伊勢神宮の外宮を回る。豊受大神宮の正宮以外にも別宮がいくつもある。式年遷宮のあとなのでどこも木の香りが立ち上ってくるようだ。
風宮。風の神様をまつる別宮。鎌倉時代の元寇のとき、神風を吹かせて日本をお守りになった神として知られている。
土宮。大土乃御祖神（おおつちのみおやのかみ）を祀っている。古くから山田原の鎮守の神として祀られ、外宮創建後は宮域の地主の神として祀られている。
多賀宮。豊受大神の荒御魂（あらみたま）をお祀りする別宮。山の頂にあるので高宮とも呼ばれる。多賀宮へ向かう石段。
「踏青（とうせい）や古き石階あるばかり」（高浜虚子1874年～1959年）
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