「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「肺炎球菌予防接種」

2017年03月15日 | ニュース・世相

                        

「65歳以上になると、免疫をつかさどる細胞の数が減少し、免疫力が低下するため、どんなに元気でも肺炎球菌による感染症にかかるリスクが高くなります。」「65歳を過ぎた方には肺炎球菌ワクチンによる予防が勧められています。」という、半ば脅し文句に乗せられて、何年ぶりかの予防接種、ワクチン投与に行ってきた。

訪れたかかりつけの内科クリニックの受付で「これを読んでください」と渡された予防接種説明書には「肺炎球菌は莢膜(きょうまく)という厚い膜で覆われた細菌で、鼻やノドの奥につきやすい細菌のひとつということです。健康で体力のある状態なら免疫力が十分あるため、感染症を引き起こすことはありません。しかし、体調をくずすなど何らかの原因で免疫力が低下したり、風邪を引いた後などに、肺炎球菌による感染症つまり肺炎、髄膜炎、菌血症、中耳炎などを発症することがある。」と書かれてあった。 

接種後のこまごまとした発症事例を聞かされ「何か異常があったらすぐに病院にお越しください」と念を押された。
その発症事例のひとつに「風邪を引いたように、微熱が出たり、体のあちこちが痛む人がいる」と言われたのをなぞるように、微熱が出て来た。体の節々が痛み始めた。接種した左腕は腫れて、上げ下げできない痛み。寝返りもままならず悶々とした一夜を過ごした。

今朝の起き掛けは心配した症状もかなり収まってくれて、クリニックへ駈け込むこともなかった。助かった。
他でもないが、昨年暮れから治療を続けた「蓄膿症」の経過が、意外に芳しくない様子との宣告を、耳鼻科の主治医から受けた。
あれほど、鼻洗いアレルギーで高熱を発症したり散々苦しめられた挙句、「完治の様子が見られないので、念のため「CT」検査をしましょう。」と言われて、いささか気落ちしているところへ、くだんの肺炎球菌予防接種。やたら不安ばかりが先に立つ。

今年の3月は、のっけからいいことに恵まれなかった。
それでも、病気になってしまったら、その病気を撃退するよう闘うしかない、という持論で今まで過ごしてきたが、柄にもなくちょっとした弱気に襲われそうな自分がそこにいる。な~~に、まだまだ若いんだから……と言い聞かせる声に力を込めたいと思うのだけれど。

早く、花咲く陽春が待たれる弥生半ばではある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい