東京初日の土曜日や平日の19時開演より、1時間早い18時開演だったので
うっかり(笑)終演後、お茶してしまったら、やはり日付変更線近くの帰宅…
眠い(-_-)zzz
けど、私にとっては凄く大きな変更と感じた点をアップ。
二幕目、魔女たちが傘を持って出てきますが、
あの傘、フツーに白い紙が貼られた美しい傘だったのです.
しかし、破れ傘に変更されていました。
火曜か水曜あたりに変えたそうなので
それ以降観た方は、その初見のものがオリジナルですから
当然、違和感なかったでしょうけれど、
私の、まったく個人的な嗜好からすると改悪。
なんの細工もない、綺麗な白い傘を差しての出端が
白装束にピッタリで、美しい造形だったし、
また、ラスト、残された人々をエスコートする時も
視覚的には破綻のない様相だからこそ
秘められた不穏が露呈する感じだったのに、
かなりボロボロの破れ傘が提示されることによって
(傘に、何かしらの意味を与えてしまうことによって)
隠匿されている怪しさみたいなものの魅力が、半減したように感じた。
また、魔女たちが傘を自分たちの前に置くことによって
「姿が見えない/姿を隠した」事を表す演出があるけれど
これも、歌舞伎の常套で、すっと入っていける約束事なのですが、
ボロ傘にしたことによって、そういうあたりも、何か馴染めず。
りゅーとぴあ能楽堂は、舞台が明るかったので白傘が映えたが
梅若能楽院の舞台は、暗いあめ色なので、その雰囲気から
演出家が、変更したらしいのですが、私は断然変更前の白い傘希望!!
準備が整わないとの事で、本日、開演が若干遅れたので、
最初、ボロ傘を目撃した瞬間、何かの事情で傘が壊れてしまい
直す時間がないので、逆にすべての傘をボロボロにしたのか?
とまで、思ってしまいました(笑)
あと、役者さんたちが、だんだんと、役に馴染んできて
より感情移入しやすくなったのか、
声を張りすぎで、台詞の意味以前に、単語そのものの発語が
聞き取り難くなってしまっている点もあり、
劇場のキャパや客席の状況(客入りによって声の吸収のされ方が異なる)
音の返りなどを加味した台詞術も必要と思う。
ホント、声割れちゃって勿体無い部分もあり。
能舞台で、この空間でこのサイズで演じていることを、再認識して欲しい。
感情の高揚や動揺を表すのは、大声で怒鳴りあう事とは違うと思う。
うっかり(笑)終演後、お茶してしまったら、やはり日付変更線近くの帰宅…
眠い(-_-)zzz
けど、私にとっては凄く大きな変更と感じた点をアップ。
二幕目、魔女たちが傘を持って出てきますが、
あの傘、フツーに白い紙が貼られた美しい傘だったのです.
しかし、破れ傘に変更されていました。
火曜か水曜あたりに変えたそうなので
それ以降観た方は、その初見のものがオリジナルですから
当然、違和感なかったでしょうけれど、
私の、まったく個人的な嗜好からすると改悪。
なんの細工もない、綺麗な白い傘を差しての出端が
白装束にピッタリで、美しい造形だったし、
また、ラスト、残された人々をエスコートする時も
視覚的には破綻のない様相だからこそ
秘められた不穏が露呈する感じだったのに、
かなりボロボロの破れ傘が提示されることによって
(傘に、何かしらの意味を与えてしまうことによって)
隠匿されている怪しさみたいなものの魅力が、半減したように感じた。
また、魔女たちが傘を自分たちの前に置くことによって
「姿が見えない/姿を隠した」事を表す演出があるけれど
これも、歌舞伎の常套で、すっと入っていける約束事なのですが、
ボロ傘にしたことによって、そういうあたりも、何か馴染めず。
りゅーとぴあ能楽堂は、舞台が明るかったので白傘が映えたが
梅若能楽院の舞台は、暗いあめ色なので、その雰囲気から
演出家が、変更したらしいのですが、私は断然変更前の白い傘希望!!
準備が整わないとの事で、本日、開演が若干遅れたので、
最初、ボロ傘を目撃した瞬間、何かの事情で傘が壊れてしまい
直す時間がないので、逆にすべての傘をボロボロにしたのか?
とまで、思ってしまいました(笑)
あと、役者さんたちが、だんだんと、役に馴染んできて
より感情移入しやすくなったのか、
声を張りすぎで、台詞の意味以前に、単語そのものの発語が
聞き取り難くなってしまっている点もあり、
劇場のキャパや客席の状況(客入りによって声の吸収のされ方が異なる)
音の返りなどを加味した台詞術も必要と思う。
ホント、声割れちゃって勿体無い部分もあり。
能舞台で、この空間でこのサイズで演じていることを、再認識して欲しい。
感情の高揚や動揺を表すのは、大声で怒鳴りあう事とは違うと思う。
舞台は、演出家・役者、そして観客のものでもあることを
許していただけると信じて(笑)
個人的希望も述べさせて頂いております。
もし、最初から破れ傘しか観ていなかったら
「あ~雰囲気だなぁ~」なんて
云っていたかもしれませんが、
白い傘目撃してしまったので!!
ルビチ、お伺いしたかったのですが
フロア内引越しのため、残業となりお伺い
出来ませんでした。
栗田・宮川・時広(敬称略!)トリオの
作り出す、また別の世界も味わってみたかったのですが。
>愛ゴンのママさん、いらっしゃいませ。
そうですよね。初見ならまったく無問題、
だと思います…
「白傘」は、まったく私の個人的希望、嗜好、要望なのです。
破れ傘でした。
初見だったので、そういうものなのかと思っていました。
変っていたとは知りませんでした。。。
でも読んでいて、白傘に託される静かな不吉さというのが、よく想像されたので、心中お察しいたしました。たしかにボロ傘では、お化け屋敷みたいにムキ出しな感じですよね。
愛するがゆえの批判だなーってヒシヒシ感じられました。
ところで宮川彬良さんのルビチ観てきました。yayaさんはご覧になりましたか?
時広真吾さんの衣装、とぉ~っても素敵でした。ルビチの企画にピッタリで、エキゾチックで神秘的な雰囲気が、作品の魅力を際立たせてくれていました。衣装の力ってすごいですね。
なぜか舞台終了後に、時広さんが独特のお衣装でロビーを歩いてらっしゃって、すれ違いざまにも強烈な印象でした!