大宝蔵院 ＠法隆寺

大宝蔵院 ＠法隆寺



聖霊院の東に建つ綱封蔵（こうふうぞう・奈良時代～平安初期の倉庫）の脇の小道を入ったところに百済観音堂および東宝殿、西宝殿からなる大宝蔵院 が1998年（平成10年）に建設された。










まさに、法隆寺の宝物館と云えるが、照明や陳列も工夫が凝らされている。
百済観音堂を中心とする東西の宝蔵には、有名な夢違観音像（白鳳時代）・推古天皇御 所持の仏殿と伝える玉虫厨子（飛鳥時代）・蓮池の上に座す金銅阿弥陀三尊像を本尊と する橘夫人厨子（白鳳時代）をはじめ、中国から伝えられた白壇造りの九面観音像など国宝ばかで、しみじみ観ていたら、時間にきりがない。
先人の、限りない信仰心の為せる技は感嘆するばかり。





(金堂の阿弥陀佛と薬師如来・四天王）


（瓦と云えど、素晴らしい）





（撮影は出来ないから、ガイドブックとの写真を張り付けてあります）

法隆寺境内

法隆寺境内




金堂




五重の塔と頂上の水煙


金堂内、6号壁上部




金堂天蓋と木彫の楽人像。
堂内は薄暗いから、この様に確認するのは難しい。



多くの部材が修理されながら永らえてきた。

法隆寺は飛鳥時代の姿を今に伝える世界最古の木造建築として広く知られている。五重塔と金堂を中心とする西院伽藍と夢殿を中心とした東院伽藍に分かれている。境内には飛鳥時代の建物を始め各時代の建築物が軒を連ね、金堂の釈迦三尊像や薬師如来坐像、百済観音像や夢殿の秘仏・救世観音像など国宝や重要文化財だけでも190件、まさに仏教文化の宝庫だ。

歴史書や図録も数多く出版されているが、訪れる機会は少ない。
修学旅行のメッカでもあるから、その時だけと云うこともある。
僕も奈良や京都には随分通ったが、30年位前に一度だけ。
今回の旅は、法隆寺が原点との気持ちが始まり。

聖徳太子が建立以来1400年、詳しいことは分からないまでも、先ずはじっくりと拝観することに。

法隆寺への道

法隆寺への道






四十数年前にご縁があって、骨董古美術の世界に入門した。
それが故に、世界が広がって楽しい人生を送れたことを嬉しく思い感謝している。日本の原点は奈良や京都と思い、随分通った。
奈良のお寺さん廻りもしたが、京都と違って交通の便が良くない。
従って、訪ねる寺も限られる。
今回は奈良市内に3泊するから、今までよりは滞在時間も長い。
飛鳥、斑鳩の地を巡るのが目的だが、先ずは、聖徳太子ゆかりの法隆寺に。

前回は30年前頃に、京都から近鉄奈良に、更にバスで行った。
今回は三宮のホテルを7時30分に発ちＪＲで大阪駅に。
ＪＲ大和路線、生駒山系を通過し大和川の流れを見ながら谷合を進む。
法隆寺駅に到達する僅かな時間は期待感が盛り上がった。






駅前で貸自転車を借りたが、松林の参道まで自転車でも15分以上はかかる。
12月ともなると、観光客も少ない。

ベトナム料理・ダン★カフェ＠神戸三宮

ベトナム料理・ダン★カフェ＠神戸三宮






コレクションの幾分かを拝見したところで、食事に行くことになった。
Ｈさんのお宅は神戸市の西区、阪急ブレーブスの本拠地の近く。
阪急、今はオリックスだが、今でもイチローは英雄のようだ。
大きなポスターなどが見かけられる。

神戸市営の電車で三宮に。






ガード下に、延々と続く商店街も楽しい。



三宮から元町にかけての夜の街をぶらぶら。
何処にしましょうと問われたが、お任せすることに。

神戸は和洋・中華なんでも有利だから、迷う。
ベトナム料理は？と云うこと。
今年の6月に行ったばかりなので、懐かしくもあった。

メニューもいろいろ。








タイやベトナムなど東南アジアの料理は、甘・辛・酸・塩・苦。更には香草の香り。
それらが混然一体となり、更には彩も良い。

十二分に満足しました。

H氏コレクション

H氏コレクション












以前に水戸に在住し、現在は神戸に住まわれているH氏とホテルで待ち合わせる約束だった。
車に乗せて頂きご自宅に。

コレクションは世界的なモノと自称されている。
来年のカレンダーはそれらで埋め尽くしたもので飾るとか。
楽しみである。

其の幾分か拝見させて頂いた。

スカイマークで神戸に

茨城空港から神戸に







正倉院展を見逃してしまったが、やはり、奈良に旅したいと思った。
通常なら京都に宿を取り、奈良に入る。
今回は、奈良に泊まって飛鳥・斑鳩・平城宮跡を丹念に観たいとの願い。

茨城空港発の神戸便を試してみることに。
新幹線利用より早くて安い。

自宅を10時半に出て11時半前には空港着。
12：05発で神戸着が13：30。
ポートライナーで20分足らずで三宮に。













茨城空港の利便性を有り難く思った。
頑張れ、スカイマーク。