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東慶寺の花まつり@鎌倉市山ノ内1367

2019年04月11日 19時29分50秒 | 彫刻家 後藤清一
東慶寺の花まつり@鎌倉市山ノ内1367





「北鎌倉」の駅からほど近い東慶寺は、江戸時代には「駆け込み寺」の尼寺として名高かった。
今は男僧の寺として四季折々の花で彩られる名刹。


4月7日(日)「大佛茶廊」を訪ねる前に東慶寺に立ち寄った。
この日の最高気温は20℃に達し、はや初夏の感じ。
青空が天まで届くような好天であった。




境内の石仏に竹製の花立が供えられ、菜の花などが挿されてある。


東慶寺ならではの佇まいだ。




書院では「おやこ論語塾」が開かれていた。




東慶寺では年間を通して、座禅会・写経・茶道・香道等の体験教室が開催される。




本堂前の石塔と枝垂れ桜。
名残の花が僅か、大方は散ってしまった。




本堂の右奥に「水月堂」が在り、拝観は予約制。



水月観音像と後藤清一さん作の「誕生仏」が祀られている。


本堂では「おやこ論語塾」の受講者が本尊前に正座していた。
花御堂の中に甘茶の入った水盤と誕生仏が祀られ、和尚さんが「般若心経」を読経し参拝する姿が。




花御堂の誕生仏は10センチ足らずの小金銅仏。



家に戻って東慶寺のHP に掲載されている昨年撮影と思われる写真からの転載。
白鳳仏らしい、愛らしいお姿。




「松ヶ丘宝蔵」
春季特別展「東慶寺蒔絵展」2月1日(金)〜5月6日(月・休)。




東慶寺の墓地は著名な人たちが多い。
五輪の塔・宝筐印塔だけなども多く、個人名を特定するのは難しい。




文芸評論家・小林秀雄(1902- 1983)の墓。





小説家・田村俊子(1884 – 1945)の墓。




「やぐら」と呼ばれる岩盤を切り抜いた鎌倉時代の納骨施設や供養塔・石仏などを安置した窖も在る。




墓域の中腹から、道路を挟んだ円覚寺の峰の桜と新緑。
円覚寺山頂から東慶寺の堂宇の眺めも格別だ。

●4月8日はお釈迦様のお誕生日とされ、宗派に関係なく「花まつり」としてお祝いされる。
「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)「浴仏会(よくぶつえ)」等と寺によって呼び名はいろいろ。
花で飾った小さなお堂(花御堂)の中に甘茶の入った水盤を置き、右手で天を指し、左手で地を指して「天上天下唯我独尊」と称した、釈迦誕生の像(誕生仏)を祀る。

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