ヤマトタケルの夢 

―三代目市川猿之助丈の創る世界との邂逅―
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―火樹会―能舞台でみる歌舞伎 第一巻 【勧進帳】  短報告

2005-08-16 23:51:42 | 歌舞伎
(とりあえずの~短報告♪)

先月の国立劇場、歌舞伎座に続き、またもや“地震観劇”になるかと
思いましたが(~_~;)さすがに、本日日中は勤務中でした。
ビルの22階に居た為、長い横揺れに船酔い状態・・・

多忙な日々が続き、慌しく能楽堂へ向かったため、勧進帳上演前に
対談がつくことをすっかり忘れておりました。
夜の部は、「鼓の家」のご長男亀井広忠さんと右近さんの対談。
「勧進帳」と「安宅」の違いとか、歌舞伎では太刀持ちに子役が出るけど
安宅では、義経を子方が演じ、ご自身も演じられたことや、
小さい頃から歌舞伎もよくご覧になっていたそうで、お祖父さまの
11世田中傳左衛門さんの歌舞伎舞台での演奏のお話など、
非常に興味深かったです。そして
その後の演奏も、弟さんたち(傅左衛門さん、傅次郎さん)でした。
傅次郎さんは、私の中では太鼓のイメージが強いのですが、
本日は大鼓(おおつづみ)を打っていらっしゃいました。
~先日の亀ちゃんの船弁慶、幕外の太鼓、笛、ツケ、演者の拮抗が
本当に素晴らしかった~
長唄も私の大好きな杵屋崇光さんで、本日は、演奏ばかり聴いておりました。

猿弥さんの富樫も、絶対イイだろう!!と、とっても楽しみにしていたのですが
正直、今日のお芝居からは、なにか、役者さんたちから放出されるものが
あまり感じられず、自分自身「あれ?」って感じだったんですよね。
対談のときから、この勉強会に対する、右近さんの真摯な想いは感じていたし
常の舞台も正確で真面目な右近さん、そして、それに対峙する猿弥さんと
ホント、楽しみにしていたのですが。

明日夜も観ます。
詳しい感想はまたあらためて時間をとって推敲し、アップしたいと思います~。

<8月17日追記>
昨夜より、いい感じの舞台でした\(^o^)。詳細は週末には・・・

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