今月最後の観劇です。
序幕、初っ端から鼾をかいて寝ている男性がおり、ちょっとムカムカっとしながら、
というか、イライラしながら観ていたせいか、なんだか、いつもより長いなぁ~
と思っていたら、実際芝居が延びていました。
(自分が芝居にノリきれないせいか?とも思ったので・・・)
幕間に入るとき時計を見たという友人が、序幕ですでに7分くらい延びていたと
教えてくれました。(今回、前回の松竹座より10分程度縮めた、という話もありますが
余裕で、取り戻しそうですね~)
初日には、あっという間に三幕終わった!テンポアップも極まれりで、
ちょっとサラサラしすぎてない?ぐらいに思っていたのに、
すでに、2005年のヤマトタケルに飼いならされて(笑)いるのか
本来なら、たっぷりでいい感じの芝居かもしれないのに、
ちゃんと心身は「(いつもより)長い」と判断していたのですね~。
思い返せば、段ちゃんの台詞が延びているのかな~という感じ?非常に僅かだけど。
宙乗りも、ゆったり感が出てきたような。今日も、序幕から赤い泪を流し熱演でした。
特に走り水の二切で船上から弟姫を探す姿、ちょっと尋常ではない思うくらい、
一種トランス状態のような様子を見て、芝居の中のタケルへと言うより、
この全身全霊で打ち込んでいる段ちゃんの姿に共鳴し涙してしまいます。
そして、この「弟姫~」と叫び手を震わせる所作、すごく、猿之助さんに似て見えて
明石の浜では、兄姫の台詞が改変されていたようです。
(私はまったく気づいてなかった(-_-;))
タケルとの別離の際、「お慕い申し上げております」から
「お待ち申し上げております」へと。
これも本日観劇の友人の話によると、今日の昼の部から変更されていたそう。
う~ん、夫の仇からただでさえイキナリ感のある心情の変化ですから
せめて台詞は、この辺で落ちついておいても良いですね。
あ~、もう日付変更線を超えてしまった。最後にひと言~
猿弥さんの山神の身体能力の高いことと言ったら・・・!!
さっきまで「のう、おばば」とか言って腰の曲がったじーさんぽかったのに、
アナタは立師ですか?つーくらいの、キレの良さ。こりゃ、タケル負けるわ~(@_@;)
(クマソ弟も凄いですけどね)
二役とも声を張るので、中日劇場まで大丈夫?って皆で心配しております。
芝居に力入りすぎて、小道具破壊情報もいくつかあり(笑)
(↑これは「本日」ではなく「過日」ですが)
序幕、初っ端から鼾をかいて寝ている男性がおり、ちょっとムカムカっとしながら、
というか、イライラしながら観ていたせいか、なんだか、いつもより長いなぁ~
と思っていたら、実際芝居が延びていました。
(自分が芝居にノリきれないせいか?とも思ったので・・・)
幕間に入るとき時計を見たという友人が、序幕ですでに7分くらい延びていたと
教えてくれました。(今回、前回の松竹座より10分程度縮めた、という話もありますが
余裕で、取り戻しそうですね~)
初日には、あっという間に三幕終わった!テンポアップも極まれりで、
ちょっとサラサラしすぎてない?ぐらいに思っていたのに、
すでに、2005年のヤマトタケルに飼いならされて(笑)いるのか
本来なら、たっぷりでいい感じの芝居かもしれないのに、
ちゃんと心身は「(いつもより)長い」と判断していたのですね~。
思い返せば、段ちゃんの台詞が延びているのかな~という感じ?非常に僅かだけど。
宙乗りも、ゆったり感が出てきたような。今日も、序幕から赤い泪を流し熱演でした。
特に走り水の二切で船上から弟姫を探す姿、ちょっと尋常ではない思うくらい、
一種トランス状態のような様子を見て、芝居の中のタケルへと言うより、
この全身全霊で打ち込んでいる段ちゃんの姿に共鳴し涙してしまいます。
そして、この「弟姫~」と叫び手を震わせる所作、すごく、猿之助さんに似て見えて
明石の浜では、兄姫の台詞が改変されていたようです。
(私はまったく気づいてなかった(-_-;))
タケルとの別離の際、「お慕い申し上げております」から
「お待ち申し上げております」へと。
これも本日観劇の友人の話によると、今日の昼の部から変更されていたそう。
う~ん、夫の仇からただでさえイキナリ感のある心情の変化ですから
せめて台詞は、この辺で落ちついておいても良いですね。
あ~、もう日付変更線を超えてしまった。最後にひと言~
猿弥さんの山神の身体能力の高いことと言ったら・・・!!
さっきまで「のう、おばば」とか言って腰の曲がったじーさんぽかったのに、
アナタは立師ですか?つーくらいの、キレの良さ。こりゃ、タケル負けるわ~(@_@;)
(クマソ弟も凄いですけどね)
二役とも声を張るので、中日劇場まで大丈夫?って皆で心配しております。
芝居に力入りすぎて、小道具破壊情報もいくつかあり(笑)
(↑これは「本日」ではなく「過日」ですが)
かぶりつきで観劇致しました。(10日夜は三階)
9日は初日とは思えないくらい?、という言い方もヘンですが
(別に常の初日が悪いというワケでもないのだけど)
破綻なく纏まっていた舞台でした。
でも、本当にサラサラとさ~っと終わってしまって、
観劇していた友人らと、もうワンラウンドあっても
全然平気だね~って言うくらい、いつも芝居を観た後に感じる
心地よい疲労感や、胸に迫りくる何か、みたいなものが薄く
タケルってこんなにアッサリした芝居だったっけ?
・・・と思ったりしたのでした。
別に、役者さんが熱演していない、という事でもないのですが
芝居のかどかどに「ため」がなかった、という部分はあった。
あと、どうしても、前作までのイメージも自分の中にあるし。
10日は、前日に一度、自分的に「リセット」されたせいか
『今回のヤマトタケル』としては初見のような感覚で観れて新鮮でした。
テーマの旋律が三国志同様、すでに親しいものとなった。
13日は三階から。私の好きな?上手コーナーの3Bで。
16日は昼のみ一回公演の日で、新日屋さんのバックステージ見学付観劇会。
一等料金で観劇+食事+バックステージ見学(というより体験!)
が付いている、とてもお得な催し。
この日までの観劇で、舞台の進行の大枠にはほとんど支障ない、
いくつかのプチミス?やアクシデントが、実はあるのですが、
これは後に重箱の隅ツツキ系・どうでもいい話シリーズで
纏めたいと思います。(シリーズなのか?)
でも、ホント、どうでもいい話なのでそのうち忘れてしまう可能性大。
3月16日、『新日屋』さんのバックステージツアー付観劇
(ホントは、”鑑賞”とのタイトルですが、
語感がちょっと自分的に劇場に行く気分とズレがあるので
改ざん表記ご容赦(^_^.))に行ってきました。
前回と違って筋書きが付いてないのは寂しかったですが
(新日屋さんに直訴済み(~o~))、
地下食堂でのお食事&バックステージツアー付で、
参加費は1等席の定価料金。とてもお得です。
”ど平日”でしたが、客席も埋まっていてウケも良くて、
普段は1等前列、もしくは三階しか買わないので、
1等後列という違った視点からの観劇は、
客席の反応もよく分かり新鮮でした。
何度観ても、構成・演出の素晴らしさに感嘆し、
松竹座タケルの感想でも書いたような気がしますが、
本当に、スーパー歌舞伎の手法はこの時点で、
すでに出揃っていたんだな~と重ね重ね思います。
オープニングも、盆を廻す、大ゼリを上げる、と
その機構そのものの当たり前の使い方をしているだけなのに
もの凄く強い力で、ぐっと物語の世界に引き込む
インパクトがありますよね。
冒頭のタケルの早替りにしても、
柱1本をあれだけ効果的に使うなんて・・・とあらためて感心。
そして、初見でもダミーは1人はいるな・・・
と観ている間に分かるわけですが、それでも早い!!
そこにもう、ひと工夫あり・・・
↑これは、初めて猿之助さんの講演だったかインタビュー記事等で
「ネタばらし」を聞くまで本当に分からず、
非常にビックリしてました(@_@;)!そうだったのか~!!と。
さて、バックステージツアーの方ですが、
地下食堂の扉を抜けると、そこは奈落の底!で、
地下2階にあたる奈落、大ゼリの真横に出ます。
焼津の草や(やっぱり減っとる!と思ったけど~
もっとタケル達が草を掻き分け歩いていたような
記憶があったのですが~DVD@95年上演版で確認すると、
盆廻しで草むらを歩いてますね。)
タケルの墓(発砲スチロール)などを間近に見つつ、下手の壁際に寄り、
背景や暗転幕などを吊っているバトンの操作(手動)の説明を受けました。
下手袖に沢山のロープがあり、それらを、するすると
引っ張ることによって上げ下げしています。
さすがに、緞帳は重いので電動だそうですが。
そして舞台に続く階段(近くに山神の槍発見)を上がり、舞台上へ。
前回も感じたことですが、舞台から眺める劇場は小さく、
客席は近く、1階でもたとえば、18列目~なんていうと、
とんでもなく舞台から遠い席のように思いますが、
舞台上からは近い近い!
舞台上には熊襲の館を、背面を客席側に向けて用意してあり、
どう屋台崩しの操作をしているかを実演して下さいました。
まあ、仕掛けとしては単純で
壁にあたる板に紐?ワイヤー?が付いており、
それを引っ張ると板が倒れる。でも、ちょうど
役者さんが樽をぶつけたいいタイミングで崩れるのですよね。
(樽投げたかった~)
ちなみに樽は結構クッション性があり、
当たっても痛くない?(たぶん)
実演後、屋台は上手袖に収納。
そこには更に走水の船も置かれておりました。
(乗船したい・・・)
今回は廻り舞台だけでなく、大ゼリも体験。奈落からのセリ上がりを期待しましたが、
さすがに素人には地下2階分上げるのは危険が伴うせいか、
参加者が舞台レベルにある大ゼリに乗った後、
4、50センチ程度上げて貰いました。
三階の照明室からスポットライトも当ててもらいましたが、
非常に眩しいです。
(っていうか直視しようものなら目つぶしです。
皆、こんな強い光を当てられても、
顔をしかめることなく演技を続けるのですねー)
ツケも実演して頂き、打ち上げ(大見得)や
バタバタ(足音)など聴かせて頂きました。
同じ種類の見得でも役者さんによって間が違うので、その個性に合わせ打つのだそうです。
本番で板が割れた事もあったそうで、
予備と取り替える間もないため、そのまま打ち続けられたとか。
そして、花道を通っての引っ込み
(歩くと客席から観ているときより短距離に感じる)
ヘタルベに倣って
ダッシュしとけば良かったかな、と、ちと後悔。
花道下の通路に、吉備や蝦夷からの貢物(熊皮や宝石箱など)、
フルーツ娘の頭上にあった果物、猪の抜け殻などが
仲良く鎮座しているのを目撃するたびに、いちいち、
「貢物~」「フルーツだぁー」「猪だー」と、
トチ狂っていたのは私たちです。
ペンを前にして、「This is a pen!」と
叫んでいるようなものですね。(言ったことないけど)
同行者の皆様、うるさくて済みませんでしたm(__)m(陳謝)
すっぽんのセリ下がりも見せて頂き、
再度、食堂へと繋がるドアへ出て、
バックステージツアーは終了したのでした。
<バックステージツアー後記>
食堂関係の皆様へ(笑)
『ヤマタケ弁当』を発案?したのですが如何でしょう。
タコ焼付きやカニ(もどき使用可)ちらし、とか。
またフルーツ弁当など。
松竹座はホント目の前にカニやタコ関係のお店があるので、
結構イケるのではないでしょうか!?
(しかし、ヤマタケというより『熊襲弁当』や『琉球弁当』か?)
*食堂のお弁当に海老フライがついているのを見て、
カニタコ関係なら更に嬉しかったかも・・・
と、楽しさのあまりどんどん思考が退化(?)していくのでした。。。。