあるが、これが彼の成長の証であり、私たちが老いていく証なのだから仕方が無い。トマトもキューリも出来はじめたら一気に鈴なりになる。そのときもまた小鼻を膨らませて、せっせと冷凍庫にしまって、少しずつ賞味させてやろう。

梅雨を前にして、何かと忙しく楽しみな季節でもある。

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