東京高裁の判決に喝采!
紘一郎雑記張
フィリピンン家族の高1長女
「東京高裁が1審判決取り消し」国内滞在認める
不法滞在のフィリピン人家族3人が
国外退去処分の取り消しを求めた訴訟の控訴審で、
東京高裁は、請求を棄却した1審・東京地裁判決の一部を取り消し、
高校1年の長女(16)の国内滞在を認める判決を言い渡した。
山田俊雄裁判長は「長女は日本で生まれ育ち、フィリピンでは
生活習慣への適応や言語の習得が困難だ」と指摘した。
判決によると、両親は1988年以降、不法滞在を繰り返し、2012年8月、
長女とともに退去強制命令を受けた。
1審判決は、長女について「母国での生活適応は不可能ではない」としたが、
高裁は適応は困難と判断。長女が1人で国内に残ったとしても
「福祉制度などを利用すれば生活は可能」と述べた。
たしかに、不法滞在は、いけないことです。
しかし、日本で生まれ、日本で育ち、日本語しか分からない子供を、
行ったこともない国に強制送還とは、あまりにも可哀想です。
言葉や習慣も分からない国に、急に追い出されたら、
誰もが目の前が真っ暗になるでしょう。
親も工作員などではないことは、証明されていますが、
フィリピンへ強制送還されています。
子供に関しては、暖かい処置をすることが、人として大切だと思います。
また、この問題に関して、外国人を排除せよと主張している団体がありますが、
そのような考えは、愛国心ではなく、ただの民族主義、また、
明らかな差別主義であり、日本の美しさを阻害する行為でしかありません。
山田俊雄裁判長の暖かい判決に喝采!!
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