goo blog サービス終了のお知らせ 

「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「伝統行事の継承」

2022年12月21日 | 地域活動

地元にある二つの小学校で、年末恒例の「しめ飾り教室」を実施した。
地区社会福祉協議会(地区社協)の年間事業の一つで、我が国の伝統文化を小学4・5年生に理解してもらい、実際に体験してもらって、次代へ継承していこうという試み。児童にも保護者にももちろん学校側にも評判の実践授業として、長年続けられている。

     
     

昨年までは作業開始前の説明として、しめ飾りの由来や私たちの社会とのつながりなどを口頭説明し、縄を綯う実技や作り方も、代表者が実際に綯って見せるっことで事前学習として来た。理解できる子とそうでない子に別れる危険があった。
今年度から、広報部会を中心にデモンストレーションビデオ、DVD作成に挑戦した。その試作品が出来上がった記念の年となった。

  
まだまだ改良余地のあるDVDではあるが、動画馴れしている児童にとって、熱心に視聴する内容であったような。常に前進する子供たち負けないように、前進とまではいかなくとも、せめて現状維持あるいはすこーし前進で、子供たちと一緒に伝統文化を楽しみたいものだ。

         
     慣れぬ手つきで縄を綯う           校長先生も奮闘努力を         飾りを付けたら出来上がり

あまり大きな声で叫ぶと「信教の自由を冒す」などとお叱りを受けるかもしれないが、新年を迎えたお正月に神社仏閣にお参りして、向こう1年の無病息災家内安全、戦争のない世界を祈る素朴な心根だけは忘れないようにしたいね~ ご同輩。
    

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「熱演!高校生」

2022年12月19日 | 地域活動

         
              オープニング  コンサート・マーチ「アルセナール」 

          
                      「鎌倉殿の13人」メインテーマ

我が住む地域には学校が4つある。小学校が2校、中学校と高校が1校ずつ。
その一つ、高校の吹奏楽部による定期演奏会のお声掛けを頂き、久しぶりにいそいそと出かけた。

この高校が今年8月の「全日本吹奏楽コンクール山口県大会」高等学校小編成部門において、金賞及び特賞(最優秀団体賞)を獲得。鳥取県で行われた中国大会に臨み、惜しくも金賞は逃したものの、見事銀賞に輝いたという情報得た。
所属する地区社会福祉協議会の機関紙に掲載する企画を立て、顧問の教師とキャプテン他6人の女子生徒にインタビューして記事に仕上げたのはつい先日のこと。そんなこともあって、北風の厳しい寒さの中ではあっても、気持ちホカホカで会場へ。

   
         第3部ポピュラーステージ スーパーマリオブラザーズ   生徒会男子も飛び入り  

       
           演奏を終えてホッと一息。OB・OGの演奏をバックに感謝の歌声でフィナーレ

1年に1度の定期演奏会。保護者やOBなど500人近くが客席を埋める。ステージからは、初々しい緊張感が伝わってくる。
演奏そのものは練習に練習を重ねた成果が耳に心地よい。そして曲目が進むたびに彼女たちの動作も、まろやかに大きくなってくる。
部長の○○明依さんは、応援してくださった地域の皆様、見守って下さった先生方、OB・OGや保護者への心からの感謝の言葉を並べて、感動の挨拶。

吹奏楽の何が一番楽しいか。「それぞれに異なる楽器でそれぞれのパートを練習して、最後に皆さんに聞いてもらえる音楽を作り上げるところ。皆が同じように努力すること。気持ちを一つにすること」。淀みない返事が返ってきたインタビューを思い出す。
「なんと言っても定期演奏会はリキが入ります」の言葉通り、収支気合いが入っていた。それもそのはず、中学・高校と6年間続けてきた吹奏楽部活動の最後を飾る定期演奏会。フイナーレの笑顔に拍手。そしてこれからの活躍にも大きな拍手を送った。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「お祭りマンボ」

2022年11月20日 | 地域活動

    

なにを思ったか、これから書くことをイメージしたら、こんな懐かしいモノクロ写真がお似合いに思えて来た。

大人数を動員して一つの大仕事を手掛けるときには、どうかすると「ワッショイワッショイ そーれそれそれそれお祭りだ~!!」と、手のひらを上に向けて煽り立てる必要に迫られる時もある。一通り準備が出来たら、あまり小さなことにはこだわらず、皆さんのやる気を損なわないように「イケイケドンドン!」のゴーサインを出すことも必要である。たとえオッカナビックリでも、弱腰を見せず突っ走るのみ。こんな経験一度や二度はおありでしょ、ご同輩。さほど多くはない経験だけど「ここまで議論したのだから後は運を天に任せて。ヨーイドン!」なんてね。

こうして飛び出したてはみたものの、途中経過が気になったり心細くなったりしながら無事な終わりを待つ。
結果オーライなら言うことなし。だけど、こういう走り出し方をした場合、齟齬を来す危険も少なくない。だが、今回話題にしている活動については、
天候が大きな力を貸してくれる幸運に見守られて、大きな成果を残して無事に終了した。まさに天運に恵まれてフーッと一息。

そして問題点の洗い出しという仕事が回ってくる宿命の立場。皆さんに反省点、改善希望を求める。口頭では結構出される。あれこれ出過ぎると今度は聞く側のこちらが混乱を来す。そこで、専用の解答用紙を作って書面にして意見をいっぱい出しなさい。「反省なきところに進歩無し!」と。
まだ全部集約は出来ていないが、かなりの量が出て来そうである。シメシメ!!あまり細かいことを言わずにスタートした分、反省点をそれぞれの立場で気付いてもらって次回につなげていく。これほど大きな進歩はないと静かにほくそ笑んでいる。

ある程度年を重ねて来た今だからこそ、このような我がままにも似たことが許されるようになった。ただそのことを我が身の反省事項として、イケイケドンドンを慎み、始まる前の下準備こそ肝要、を思い出すことにしなければ。お祭マンボってそんな歌だったよね~。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「海岸清掃、本番!」

2022年11月06日 | 地域活動

周到な準備を重ねて、ついに海岸清掃本番を迎えた。無事成功させるための必須条件がいくつかある。
先ずは晴れてくれること。次に初冬特有の北風が吹かないこと。こういった気象条件ばかりは、我々の力も及ぶべくもない。ただただ神頼みあるのみ。
必死な思いの神頼みを聞き届けてもらえたとあってか、午前9時の開始時刻には太陽が優しく微笑み、風もゼロではないが、漁船が浅瀬に接岸する妨げにはならない程度の微風。早く始めたくて開会行事の注意事項伝達を急ぎ過ぎて何度か噛んでしまった。兎に角天候には恵まれた。

問題は参加者人数である。終息の見えないコロナ禍の中で、無鉄砲な大人数の集結は許されない。されど、漂着ごみの量を見せられると、やはり人生経験豊かな一般参加者の手は絶対に欠かせない。地元中学校からは生徒90人、教職員10人合わせて100人の参加は約束されているのだが、一般参加者の絶対数が気にかかる。蓋を開けてみると、こちらもお天気同様我々の意図する人数200人近い人が受付名簿に名前の記入があった。いよいよスタート。

 
      現場1 ビフォー  (11/4 14:30)        現場1 アフター (11/6 15:00)

  
       現場2 ビフォー                      現場2 アフター

  
       現場3 ビフォー                      現場3 アフター

  
        現場4 ビフォー                     現場4 アフター  
あらかじめ分けておいた4つの現場にそれぞれ分散し約90分の短期決戦。
スタートして間もなく携帯電話が鳴る。「こちらにもう少し人数を寄こしてくれ」「ごみ袋が不足気味なので至急補給してくれ」など現場担当者から矢の催促が来る。慣れない砂浜を走って、取り敢えずフォローをしなくてはならない。
「あれほどの実行委員会を開いて役割分担したのに・・・」と思っても仕方ない、ただ行動あるのみ。兎に角短時間で風の吹かないうちに、漁船による海上運搬を出来るだけ回数を稼がないと。風の影響で漁船が使えなかった昨年の苦い経験が頭をよぎる。

なんだかんだ色々あったが、参加総数300人、漁船5隻による海上運搬で集積したごみの総量約5トン。これは過去の最高に匹敵する成果を上げたことになる。しかも微細のけがはもちろん、体調不良など救護班の手を煩わせることもなく無事終了。
地元の中学生・高校生にも、たとえわずかでも故郷の美化に感心を持ってもらうきっかけになればこれに越したことはない。

多少言いにくいことも言って、準備にかけた時間が無駄にならなかったことにホッとしている。地域の活力に感謝!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ビフォー・・・」

2022年11月05日 | 地域活動

  
         現場1                             現場2

  
          現場3                            現場4

所属する地区社会福祉協議会の年間最大の事業である「瀬戸内海環境保全大作戦」(青木海岸清掃)がいよいよ明日となった。
実行委員会を招集し、各担当のリーダーを決め、それぞれの役割分担をみんなで考え、共通認識の下で清掃作業をする海岸の前日の様子、つまりビフォー・アフターのビフォーの現場写真を撮っておいた。総延長約800mに及ぶ白い砂浜が、台風などの影響でこのように、大小材木・竹・木切れ・海藻・プラスティックなど、ありとあらゆるごみで覆い尽くされている。

「みんなで守ろう みんなのふる里」を合い言葉に、我々地区社協が、コロナ禍のため少し遠慮気味に呼びかけをして、地元中学生を中心に高校生や小学生・保護者そして一般住民など、総勢200人くらいの任意参加を頂いて、この海岸をきれいにしようというイベント。
さて明日の作業でどこまできれいに出来るのか。アフター写真のお楽しみである。

この季節に行うことで「熱中症」の危険性は大幅に減った。しかし、コロナの感染心配は未だ根強い。本来なら500人を集めたいところだが、密集を避けるために約半数に減らしての作業となる。3年我慢した今年も未だ従来の500人規模には戻せないジレンマがある。
その上に、晩秋というか初冬の海は非常に扱いが難しい。ちょっとでも風が吹くと大袈裟な波を作る。となると、この広い海岸で集めたごみを陸揚げするのためには欠かせないのが、小型漁船による海上運搬である。風や波によって漁船が使えなくなることは、ごみの完全回収がままならず成果が半減してしまう。

苦しいときの神頼み。明日の午前中だけは風を吹かせないでおくれ。波風立てず順調な作業をさせておくれ、と祈るばかり。
そうして、ビフォー・アフターの写真の違いがはっきり出ることを祈りたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「美味しい空気の中を!」

2022年10月08日 | 地域活動

  
     金色に輝く彼岸花              もみ殻を焼く煙たなびく山里

体育の日を控えた3連休初日。地域活動の一つ「みんなで体育を、ノルディックウオーキングに参加しよう」が催された。
『脚に覚えあり』というほどではなく、むしろ若干の不安を覚える足腰。年に一度の市民挙げての運動習慣を身に着けようというキャンペーンに乗っかって、地域を見下ろす山間の路約7kmを、実に美味しい空気を吸いながら軽い汗で歩いて来た。

途中には金色に輝く彼岸花が優しく迎えてくれたり、見下ろす景色の先にには、新米のもみ殻を焼く煙たなびく、里山ならではの昔懐かしい風景に出会ったり、それはそれは楽しい半日であった。ただし、太ももの裏側あたりが少しだけ張っている(笑)

このイベントはただ歩くだけでなく、ノルディックウオーキングといって、スキーのストック状のノルディックを両手に持って、杖代わりにするのではない。ノルディックを持つことで両腕を前後に振りながらリズムよく歩く。これが狙いである。ところが、道具とは使う人の感覚でアレンジされるものだ。
さしずめ私などはつい杖代わりに、しっかりと大地を捉えて四つ足で楽に歩く感覚を求める。そうすると上り坂は楽になる。「そうじゃないんよ、こうするんよ」とか注意してくれる親切なご仁もいるが、私は私なりに、ノルディックウオークを楽しんできた。

フジバカマに群れるアサギマダラとの遭遇もあった。体育の日、身体を動かす習慣が少しでも広がることを期待したくなる。
そして集合の受付でもらった、健康維持を目指す数枚のリーフレット。その中の一枚に目が行った。

            コロナに負けない身体づくり
   ~免疫力アップ・筋力アップ・スマイルアップ~

        令和4年度 岩国地域部会スローガン なのだそうな。今日も楽しい秋の一日、ちょっと得した気分!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「スマホの利点を」

2022年09月26日 | 地域活動

             

ゆったりのんびりの休養をもらった昨日から、一夜あけたとたんに、身の回りにいろんなことが押し寄せてきて、能力以上の働きを要求してくる。それでなくとも固くなりかかった脳ミソは、気持ちとは裏腹になかなか指示通りには動かない。ついつい優先順位を付けて、どっちゃでもいいことは後回しにしたつもりがいつしか忘れてしまっている。まあ、忘れてしまっても支障を来さないことは、ある意味不要なことだともいえる。ただし、忘れることで義理を欠く結果になることもあるのが厄介ではある。

過去1週間から向こう1カ月くらいのスパンで、やるべきことの整理をしてみた。パソコンで整理しながら優先順位をつけるのだが、最初のうちはある程度時系列に順番よく並んでいる。何項目か計画を立てるうちに頭の回線がこんがらがってくる。いつしか時系列も順番も後先ごっちゃになっている。先日の会議の議事録や打合せのまとめ程度なら何とかなるが、明日以降の計画的事柄となると「相手」がいるわけで、こちらの思い通りばかりにはいかない。

パソコン画面に項目を並べておいて、一つ一つ相手の意向を確認したり相手の都合に合わせたりして実行ステージまでこぎつけるのが大変である。こんなとき有り難いお助けマンが、電話掛け放題のスマホである。相手の意向を確かめる長電話も、言い忘れ・聞き忘れの確認電話も、料金気兼ねなしにお話しできるという有り難いシステムを最大限活用させてもらっている。

ただ思うのは、これほどの時間を地域活動に費やすのなら、自分のやりたいことがどれほど前に進められることか、と思いながら「バッカだね~、いつまでこんなことやってるの??」という自分の声が自分の耳に聞こえてくる。でもね、引き受けてしまったからにはね、オレがやらなきゃ誰がやる?
心配せんでも周囲には、こんな古い脳ミソより遥かに柔らかくて新鮮で、何でもサクサクこなせるお方は多いのにね~。「あいつがやりたがっているのだから任せときゃいいさ・・・」てなことになっているんじゃろうね~。

どんなにあれこれやったって所詮自己満足の世界。だれも褒めちゃくれないけど、無責任に放り出すわけにもいかないし。ま、考えてみれば「ついに出来なくなりました」と自らギブアップする日が目に見えているのだ。それまで「枯れ木も山のにぎわい」で、迷惑掛けない程度に経験則を頼るとするか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「3年ぶりの・・・」

2022年08月04日 | 地域活動

  
 3年振り開催の竹細工教室、やや緊張の開会式        先ずは竹に触れる、切ってみる

ここ10年ばかり続けて来た、地元にある二つの小学校対象の「夏休み竹細工教室」。過去2年は新型コロナ感染対策で中止を余儀なくされた。
今年も早くから「やるか、やらないか」「出来るか、出来ないか」など校長先生はじめ学校サイドの意思確認。準備お手伝い指導する私たち地区社協の内部意見を調整しながら、楽しみと不安に悩まされる中でこの日を待った。一方で準備だけは早くから確実にやってきた。

一つの小学校では夏休みに入る前後から、児童や教職員にコロナ陽性者が見つかるに至って、止む無く中止となった。
従来は、4・5・6年生全員を対象に、夏休みの登校日を活用した学習の一環として行われてきただけに、3年振りの実施を期待したが果たせなかった。今ひとつの小学校は、1年生から6年生まで全員を対象に希望者を募って、夏休み自由研究として参加せていた。低学年は保護者の同伴をお願いもした。
ところが今年は、先ず一番は多人数を避けるという大義名分のもと、5・6年生の希望者だけを対象に絞り込んだ。
そんなわけで、参加児童は全部で9人。指導に当たる我々は18人という、徹底した指導体制で臨めたのは、子どもたちにとってはよかったかな。

  
   やって見せ言って聞かせてさせてみる   「ワ~~飛んだ~」自分で作った竹とんぼに歓声を

竹細工の基本は「切る・割る・削る」であることを体験してもらう。次いで小さい細工の部分は「やって見せ、言って聞かせてさせてみる。そして褒めてあげる」を実践して「炙る・曲げる」作業へ進ませる。
自分の手の動きで段々作品の形が見えてくると俄然力が湧いてくる。頑張る。5年生がガリガリトンボ、6年生が竹とんぼ。と決めていたが、人数が少なかったので、全員両方の作品に挑戦してもらった。いずれも器用に仕上げた。自分の作品を飛ばしてみる。「ワ~~飛んだ~」「うまく回ったよ!!」歓声が講堂に響き渡る。

汗をふきふきの暑さも、竹取物語の苦労も吹っ飛ぶ瞬間である。暑かった、疲れた。それ以上の満足感を子どもたちから与えられた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「海の日!」

2022年07月18日 | 地域活動

              
                      地元主催の少年ソフトボール大会

今日は海の日。全国各地で海にちなんだお祭りや海洋保護活動など、色んなイベントが催された。
海の日とは、「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」という意味があるとされている。
「海の生き物によって食べ物を確保できること」「海を渡って安全に物や食べ物を運ぶことができることに感謝しましょう」という意味が込められているという。

私たちの地域活動も毎年この日は、「海の日キャンペーン」として地域に面した瀬戸内海沿岸の漂着物除去、いわゆる海岸清掃に取り組んできた。
市内でも有数の長い白い砂浜に打ち寄せる大小の漂着物は半端ではない。近年の世界的な問題となっているプラスチック海洋汚染・磯焼けによる藻場の減少などの対策の一助になればと10数年続けて来た。

ここにきて、熱中症対策がクローズアップされていることと、暑さの厳しさを考慮して一昨年から海岸清掃の見直しをした。
小学生から高齢者まで幅広い年齢層が集う地元の大きなイベントである。長く続けるためには暑さを避けよう、「海の日キャンペーンを改めよう」と衆議一決。11月第1日曜日に変更した。涼しさのある秋は作業効率が高く、人数の割には実績が上がることも発見した。

そうしてこうして今年の海の日は、地元で青少年健全育成の一翼を担う❝ 灘リーグ少年ソフトボール大会 ❞が、近隣の20チームを集めて行われた。
ささやかな助成をしている我が地域活動にも、開会式へのご招待が寄せられる。子どもたちの必死な姿、それを精一杯応援する指導者や保護者の熱い姿勢を見たくて出かけた。あいにくの曇り空で途中降雨中断を挟みながらも、なんとか無事に終えるのを見届けた。

ちなみに、昨年までは孫君が張り切っていたこの少年ソフトボール大会。今年は中学生になって彼の姿はないが、やっぱり応援したくなる海の日のイベントである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「竹取物語」

2022年07月11日 | 地域活動

    

竹取物語と言えば、森の中に住んでいる翁と媼が、ある日一本の竹の根元が黄金に輝いているのを見つけてナタで竹を割る。そしたら、中から素敵お姫様が出てきたという「かぐや姫」のお話しが一般的である。ところが、今どきの竹取物語はいささか内容が異なる。

直径20cmもあろうかという孟宗竹を、チェーンソーでぶった切る。もちろん、あらかじめ倒れる方向を考えてロープで縛ってからチェーンソーを当てる。竹の根元が黄金に輝くわけもないし、お姫様が出てくるような優しい話ではない。そもそもこの暑さの中で何ゆえにこんなドデカイ孟宗竹を切るのか。
夏休みを迎える小学校高学年の希望者を集めて「竹細工教室」を開く材料としての竹の調達である。

地域活動の一つ「青少年育成・伝統文化の継承」という大義名分のもと、身近にある竹を使っておもちゃを作って遊ぶという、昔遊びの伝播と、手先を器用に動かす訓練の一つという狙いもある。
先ずは学校サイドの意向を尋ね、校長ほか教職員にやる気があれば、我々地域の高齢パワーが束になってお手伝いをするという構図である。過去2年、コロナ感染対策でやむを得ず中止としてきた。

3年ぶりの実施に向けて、先ずは指導者を集めた講習会を開く。カッターナイフの使い方、竹を薄く削る安全なやり方などなど、踏むべき手順を踏んで、安全に楽しく工作をするための、指導に当たる我々にも予習は欠かせない。そんなことで今日は竹の切り出し、つまり竹取物語の実演である。
それにしても暑かった。絞ればタオルもシャツも汗が滴る。こうして本番を待つのだが、ここんところのコロナ感染拡大は微妙な影を投げかけている。出来ることならやりたい。子ども達の笑顔と歓声を身近に感じられるのは、高齢パワーの源になるというものだ。と言いつつも、コロナには勝てないしね~。さていったいどうなるかね~。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

横幅を広げる

一行の文字数を増やしたい