ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
★歌舞伎・スーパー歌舞伎・その他の舞台★

スーパー喜劇狸御殿【新橋演舞場公演】2

2005-12-12 23:34:59 | その他の演劇
<注意>当ブログは、本来の意味での!?
ネタバレしてますので、未見の方はそのあたりご注意?されたし。
すでに、観た方は「日々のネタ」投稿宜しくお願いします(爆)

11日の夜の部を観劇しました。
が、今日は、レミゼ観劇記の方に時間を割いてしまい
英語版レミ公式サイト。冒頭の動画を観る・聴くとアドレナリン上昇します)
こちらは、観劇詳細打つ余力がありません~(~_~;
(下記、演舞場1の続き大道具の事や音楽の事もアップしたいのですが…)
結構変化が見られるかな?と思ったポイントのみ。

白狐VSきぬた姫のところが、私の好きな方向(?)に定着しているようで
(初日、自分の観た3日、4~6日までの友人の観劇報告、更に本日の
観劇報告!などなどを総合すると)満足度が更にアップ!!

大阪で私が観た時は、(私は良く知らないのですが。
お笑い芸人さんに疎いので)白狐さん、きぬたとの対峙で
チッチキチー(?)とか、ぼよよ~ん
(関西では人気の芸人さんのネタらしい?)
とか「ハイハイハイ」←(?)とか、HGのフォーとか(ーー;)
とにかく、「音」の面白さのみを狙ったような(私はどん引き)ネタを、
5連発くらいでやっていたのだけれど、(トドメに吹き戻し。。。)
演舞場バージョンになってからは、
「舌戦」を頑張っているようで、そして、ちゃんとネタ(?)の流れの
「オチ」で笑わせている。
コメディとコントの境が良く分かりませんが、この、オチで笑わせる、
という手法の方が、この場には合っているように思う。

江戸前べらんめぇ調の強弱つけ方もパワーアップしていて、
引っ込みの「帰るぜ(けぇるぜ)」が、あの姿だからこそ妙!!

白狐がきぬたに、「行かず後家」と罵った後
きぬたも負けずに、「あんたかて~」と返すが、そのあたり、日々
台詞が変わっているようで、きぬたにアンタも行かず後家と返された後
(貰い手のないきぬたと異なり)自ら嫁かないのだ。そう、私は
「師匠市川猿之助の早替り!!」@11日夜(曰く)
「とっかえひっかえ、とっかえひっかえ」だったり、
「現役時代の王選手」@12日昼(曰く)「振り放題」だったり(笑)
(ちなみにこれには、直美さんは、私は三球三振や、と返したそう) 
そういう面白さで聴きたい観たかった場面。

「白狐ならぬ、日清製粉の薄力粉」も
うどん粉、てんぷら粉と結構バリエーション増えたようで、
こうなると毎日でも、この場のやりとり観に行きたくなってしまいますよね―。

「レビュー」も何度観てもハッピーな気分になれるし、
直美さんの芝居は笑いと癒しが渾然一体になった、暖かいものだし。

今日は、レミと♪狸御殿♪チャチャ♪♪が
一日、頭をぐるぐる廻っておりました~。心がいっぱいになった週末。

そして、「今、ここには居てない人」にいつでも、想いを馳せてますよ~ 

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