【菅2次内閣の問題点・仙谷健忘大臣去る!】
仙谷由人氏が14日の内閣改造で、官房長官ポストを去った。
仙谷由人前官房長官は15日、テレビ東京の番組に出演し
政治とカネをめぐる民主党の「小沢一郎元代表」の
国会招致問題については「国会には野党もおり、
問題はヤマを超えたわけではない。
国会で早く政策議論ができ、合意形成できるような条件を作るべきだ」と述べ
小沢氏の問題に一定の決着をつけない限り、
国会運営がスムーズに運ばないとの認識を示し官房長長官を退任した。
就任以来、マスコミにも数々の話題を提供し、
昨年のあるマスコミの「2010迷言大賞」では、
「仙谷“健忘”長官」編を組んだほどだった。
「『暴力装置』でもある自衛隊、ある種の軍事組織でもありますから…」
「弱腰だというが、『柳腰』という、したたかで強い腰の入れ方もある」
「最近健忘症にかかっているのか…。
電話で暴露されたような会話をした記憶は全くありません」
「どうにも影の薄い菅直人首相を差し置いて、昨年の臨時国会で
はすっかり政権の主役として君臨した」と指摘したように、
仙谷氏の存在感は抜群だった。
数々の暴言や失言もあり、野党から参院で問責決議を突きつけられ、
退任することになったのは当然だろうが、
菅首相は「政権の屋台骨」となっていた仙谷氏を失ったことになる。
政権が長持ちするかどうかは、首相の資質もさることながら、
官房長官に誰を起用するかで大きく左右されるといっていい。
中曽根康弘元首相のときの故・後藤田正晴氏、
小泉純一郎元首相のときの福田康夫氏など、
長期政権には安定感のある官房長官がいた。
その意味では、仙谷氏は鳩山由紀夫前政権の平野博文官房長官と比べて、
求心力はあったが、あの恥ずかしい「鳩ポッポ総理」と「平野馬鹿長官」
との単なる比較でしかない。
9月の沖縄・尖閣沖での中国漁船衝突事件では、
菅首相が仙谷氏に「決断してください」と中国人船長の
早期保釈を“懇願”するなど、どちらが首相かわからないこともしばしばだった。
優秀な官僚たちはどこに権力があるかよくみている。
仙谷氏のところには各省庁の幹部がよく日参していた。
官房長官は重要案件の調整役である。
菅政権は沖縄の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題、
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への交渉参加問題など
難題を抱えている。
官房長官が腕力を発揮しなければならない場面も多く出てくる。
最年少での就任となった枝野幸男官房長官は弁はたつものの、
一般社会の「46歳」と比較しても「脳」が軽すぎる。
菅首相は枝野氏の補佐役として、藤井裕久元財務相を
官房副長官に起用したのだろうが、
かえって枝野氏の軽量ぶりが浮き立ってしまう。
菅首相は改造で、藤井氏のほか、与謝野馨元財務相を経済財政担当相、
江田五月前参院議長を法相、中野寛成元衆院副議長を国家公安委員長に
充てるなどベテラン議員を多く登用した。
「中野寛成国家公安委員長」は前任者よりは多少ましだが
自ら「寛成(かんせい)」を、もじって「中野未完成(みかんせい)」と
言っている様に、関西大学時代の昔から軽い・軽い。大丈夫か?
通常国会の審議を控え、新人で冒険するよりも
経験豊富な議員に頼ったのだろう。
ただ、このことが枝野氏の存在感を薄めることにつながるかもしれない。
船頭多くして船山に登る事態になることも予想される。
まだある問題点「第3部」にて投稿
仙谷由人氏が14日の内閣改造で、官房長官ポストを去った。
仙谷由人前官房長官は15日、テレビ東京の番組に出演し
政治とカネをめぐる民主党の「小沢一郎元代表」の
国会招致問題については「国会には野党もおり、
問題はヤマを超えたわけではない。
国会で早く政策議論ができ、合意形成できるような条件を作るべきだ」と述べ
小沢氏の問題に一定の決着をつけない限り、
国会運営がスムーズに運ばないとの認識を示し官房長長官を退任した。
就任以来、マスコミにも数々の話題を提供し、
昨年のあるマスコミの「2010迷言大賞」では、
「仙谷“健忘”長官」編を組んだほどだった。
「『暴力装置』でもある自衛隊、ある種の軍事組織でもありますから…」
「弱腰だというが、『柳腰』という、したたかで強い腰の入れ方もある」
「最近健忘症にかかっているのか…。
電話で暴露されたような会話をした記憶は全くありません」
「どうにも影の薄い菅直人首相を差し置いて、昨年の臨時国会で
はすっかり政権の主役として君臨した」と指摘したように、
仙谷氏の存在感は抜群だった。
数々の暴言や失言もあり、野党から参院で問責決議を突きつけられ、
退任することになったのは当然だろうが、
菅首相は「政権の屋台骨」となっていた仙谷氏を失ったことになる。
政権が長持ちするかどうかは、首相の資質もさることながら、
官房長官に誰を起用するかで大きく左右されるといっていい。
中曽根康弘元首相のときの故・後藤田正晴氏、
小泉純一郎元首相のときの福田康夫氏など、
長期政権には安定感のある官房長官がいた。
その意味では、仙谷氏は鳩山由紀夫前政権の平野博文官房長官と比べて、
求心力はあったが、あの恥ずかしい「鳩ポッポ総理」と「平野馬鹿長官」
との単なる比較でしかない。
9月の沖縄・尖閣沖での中国漁船衝突事件では、
菅首相が仙谷氏に「決断してください」と中国人船長の
早期保釈を“懇願”するなど、どちらが首相かわからないこともしばしばだった。
優秀な官僚たちはどこに権力があるかよくみている。
仙谷氏のところには各省庁の幹部がよく日参していた。
官房長官は重要案件の調整役である。
菅政権は沖縄の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題、
環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への交渉参加問題など
難題を抱えている。
官房長官が腕力を発揮しなければならない場面も多く出てくる。
最年少での就任となった枝野幸男官房長官は弁はたつものの、
一般社会の「46歳」と比較しても「脳」が軽すぎる。
菅首相は枝野氏の補佐役として、藤井裕久元財務相を
官房副長官に起用したのだろうが、
かえって枝野氏の軽量ぶりが浮き立ってしまう。
菅首相は改造で、藤井氏のほか、与謝野馨元財務相を経済財政担当相、
江田五月前参院議長を法相、中野寛成元衆院副議長を国家公安委員長に
充てるなどベテラン議員を多く登用した。
「中野寛成国家公安委員長」は前任者よりは多少ましだが
自ら「寛成(かんせい)」を、もじって「中野未完成(みかんせい)」と
言っている様に、関西大学時代の昔から軽い・軽い。大丈夫か?
通常国会の審議を控え、新人で冒険するよりも
経験豊富な議員に頼ったのだろう。
ただ、このことが枝野氏の存在感を薄めることにつながるかもしれない。
船頭多くして船山に登る事態になることも予想される。
まだある問題点「第3部」にて投稿