怒りのブログ

憤りを言葉にせずになんとしようか。

キーボー島から見る情報教育

2007-03-03 10:25:53 | 教育
スズキ教育ソフトさんのHPが提供するサービスに、「キーボー島」というタイピングマスターサイトがある。
学校のクラス単位で登録申請して参加できるシステムだ。
上位レベルで融通の効く「キーボー島DX」もある。

今年度も登録してクラブ活動で使った。

一太郎スマイルなどのタイプソフトもあるのだが、こちらの方がタッチタイプを意識する上で優れている。
スモールステップで臨めるのがよい。

スズキ教育ソフトさんは前任自治体からのおつきあいだが、頑張っている方だと思う。
(いろいろケチをつけさせてもらっているのだが・・・。)

私の情報教育に対する視点は、現在の学校システムへの適合性に関して、その展望はたいへん悲観的なのだが、メーカー的にはがんばっているところがあるということは大切にしなければならないと考えている。

情報=PCとなるのはご時勢なのだろうが、これからは携帯やSNSなどにも対応しなければならなくなるだろう。
タイピングばかりやっているとサルになるよという意味で、現任校を見る限り、先行き暗いなと・・・。

ま、「総合的な学習の時間に適当にやっといてね」の情報教育になってきたということは、そろそろ食い尽くされた感があるということだ。
そろそろ底だね。小学校情報教育。(もともと浅かった)

次は英語か?食育か?

にほんブログ村 教育ブログへ

異動先は情報教育指導者育成と言う意味で都内トップレベルにあるらしい。
どうなることやら。

最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
底まで頑張ってくれる姿勢に感謝 (はたやん)
2007-03-03 14:36:17
高校で「情報」を担当したころの印象として、生徒には次の3タイプが存在しました。

・既に到達
 学校あるいは個人で、要求レベルを既に満足。

・発展途上
 授業で触れた機会が少なく、腹を空かせた状態。
 ここが大多数。

・未着手
 授業で触れられたことがなく、個人でも機会がない。

毎年、高校入学時点で「キーボードに触れたことがない」「授業で使わなかった」「授業は3年間で数回」という生徒も多数いたため、1年次は教科書学習以前に「底上げ」の感がありました。

それだけに、小学校で基礎の入り口を確実に経験させてくれることは、確固たる土台を築いていただいたということで感謝感謝です。

そうなると今後の課題は、中学校・高等学校で彼らのレベルをカバーできる教員の確保ではないでしょうか。

生徒への学習指導にあわせて「教員も底に到達」ということのなきよう、様々な角度からアプローチする必要があると思うのです。
そこに、「パソコンを使えるようにするだけではない」情報教育の幅広さ、奥深さがあるのではないでしょうか。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。