漫画家アシスタント物語

漫画家アシスタントの馬鹿人生40年と、リタイア後のタイ移住生活。

漫画家アシスタント 第8章 その55

2011年09月13日 15時30分28秒 | 漫画家アシスタント

 ( この写真は、最近改装工事が終わった池袋の西口前です。以前ここは、タクシー乗り場やバス停だった
  のですが、今では広場の様になりました。写真を左手に進むと北口があり、さらに線路沿いに進むと私の
  お店がありましたのです・・・・・・。《 20011年8月、撮影 》 )
  
  
  【 はじめての方は、どうぞ 「第1章 改訂版」 よりご覧ください。 】

 
 
                  その55  
  
      《 漫画家アシスタントが・・・経営限界に・・・!? 》
 
 
2008年4月にこのブログを書籍化した本( ※参照 )が出版され、初版が1ヶ月で完売し翌月に
は3万部の増刷・・・・・・・などという奇跡が起こるわけはなく・・・・・・・・
 
やっとこさっとこ出版にこぎ着けたものの、売れ行きはイマイチで・・・・・・出版後から
もう3年以上になるのに、まだ初版本が売れ残っている有様です。
 
この単行本にも書いてあるのですが、本の印税のほとんどはJ先生( ※参照 )への古い借金返
済に消えてしまいました。
 
ただ、運良く去年( 2010年9月 )コンビニ販売専用として改めて出版された時の印税( お礼金
20万円ほど )が入ったのは嬉しかったですが・・・・・
 
もっとも、このブログを読みながら単行本の印税というものが相当高額なのだろう・・・・
・・・などと考えている方々の期待と夢を裏切る様で、大変に心く・・・・・るしくなく・
・・・・気持ち嬉しいのですが・・・・・・。
 
さて、私の方はブログの書籍化からラジオ出演( ※参照 )、旧作の「 覇王の船 」の単行本
「 蟹工船・覇王の船 」の出版と絶好調だったのですが・・・・・お店( ※参照 )の方は、
相変わらずの低調でした。
 
お店で一番の人気マッサージ師サニヤさん( ※参照 )とも別れの時がやってまいりました。
  
彼女の事は以前、ライバルとの争い事から相手がお店を辞め、仕返しに大勢のスタッフを
引き抜きにかかった件で書かせていただきました。( 「 第8章、その24 」 )
 
うちのお店にとってはナンバーワンの大黒柱だったのですが・・・・・これも些細な事が
契機となって関係が破綻します・・・・・・・
 
毎日、マッサージのスタッフたち( ※参照 )を疑いの目で見ていたママさん( ※参照 )は、す
っかりお店の経営に疲れていました。
 
 「 このコ( マッサージ師 )が携帯で話しているのは、他のお店のオーナーだわ・・・ 」
  ( 以下、タイ語による会話 )
 
とか・・・・
 
 「 彼女は独立するために、お店のお客さんを皆連れて行ってしまうつもりかも知れ
   ない・・・・・ 」
 
さらには・・・・
 
 「 あの二人は仲が良すぎる・・・きっと、一緒に他の店に行ってしまうかも・・・ 」
 
等々・・・・・疲労と疑惑ですっかり笑顔も消え、顔つきまで昔とはすっかり変わってし
まいました。
 
いつも、怒りっぽくなり些細な事でも大きな声で怒りを爆発させる様になります・・・・
・・・そして結局最後のセリフが・・・・・
 
 「 もうお店を止めたい・・・・・ 」
 
そんな時に、サニヤさんが自分の荷物を整理しているのを見て・・・・・
 
 「 サニヤはお店を止める気でいるのよ・・・・・ 」
 
と、疑念を抱いたわけです・・・・・( 過去の経験からそう思うので、あながち疑り深いと
もいえませんのです )
 
数日後には、その疑念が確信に変わります・・・・・二人の関係は口も利かない冷たいも
のになっていました。
 
 「 毎日、常連客の携帯番号を調べて、全ての客を持って行ってしまうつもりよ! 」
 
疑惑と困惑・・・・・しかし、それでも・・・・・まだ・・・・・
 
ここで、充分に話し合いが出来ていれば誤解の解けたと思うのですが・・・・・すでに、
お互いが相手の言っている事をまるで信じないのですから、会話が成立しません。
 
決定的な事件はサニヤさんへの指名電話があった時に起きました・・・・・
 
 「 明日の夜・・・・・サニヤさん、指名でお願いしたいんですが・・・・・ 」
 
常連のお客さんからの電話に・・・・・ママさんは、もうサニヤさんが止めるのだと決め
つけ( まだ、仕事をしているのに )・・・・・
 
 「 サニヤはもう辞めましたよ 」
 
ママさんは、常連客とサニヤさんが接触するのを恐れてウソを言ったのです・・・・・・
 
そして、この事はすぐにこのお客さんからサニヤさんの携帯に連絡があり、バレテしまう
のです・・・・・・・
 
 「 ママ! なぜ、私が辞めたなんて嘘を言うのよッ! 」
 
ここで、素直にママさんが謝っていれば良かったのですが・・・・・・これが女の意地と
いうものなのか・・・・・・
 
 「 私は知らないわよ、そのお客さんがウソを言ってるのよ! 」
 
と応酬したので、二人の関係は完全に終わってしまいました。
 
 
サニヤさんがお店を去る時に、そっと私に別れの挨拶をした時・・・・・・
 
彼女が前からお店を辞めるつもりでいたとは、とても思えないほど寂しそうでした・・・
・・・。
 
私がお店の経営を止めようと決めたのは、この少し後でした・・・・・・・
 
 
 
           「 漫画家アシスタント 第8章 お詫び状」 へつづく・・・・


               ★前の記事へ→ 「漫画家アシスタント第8章 その54」へ戻る 】




 【 ※参照 】
 ・書籍化した本・・・・・拙ブログ「漫画家アシスタント物語」をマガジン・マガジン社が
  2008年4月に出版。現在も初版分を販売中。
 ・J先生・・・・・・・・有名漫画家、1966年、23歳で売れっ子作家に。70年には週刊連
  載6誌という逸話もある。現在は1誌に連載中。07年当時、64歳。
 ・ラジオ出演・・・・2008年7月、TBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」になぜかゲ
  スト出演。漫画家アシスタントの仕事について30分近くインタビューされる。
 ・お店・・・・・・池袋北口に開いたタイ式マッサージ店(04~09年)。2000年頃からの
  エスニックブームで、新宿、新橋、池袋などを中心にポツリポツリと開店し始
  めた施術院。(風俗店ではありませんが、盛り場辺りには、怪しげなお店も・・・)
 ・サニヤさん・・・・・仮名、26歳のアイドル風タイ人女性。私が経営したタイ式マッサ
  ージ店で指名№1の人気マッサージ師。
 ・スタッフたち・・・・・お店には常時3~5人のマッサージ師が待機。1日に1~3人の
  お客さんを施術。全員がタイ人女性でタイマッサージ学校を卒業・・・タイでは、
  めずらしくありません。日本人と結婚、就労の出来る在日ビザを持っている。
 ・ママさん・・・私の妻。タイマッサージ店を切り盛りする。1995年、タイのチェンマ
  イ出身。1995年に結婚して来日、とても明るいが・・・いったん怒ると鬼より怖い。
  酒を飲んだら乱暴者。でも、タイマッサージの技術はピカイチ。



  
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 ★ このブログ「漫画家アシスタント物語」が書籍化! 
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 ★ 拙作、文庫本『 劇画 蟹工船 覇王の船 』も発売中!
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【 各章案内 】   「第1章 改訂版」  「第2章 改訂版」  「第3章 改訂版」
          「第4章 その1」  「第5章 その1」  「第6章 その1」
          「第7章 その1」  「第8章 その1」  「第9章 その1」
          「諦めま章 その1」   「古い話で章 その1」
          
「もう終わりで章 その1」 「移住物語 こりゃタイ編 その1」





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21 コメント

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ねこねこさん、ふじもんさん、コメントありがとうございました! (yes)
2011-10-04 16:44:49
 
 >ねこねこさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 >携帯の画面で、ニュースを見たり、無料ゲームに関心が移っ
 >てきているように・・・・
 
よく電車の中でモバイルを見ている(遊んでいる?)人を多く見
かけますね。
 
泥棒ごっことかカードゲームとか・・・・・日経新聞とか・・・・・・・・・・
 
私は、老眼なので・・・・・ちいさなモニターが苦手なので・・・・・たぶ
ん、携帯でネットを見ることはこれからもないと思いますが・・・・・
・・・・いや、ホント、老眼には辛いんです小さな画面が・・・・・・・。
 
 
 >ふじもんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 >誰でも自由に無料で扱う事が出来るんですよ。
 
私が20年前に多喜二の「蟹工船」を漫画にできたのも、その「バ
プリックドメイン」のおかげです。
 
当時は、ヤングJ誌では、近代文学を漫画化する企画がありまし
たのも、このおかげなのです。(人気は無かったけど)
 
私が子供の頃(昭和30年代)までは著作権なんてない(誰も知ら
ない)に等しい状態でした。
 
例えば・・・・黒澤明の映画などには、当時の流行曲が多く挿入され
ていますが、たいしたお金を払ってはいません(事実上、無許可!)
 
監督自身も「今の様に著作権料なんて払っていたら製作費がなくなっ
ちゃってたよ」などと語っていたかと思います。
 
実は・・・・私は、そんな時代が懐かしいのです・・・・今は、細かい事に
せち辛すぎて息が詰まります。
 
今現在、生きて創作している人の作品をパクれば確かに「盗作」だと
思いますが・・・・

死後に真似された作者が、墓の下から・・・・
 
 「か、金~~を~~~出せ~~~~ッ!」
 
・・・なんて、ホント、ホラーですよ! 
 
50年近く前にディズニーが手塚先生のアニメを「盗作」だと非難し
たり、手塚先生が、トキワ荘の若い漫画家たちに「真似するなら金
払え」なんて言っていたら・・・・漫画文化なんてどうなっていたこと
やら・・・・・・
 
 
返信する
Unknown (ふじもん)
2011-10-03 01:22:38
>ねこねこさん
>夏目漱石や芥川氏のの名作シリーズも、なんだかただでパクラレて、勝手に漫画化されているみたいです。

両氏とも死後五十年を経過して著作権は失効してパブリックドメインになっていますので、誰でも自由に無料で扱う事が出来るんですよ。
http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime3.html
返信する
Unknown (ねこねこ)
2011-10-02 23:20:50
そういえば、夏目漱石や芥川氏のの名作シリーズも、なんだかただでパクラレて、勝手に漫画化されているみたいです。

出版物からTVへ、そのTVも見ない人が増えてきて、携帯の画面で、ニュースを見たり、無料ゲームに関心が移ってきているように感じます。
返信する
ふじもんさん、コメントありがとうございました! (yes)
2011-10-02 04:52:01
 
 >三一書房の名を使って、とにかくメチャクチャな事をやっ
  ているそうです。
 
以前、10年ほど続いた労働組合と会社との戦いの時に、出版物の
倉庫を確保した組合側が細々と私の本を販売してくれていたこと
があります。
 
でも本社(会社側)の方に私の本を問い合わせると・・・・
 
 「絶版になってます」
 
と、情けない対応をしていたのです。(私の本は組合が管理して
いた)
 
今でも、あの会社は分裂していてるみたいですね・・・・
 
私の知る編集員(組合員)は、本当に気骨のある人たちでした。
 
私が「サイコホスピダー」を描いている時に、編集員氏にこんな
質問をした事があります・・・・
 
 「ここは、左翼系の出版社だからいろんな団体がうるさいんじ
  ゃないですか?」
 
 「いえ、全然。 うちにはそんなの(街宣車など)来た事ない
   ですよ」
 
 「え~、そうなんですかァ?」
 
 「うちに来ても、徹底的に戦いますからね。来たって金には
   なりませんから来ないんじゃないですか!」
 
私は、それ以来、街宣車が来るマスコミ関係や会社は、結局いく
らかのお金を払った事があるんじゃないかと疑う様になりました。
 
 
返信する
三一書房 (ふじもん)
2011-10-01 19:01:12
>三一書房と云えば昔は気骨のあった会社だったのですが・・・・今は、
>いったい何をやっているのやら・・・・

ニュースソースにこうありますが

>三一書房の関係者らによると、同社の岡部清・前代表は昨年9月、
>凸版印刷子会社のデジブックジャパン(東京)に対し、三一から出版された本を電子書籍化し、
>販売を委託する覚書を交わした。

この岡部前代表というのがとんでもない男のようです。

ツイッターで教えてもらったのですが、以下引用します。

>岡部社長の主張は
>「自分は悪くない。悪いのは自分以外の仕事のできない社員。
>だから自分に負担がかかり、鬱になった。
>そもそも力のある著者なら、契約不履行にされたら、
>契約を自ら破棄して他で出せばいい。
>他で出してもらえないからそれをしないのだ。悪いのは自分ではなく、
>著者だ、社員だ!」と。
http://union31.blog15.fc2.com/blog-entry-72.html

この前代表が三一書房の名を使って、とにかくメチャクチャな事をやっているそうです。

現在は前代表の旧三一書房と、新しい経営陣の新生三一書房に別れて、旧三一書房が無断電子書籍化販売と言う犯罪をやってしまったようですね。
http://union31.blog15.fc2.com/blog-entry-77.html
返信する
ふじもんさん、コメントありがとうございました! (yes)
2011-10-01 17:09:00
 
 >著者に無断で電子書籍化200点・・・・
 
「三一書房」の件、お知らせいただきましてありがとうございま
した。
 
私は、こんな事が起こっていたのをまったく知りませんでした。
 
三一書房と云えば昔は気骨のあった会社だったのですが・・・・今は、
いったい何をやっているのやら・・・・
 
 >yesさんの著作は大丈夫だったのでしょうか?
 
たぶん・・・・まったく・・・・大丈夫だと思います。
 
20年前の、まったく売れない漫画でしたから・・・・三一書房にとっ
ては、「まったく大丈夫ではない」漫画だったので、今回に件に
関してはデジタル化にかすりもしなかったと・・・・つまり・・・・
 
まったく大丈夫だと・・・・・
 
・・・・・・はい。
 
(件の販売店で検索しても、私の名前「yes」の「イ」の字もあり
ません・・・・なぜか淋しい)
 
 
返信する
Unknown (ふじもん)
2011-09-30 20:28:17
著者に無断で電子書籍化200点 三一書房が販売委託

 創業60年を超す東京の出版社、三一書房の前経営者が、著者の許可を得ぬまま、200点以上の作品を電子書籍向けに提供していたことがわかった。大手の電子書籍販売サイトで半年以上にわたり販売されていた。書籍の電子化でコンテンツ獲得競争が熱を帯びるなか、出版業界の古い体質のほころびが露呈した。

 三一書房の関係者らによると、同社の岡部清・前代表は昨年9月、凸版印刷子会社のデジブックジャパン(東京)に対し、三一から出版された本を電子書籍化し、販売を委託する覚書を交わした。

 だが、その約230点の書籍の大半で、著者の承諾が得られていなかったという。シャープなどが運営していた「ツタヤ・ガラパゴス」(現「ガラパゴス・ストア」)では昨年12月から、ソニー運営の「リーダーストア」では今年春ごろから、これらの未承諾の電子書籍が販売されており、9月に停止されるまで約80万円の売り上げがあったという。

http://www.asahi.com/national/update/0930/TKY201109300253.html?ref=rss


三一書房と言えば確か、yesさんが原作者とトラブルになったあの本の出版元だったと思いますが、yesさんの著作は大丈夫だったのでしょうか?

返信する
ジョンさん、コメントどうもありがとうございました! (yes)
2011-09-30 02:32:02
 
 >「次回作の準備は出来ていますか?リベンジしましょう」
 
作り手の気持ちを察してくれている編集さんの様でなによりです。
 
私にとって「ヒット作」はSFの様な・・・・遥か遠くのこだまの様な
話なのでピンと来ませんが・・・・
 
ジョンさんが、どんな雑誌でどんな「リベンジ」をするのか楽し
みにしております。
 
連載が始まる時には、是非、お知らせください!
 
 
返信する
Unknown (ジョン)
2011-09-29 18:10:41
本ブログと書籍の価値は、まんが道を歩いた人間にしか分からない部分があると思います。売れ行きとは別の価値です。

私事ですが、連載の打ち切りをくらった後、編集から「次回作の準備は出来ていますか?リベンジしましょう」と言われた時、大変に嬉しく思い、まだまだ漫画を続ける気力が湧いてきました。充電して次こそはヒット作をと、思いを新たにした所です。
返信する
ももりんさん、ふじもんさん、コメントありがとうございました! (yes)
2011-09-27 04:16:48
 
 >ももりんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 >小田急の「ドラえもん列車」が・・・・
 
どうもふじもんさんの指摘の様に、「静香ちゃんのポーズ」と
いうのは無関係の様ですが・・・・。
 
以前は飛行機の機体のペインティングやビルの装飾など、派手
なものは沢山あったと思いますが・・・・そうしたものも御上のお
許しを頂いていたのでしょうか・・・・。
 
 
 >ふじもんさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 >東京では広告を出す際も、都知事閣下の御許可が必要と・・・・
 
「東京都屋外広告物条例に違反」についてのご指摘、ありがとう
ございました。
 
都痴事閣下やらお役人様やら、いまだに封建時代が続いている様
な・・・・・・というか・・・・・・だんだん退化していく様な・・・・・・
 
いずれ奴隷制社会にでも転落していくのではないでしょうか・・・・・・。
 
 
返信する
Unknown (ふじもん)
2011-09-26 01:40:48
小田急の「ドラえもん列車」、都条例違反 事前申請怠る

 小田急電鉄は22日、「ドラえもん」など漫画家藤子・F・不二雄さんのキャラクターで車両を飾ったラッピング列車が、東京都屋外広告物条例に違反していたと発表した。10月から運転を取りやめるという。

 列車は10両編成の車両の外側に、ドラえもんやパーマン、キテレツ大百科など10作品のキャラクターが描かれたシートが前面と左右両面に貼られている。小田急線全線で8月3日から、1列車を運行していた。

 都によると、商業広告でなくても、絵や商標、シンボルマークも「屋外広告物」に該当する。事前に都に申請し、許可を得る必要があるが、小田急は申請手続きをしていなかった。また、条例では車体の外側を利用する場合、広告の面積が全体の10分の1以下になるよう決めているが、キャラクターや虹などの絵はシート全面に描かれていた。
http://www.asahi.com/national/update/0922/TKY201109220468.html


この都条例は漫画等を規制する東京都青少年健全育成条例ではなく、東京都屋外広告物条例です。
http://www.toshiseibi.metro.tokyo.jp/kenchiku/koukoku/kou_jourei.htm

東京では広告を出す際も、都知事閣下の御許可が必要と言う事だそうです。

世界一アホな首都かもしれません。
返信する
ドラえもん列車 (ももりん)
2011-09-24 21:08:13
小田急の「ドラえもん列車」が都条例違反で、あと6日で取りやめになるそうです。

静香ちゃんのポーズが、青少年健全育成条例に違反しているらしい。
返信する
海坊主さん、コメントどうもありがとうございました! (yes)
2011-09-24 05:19:39
 
 >20年ぶりの大型台風の上陸・・・・・
 
この日、Jプロの仕事場から自宅(埼玉県蕨市)に帰るのが大変で
した。
 
まず第一にマンションから目白駅までまともに歩いて行かれま
せん。吹き飛ばされそうな強風・・・・雨でカサは壊れ植木や壊れ
た看板などが飛び交い、とてもじゃないが駅まで歩ける状態で
はありませんでした。
 
同じ様に目白駅へ向かうスタッフと一緒に近所のスーパーの軒
下で、しばらく嵐が過ぎ去るのを待つことに・・・・
 
バイクが風にあおられて転倒しそうになったり、通行人のカサ
が吹き飛んだり、猛烈な風雨を眺めながら待つこと40分・・・・
 
ウソの様に嵐が去ると雨もカラリとあがってさわやかな風が残
るのみに・・・・
 
やっと帰れると駅へ向かえば・・・・
 
電車が止まっていて目白駅から池袋駅地下をブラブラと2時間
ほど・・・・
 
東京がこれほど大きな台風に見舞われたのは久しぶりではない
でしょうか・・・・
 
 
最近は、夏休み以来、ネットゲームにはまって自宅に引きこも
っております・・・・台風のニュース報道もまるで他人事の様に感
じはじめ・・・・これは、嵐よりも危険な状態なのであります。
 
 
返信する
運命の不条理 (海坊主)
2011-09-22 07:39:39
20年ぶりの大型台風の上陸、関東直撃で3400万人都市、東京圏は大荒れとなってしまいました。

家の前の林も、悪魔の宴会のように、すごい音を立てて荒れ狂っていました。

台風では、6人死亡、7人行くえ不明となった。

川の様子を見に行った小川さんは、川で遺体で見つかり、3階の樋を直していた直司君も3階から落下。

バスの運転手は、道に垂れ下がった電線を手でどかして感電死。

バイクで川沿いを走っていた人も、そのまま川に落下。

前回の大雨でも、紀伊半島を中心に100人が亡くなったが、両方の合計120人は、3月の地震の時は生きていて、TVを見ながら凄い事件が起きたとひとごととして、画面を眺めていたことだろう。

昨日なくなった13人も、紀伊半島の大雨や土石流のニュースを見ていたと思われる。

おなじ年に自分も死ぬことになるとは、夢にも思わなかっただろう。

台風が来るたびに、運命の不条理を感じざるを得ません。
返信する
灰色ねずみさん、コメントどうもありがとうございました! (yes)
2011-09-22 03:03:49
  
「今週のお散歩」ありがとうございました。
 
 >右の路からスポーツ自転車が・・・・
 
・・・・って、危なかったじゃありませんか! ビックリしました!
 
たいした怪我でなくてよかったですが・・・一歩タイミングがずれ
ていれば・・・・灰色ねずみさんの車が血に染まっていたかもしれま
せん。
 
今年の日本は地震に津波に台風に、おまけに原爆(原発爆発)・・・
・・・と、ろくな事が起きてませんから・・・・。
 
どんなアクシデントが起こるか分かったものではありません。
 
次回の「今週の散歩」も、どうか「安全第一」でお願いいたし
ます!
 
 
返信する
今週のお散歩 (灰色ねずみ)
2011-09-19 14:14:54
9/18 五日市街道を通って、八王子めぐみ台に行ってきました。

高速で浦安から永福町まで25分で行ったのですが、ここから大渋滞で30キロと表示されていたので、八王子インターで降りるべきところ、高井戸インターで降りて、五日市街道をひた走りました。

途中、三鷹で「瑞鳳」という、旧海軍の航空母艦のような名前の日本料理店で昼飯。

「瑞鳳」by wiki

「太平洋戦争では、ミッドウェー海戦における主力空母四隻の喪失後に貴重な空母戦力として大型正規空母に伍して活躍。南太平洋海戦やマリアナ沖海戦、危険が多い硫黄島周辺海域での索敵などを歴戦した。」

その瑞鳳の仲居さんから五日市街道の旧道を通ると良いと教わり、旧五日市街道をいくことになったのですが、これが片道一車線、林や森公園が左右に見える、のんびりした道でした。

五日市街道 by wiki

「徳川家康の江戸入府後、五日市(現・あきる野市)や檜原から木材・炭などを運ぶために整備された街道。初期には「伊奈道」と呼ばれ、伊奈(五日市より少し東にある集落)の石材を扱っていた石工が江戸城修築のため江戸へ行き来するための道として発展したが、修築が終わり木炭輸送が主流になるにつれ伊奈と五日市の重要性が逆転した。

武蔵野台地の新田開発が進むと、多摩地域と江戸を結ぶ街道の一つとして発展した。」

松風園という養老院を過ぎると、道はさらにせまっ苦しくなり、車も時速20キロでのろのろと進むと、つきあたりが進入禁止。

ここで、つきあたりの右の路からスポーツ自転車が飛び出してきました。

そして、2メートル飛び出したところで、急ブレーキ。
すると、自転車は前輪しかブレーキが無いタイプらしく、後輪を天高く上げて、垂直に倒立しました。
まるで、逆立ちした八丈島のキョンのような、見事な試技でした。

このあと、ゆっくりと着地すればよかったのですが、足の短い30台ぐらいの小太りの男が、自重に耐えられず、頭から、パイルドライバーのように地面に落下したのです。

眼鏡が飛び散り、頭から血が噴き出し、男はその場で気絶したように動かなくなりました。

脇を歩いていた女性が、119番して、どこかに連れて行かれましたが、あんがい赤チンを塗っただけで解決したのかもしれません。

今日10chで、ブレーキが無い、または前輪しかブレーキが無い自転車の事故が増えているとの報道がありましたが、彼の場合もこのケースかも知れません。

八王子到着は次回ということで・・。


返信する
しろちゃん、ラティさん、コメントありがとうございました! (yes)
2011-09-17 16:42:49
 
 >しろちゃん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 >ベトナム人女性がブローカーになっていて、一人3百万円で、
 >日本人との結婚を・・・・
 
日本人と結婚したい外国人女性が300万円持っているとも思え
ないので、仲介する人物が立て替えたりしているのだと思います
が・・・・
 
それだけのお金を取り戻すとなると・・・・やっぱりヤバイ仕事しな
いと無理ですよね。
 
私も仕事柄、お店のスタッフ(タイ人マッサージ師)のお見合い相手
を探したことがありますが・・・・
 
あくまで「お見合い」のつもりでも、「金がもらえる」とか「偽装
結婚」とか・・・・すぐ○暴関係の人間が臭いを嗅ぎつけてきたりし
て・・・・不愉快な思いをしたことがあります。
 
 
 >ラティさん へ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 >ママさんの気持ちも、サニヤさんの気持ちもわかります。
 
私もこうした商売をやってみて初めて分かるのですが・・・・人間関
係の難しさは、ホントにやっかいです。
 
6年間のお店の経営で私は倍の12年分、歳を取ってしまった様
(白髪と体脂肪が増えた!)な気分ですし、カミさんもすっかり疲
れて老けこんだ感じです。
 
でも、お店を止めてから早2年半が過ぎ、すっかりリフレッシュ
した様で・・・・先日もカミさんのお店時代の元スタッフから、早く
もう一度お店を開いて欲しいと言われて、その気になっていまし
た・・・・・・。(困)
 
 
返信する
Unknown (ラティ)
2011-09-16 09:38:27
ママさんの気持ちも、サニヤさんの気持ちもわかります。

今までたくさんの人に、裏切られたりして、
疑心暗鬼にもなりますよね。やめる時は
もう次の日からこないとか、みんな引き連れて
行くとか・・。

とはいえ、サニヤさんもずっと働いて
信じてきたママさんに疑われてショック
だったのでしょう。だから寂しそうというのは
そういう意味な気がします。
まあ、これは、サニヤさんが辞める気なんて
なかったという前提ですけど^^;

この話を読んでて、昔のことをちらっと思い出します。
なんとなく、せつない気分になりますね。

返信する
ベトナム人女性 (しろちゃん)
2011-09-15 19:53:06
ベトナム人女性は、働き者との評判です。

先週、42歳ぐらいのベトナム人女性が、当局に偽装結婚(52歳日本人と34歳ベトナム人女性)で逮捕されて、芋づる式に8人ぐらいの不法入国者も捕まりました。

ベトナム人女性がブローカーになっていて、一人3百万円で、日本人との結婚をあっせんしていたとか。

そんな大金を積んで、日本で働くためには、かなりきわどい仕事をするのかもしれません。
返信する
なーなさん、コメントどうもありがとうございました! (yes)
2011-09-15 09:56:42
 
 >タイマッサージ店って、従業員はみなタイ人なのでしょうか。
 
一応・・・・・そういうお店が多いと思います。
 
でも、最近は月給制で日本人スタッフ(タイで勉強してきた)が働
いているケースも多い様です。
 
もっとも、タイマッサージと看板にあっても某C国人が見様見真
似で働いているケースもある様で・・・・
 
それでも、さすがに「ベトナム人」のマッサージ師というは・・・・
・・・・私は知りませんです・・・・。
 
 
返信する
Unknown (なーな)
2011-09-14 00:43:59
>彼女が前からお店を辞めるつもりでいたとは、とても思えないほど寂しそうでした・

意外に、従業員のトラブルが多いというのは、驚きです。

タイマッサージ店って、従業員はみなタイ人なのでしょうか。
たとえば、ベトナム人のマッサージ師というのは、いないものなのでしょうか。
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