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ヱビスビール記念館@ 恵比寿ガーデンプレイス内

2014年09月26日 09時06分18秒 | 博物館

ヱビスビール記念館@ 恵比寿ガーデンプレイス内

 

2ヶ月ほど前に調べ事があって恵比寿に行き、面白い街と思って何度か訪ねた。

渋谷・代官山・白銀台・広尾などに隣接しながら、下町的な雰囲気を残した家や店が多い。

サッポロビール工場跡地の再開発事業として、1994年(平成6年)に開業した「恵比寿ガーデンプレイス」により大きく変貌したようだが、駅前には立ち飲み横町なども有って楽しい。

路地裏歩きをしていたら、ガーデンプレイスにたどり着いた。

 

開業して20周年を経過、混雑も無く建物や庭木も馴染んでいる。

奥まった場所に「ヱビスビール記念館」と云うのを発見。

入り口の“入場無料”の看板に引き寄せられて入ったが、地下2階、天井も高く豪華な雰囲気だ。

受付で「約40分間のガイドツアーが間もなく始まります、料金は500円ですが、2種類のビールの試飲が出来ます」とのことで、どの様なものか申し込んでみた。

待つほど5分、「ブランドコミュニケーター」と呼ばれるお嬢さんの案内で、ツアー開始された。

このミュージアムはヱビスビール生誕120年の記念日に当たる2010年2月25日に、「ヱビスビール記念館」として誕生したこと。

1889年(明治22年)に畑や山林が広がっていたこの地に醸造場が完成し、1890年に「恵比寿ビール」が発売されたこと。

 

当時のビールは今よりとてつもなく高価だったこと、瓶も現在の倍以上大きく、口金はワイの様なコルクであったこと。

 

普及の為に銀座にビヤホールを開業し、つまみがスライスした大根だったこと。

 

「恵比寿」という地名も、駅の名前も、実は、ヱビスビールからきていること。

 

 

などなど、ヱビスの歴史や秘話を目と耳から体験出来た。

 

博物館ほどではないが、多くの資料が展示されていた。

 

ツアーの締めは、中央のホールで2種類のビールの試飲。

 

テーブル中央に、小麦とホップが入った小さなケース。

小麦の焙煎の程度によって味や香り色などが異なったビールが出来るとのこと。

 

 

高度な技術を会得したバーパーソンがタップから注ぐビールはきめ細かな、クリーミーな泡。

最後の一滴までしっかりと味わうことが出来る。

 

缶ビールを美味しく飲む注ぎ方も披露してくれた。

三段階に分けて注ぐ方法で、これを知ればれば、缶ビールもかなり美味しく飲める。

 

単純ですが、一気に「エビス」のファンになりました。


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