「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「飛行訓練、開始!!アオサギ最終回」

2010年07月28日 | 季節の移ろい・出来事
今年最初に姿を見せてからかれこれ半年。アオサギ君達がいよいよ飛行訓練を開始した。
今年新たに作って一番よく見えていた巣からは、6月終わりには3羽のヒナが巣立っていった。卵を抱く姿も、他の3カ所に比べ早くに見られた。

遅ればせながら、ようやく他の3カ所のヒナも順調に育ったようで、賑やかな鳴き声で大騒ぎしながら、羽ばたきの練習も怠らず巣立ち間近の様相である。
 7月26日 7時20分
巣の上で散々羽ばたき練習。エイヤッ!思い切って!! 1羽が飛び立つ。
 同日 7時30分 
気持ちとは裏腹に、上空へ舞い上がることは出来ない。
一生懸命羽ばたけども、自らの体重で段々下へ・・・ 地上から5・6メートルの立てかけた竹にたどり着く。
 同日 7時45分 
しばらく深呼吸。ようやく息を整え、さー上昇! これもうまくいかないな・・・
精一杯の飛翔が水平飛行。真横に20㍍ばかり移動しただけ。
 同日 7時50分 
親鳥は、決してこんな危険なところで羽根を休めはしない。地上に近い、しかも民家の屋根と同じ高さの木の上。でもこれ以上飛べないから仕方なくひと休み。
 同日 8時05分
このままでは天敵に襲われるかも・・・。ヨーシッ思い切ってもう一っ飛び!!
 同日 8時20分
気合いの割りにはなかなか上昇気流に乗れないなー・・・
 同日 8時22分
 でも、最初よりは随分かっこよくなったでしょ。まだ大きな羽ばたきは出来ないけど。
がんばって、上昇してなんとか自分の巣に戻るぞ・・・
 同日 8時25分
なんとか無事に飛行訓練終了。この後すぐに親が戻ってきて、いっぱいの餌を与えていた。
この子らにとっては、飛行訓練が精一杯で、狩りに出かける余力はない。
となればこんなに大きくはなっていても、せっせと親が餌を運ぶ。親が餌を持って帰ってきたときのさんざめきは、耳にうるさいくらいの甘えた鳴き声を発する。

遠く離れた二階の窓からの覗き見であるが、親子の情の深さや、着実に成長するヒナの姿をこの目で、日々愉しんでこられたことに感謝したい。
後1週間のうちには一旦巣から離れて、この雑木林のどこかで独り立ちして成長していくのであろう。
出来るなら、来年もまた巣作りをして、ついにはコロニーを見せてくれると有り難い。

何回かブログネタを提供してくれたアオサギ君。特別なことがない限り、今回でひとまず終了ということに。
みんな元気に巣立てよ。有難うアオサギ君。
コメント (8)
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