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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ピンクに染まる錦帯橋」

2023年10月02日 | いわくによいとこ

                                       
                      ピンクに彩られた10月2日の錦帯橋

山口県では、10月は「やまぐちピンクリボン月間」に指定されている。
女性特有のがんである乳がん、子宮がんについて広く県民に関心をもってもらい、定期的な検診受診の重要性を理解促進のため、毎年10月に県内各地でキャンペーンを実施している。その一つとして岩国では昨夜を駅前広場を中心に、そして今日は錦帯橋をピンクに染め上げたものである。

つい先日は手話言語の国際デーによるブルーライトアップであったが、今宵はまた趣向を変えた華やかなピンクに彩られた錦帯橋をご覧あれ。
錦帯橋はるか彼方に浮かび上がる夜空の岩国城もまた一興ではある。と地元の人は云っていますよ。 
カメラとカメラマンの腕がもう少し良ければ、さらにいい写真をお見せできるのでしょうが、「オッそうだった、今日は錦帯橋ピンクのライトアップだった」と思い出して、いきなり駆け出すカメラマンの作品だからせいぜいこんなもんだと思召せ。

                                     

これでも岩国市民の一人として、錦帯橋を歴史的な観点からも技術的な観点からも宝物として、大事大事に心に留めているのである。
数少ない観光資源、数少ない自慢話のネタとして。

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「錦帯橋の日 制定」

2023年08月30日 | いわくによいとこ

             
                 川面に写る優美な姿は、薄幸な美女を思わせる 錦帯橋

             
                 ライトアップによっては登り龍にも変身して見せる 錦帯橋

創建350年を迎える我が町のシンボル、国の名勝「錦帯橋」。このたび岩国市議会において10月1日を「錦帯橋の日」と定める決議案が可決された。
一市民としては遅きに失した感は否めない。なぜもっと早く、その歴史的な価値、木造建築の技術の高さなど、評価するべき点を吹聴する手立てを講じて来なかったのか。何故もっともっと観光業者に売り込んで来なかったのか。観光行政や地域の歴史感覚の遅れを感じてしまう。

今さら何を?同じ穴のムジナじゃないかとのお叱りを甘んじて受けながら、我が町の歴史遺産を改めて売り込みたいという気になっている。
今までも非力ではあったが、自分なりのPRを随分やっては来たと思っているが、行政手段に訴えるまでには至らなかった。
錦帯橋は江戸時代の1673年に、吉川広家から数えて3代目の領主吉川広嘉によって創建された。たび重なる洪水流失の従来の橋から、様々な知見や手法を考えて作られたものである。かつて岩国検定を企画する中で、色々な文献をあさった過去もある。

何故その日が10月1日なのか。諸説ある中で、政治の決済を担った御用所の「御用所日記」に「10月1日夜までに工事が残らず完了し、領主に報告された。3日には往来が可能になった」記述が残されていたことが決め手になったという。このようなアピールを続けながら、残るは「世界文化遺産登録」を目指して地道な活動をしている団体を応援したい。 

あわよくば、山口・萩・津和野そして宮島につながる観光ルートの一角として岩国錦帯橋が食い込める日を夢見よう。

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「広い海、貸し切り!」

2023年07月29日 | いわくによいとこ

隣りの県に住む孫さんにとって夏休みの里帰りは、4年生と年長さんそれぞれに思惑があって、色んなリクエストを抱えている。
その最たるものは何は置いても海である。近くの小型スーパーで食料やお菓子、飲み物など仕入れてクルマで5分。
遠い昭和に全盛を極めた小さな海水浴場。今は地域の海の公園として人影もまばら。ただ、遊泳禁止となっていないことがありがたい。

朝早めに出かけたことと、大潮の干潮で干上がっていたこともあって、広~~い海は孫さん二人に貸し切り状態。
どんなに騒ごうが、どんな泳ぎかたをしようが、どうぞお好きなようにと穏やかな海面が微笑んでいる。

               

             
             干潮の遠浅は50mくらいまで沖まで歩いて行ける。そこから必死に泳いで戻る
             
              給水タイムも広々とした貸し切りの海を眺めながら、ゆったりと

ギラギラ太陽が降り注ぎ、逃げ場のない暑さは日本全国どこでも似たようなもの。
しかし、このノンビリさ加減、ゆったりした住環境、子育てに適した広い海・小高い丘。我が住む町はこんなにいいところいっぱい。「いわくによいとこ」ではある。言っておきますが、市役所市民生活部長さんの言葉を借りたわけではありませぬぞ。

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「いなかのコラボ!」

2023年01月22日 | いわくによいとこ

      
          地元の神楽団の大先輩から手ほどきを受けた地元中学生が、精一杯の獅子舞を披露

  
             これぞいなか町の「とんど祭り」を彩る「お神楽」のコラボレーション

1月22日は旧暦の1月1日、旧正月の元旦である。中国では春節と呼んで、賑わい華やかなあのお正月である。
その日にちなんで、我が住む町のお隣でとんど祭りが催された。孫君が通った小学校の校庭に、竹のやぐらを組み昔ながらのとんど焼きである。ただこの地区には古くから嬉野神楽団という伝統芸能があって、獅子舞の部やお神楽の部がそれぞれ活動している。

地域のお祭りやイベントには、コラボレーションと称して何度もお目にかかる催しである。
住民の減少や高齢化でこういった伝統芸能の後継者探しに必死である。そんな事情もあって、地元の中学生に獅子舞を伝授していると聞いた。まだ練習中ではあるが、今日は獅子舞愛好女子6人の初舞台ということで、何はともあれ大きな拍手を送った。

豪華な4頭の獅子に頭と尻尾で2人が入る。その2頭を子獅子と呼んで中学生が演技。カバーするように親獅子としてベテラン組が勇気づける。太鼓のお囃子も女子二人が受け持つ。そうなると、出演する子の親や親せきが集まる。女の子の友達も応援に来るという客寄せ効果もあって、これまでにない賑わいであった。これまでにないとはいってもそれは3年前の話になる。あいにくのコロナ禍で2年間中止、今年は3年ぶりの実行に踏み切った。

良くも悪くも、世の中の行動全体が少しずつコロナ以前に戻りつつある。こういった伝統行事は続けることでやっと守り通せるという脆さも併せ持っている。だから出来るだけ人目に触れる必要がある。見物はもちろん自由、振舞の餅入り汁粉を頂くも個人の判断。せっかくの地域の肝いり行事、お言葉に甘えておいしく頂いた。そしてすぐにマスクを。三密とは縁遠いアウトドアではあるが、風も吹き抜ける寒さの中、自己防衛のマスクは必須。

そんなこんな中で、とんど祭りにお神楽という「いなかのコラボレーション」。やはり郷愁をそそられる。

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「絵手紙展鑑賞」

2022年11月26日 | いわくによいとこ

        

1週間前のもみじ茶会に続いて、心を静めて人様の思いに接する機会に恵まれた。
お友だちの誘いを受けて、絵手紙展へ行ってきた。幸いに姫孫が帰省していたので、小三のお姉ちゃんを連れて行き、彼女の反応を確かめながら気持ちを込めて作品の数々を鑑賞して来た。

会場狭しと展示された作品は、絵手紙を中心に書道あり、俳句、短歌、気持ちホッコリの散文など、まさしく多士済々。遠くは埼玉県や大阪市などから、近くは私の住む小さな町からの出展者、その数120人を超える「腕に覚えあり」の達者が、誇らしげであったり、うつむき加減であったり、それぞれの思いを絵や絵に沿えた言葉に託して筆を運ばせているのが、ほんわかと伝わってくる。

絵心を持ち合わせない私など、本当に羨ましい世界である。なんでこれほどまでの差が付いたのだろうと落ち込むこともある。その逆に、この絵にはこの言葉がピタッとはまっているなと感じる場合と、この絵にこれは惜しいね、もうひとひねりあったら絵も引き立つし文も光るだろうに・・・などと生意気なことを考える自分がいたりする。
まあ、そんなことこんなことを考えながら、少しいい気分になったり、大きなお世話だよね~と自分で勝手にあきれたりしている。

今日の絵手紙展のおまけがもう一つ。それは、主催する「縁の糸(えにしのいと)」のグループの指導者として名前が載せられているお方は、遥か前からお付き合いのある大先輩であったということ。日舞は藤間流の師範であり、郷土のお師匠さんとして、岩国短期大学で「岩国寿司」や郷土料理づくりの臨時講師をされている、素敵なおば様であったことも、力を入れて鑑賞する絵手紙展であった、ということかもしれないね。2週続けて得した気分の土曜日が往った。

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「身近な選挙」

2022年10月21日 | いわくによいとこ

              

任期満了に伴う、我が町の市会議員選挙がたけなわを迎えている。
28人の定員に対し34人が立候補という厳しい選挙戦で、16日に公示されてから6日目を迎えた。「お願い」と「名前連呼」の遊説も残り1日となり、走る選挙カーのスピードも段々上がってきた。連呼するウグイス嬢の声も一段とけたたましくなっており、終盤の追い込みに余念のなさがうかがえる。

人口減少に伴う議員さんの定数も削減を余儀なくされ、職業議員さんにとっても、新たな市政に意欲を燃やす新人候補者にとっても、まさに熾烈を極める闘いである。
正直言って、我々住民にとっても市会議員選挙ほど身近に感じる選挙は他にない。我が住む家のすぐ近くの人も候補者であり、あの件でつながっている人も、身近な地域活動で近しい人も「よろしくお願いします」の候補者である。最も強力に迫ってくるのは、親戚や同級生、ご近所さんなどがつるんで同じ候補をお願いに来ることである。さてどうする。

『三軒間口に一枚戸、あちら立てればこちらが立たず』一票の重さがこれほどのものかと今さらながら、選挙の非情な一面を思い知らされる。
ま、いずれにしても、新人もベテランも、既得権やここ数年の流れに胡坐をかくのではなく、真摯に市民のためになる政治をお願いしたいと思うばかりである。
そこでふと思うのは、『真摯』などと言う言葉をここで使うのか、市民や県民や国民のために政治をつかさどる人に、真摯を期待していいのだろうか。真摯という言葉を今一度辞書で引いてみたい。
こんなことを言うようになった私自身が、年をとってきたということか。選挙活動残り一日。審判や如何に。

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