紘一郎雑記帳

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防災について考える  紘一郎雑記帳

2014-10-16 02:31:22 | Weblog

防災について考える  
紘一郎雑記帳

台風19号でまたまた日本は大きな被害を受けた。
そこで幾度か防災について講演をお聞きした
防災士山口泰信氏からのメールを投稿致します

◆おサルさんから学ぶ防災基礎知識の巻◆
普通のおサルさんのいつもの行動
1 おサルさんは、道具を使えるけど、作れません(今ある分だけ)
2 おサルさんは、農耕をしません 漁は難しい
3 おサルさんは、火を使いません、料理をしません
4 おサルさんは、危機が迫ると情報連携を行います(特別の声を上げる)
5 おサルさんは、子供を抱えて木に登ります 
6 おサルさんは、食べ物の備蓄がありませんから、
           食べ物のある所へいつも移動します

7 おサルさんは、リーダーがいてリーダーは目前のことに
           対して全力で戦い、群れはリーダーに従います


さて、人は「災害」に対してどのように行動するか?

8 人は、作れる技術はあるが、電気や燃料がないから
  道具を作れません 配送できません

9 人は、農耕を続けられる限り続けます、船が沈没すると漁が出来ません
10 人は、電気が止まったり燃料が無くなると、料理が出来ません
11 人は、危機が迫るとテレビ・ラジオ・インターネットで
   情報収集連携を行います

12 人は、防災スピーカーを使ったり、一軒一軒声をかけながら
   出来る限り避難します

13 人は、子供と親と要介護者を抱えて避難します 
   何度も往復して救出します

14 人は、備蓄がありますから、食べ物を分け合います
15 人は、リーダーがいて全力で住民と仲間の為に対応します
16 人は、リーダーがいて会議を開き周りの人の意見を色々と
   未来のことまで考えて調整します

17 人は、パニックを起こすようなリーダーを選ぶ場合があります
18 人は、災害の前に頑丈な建造物を造り「安心」します
19 人は、安心できた建造物も時が経つと安心出来なくなります
20 人は、安心できない建造物を解体します 解体出来ない場合もあります



◆質問です
◆【仮りに3ヶ月後に地震が来ると分かったとします。
あなたはどうしますか?】

「1」既に準備はできている
「2」時間と費用の許す限りの準備をする
「3」成るように成る 色々やってもねえ!
「4」この体では助けてもらうしかありません

上記のどれかになります。
(予知が出来ても出来なくても同じことだと思いますが・・・)


「2」についておサルさんに学びながら考察しますと
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素早く情報収集と連携を行い、早めに安全な所に子供を連れて
一時的に避難して、

料理はせず、安全を確保し、その後食べ物のある所に移動します
優秀なリーダーの元ならば、そのリーダーの群れと同じ行動をとります
しかし、パニックリーダーの元にいたならば、群れの早期離脱を考え、
自分の考えで行動することになります

過去の災害に学でいる組織や家庭は行っています
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自宅でも勤務先でも以下のことを行います
1 情報の収集と連携の用意と訓練
2 複数の避難路確保
3 転倒防止対策(タンスやキャビネットの下敷きになるな)
4 備蓄(3日〜7日分 企業は最低1日分を即用意)
  自宅では、ローリングストック 少し多めに先入先出で
  米、缶詰、お菓子、水、トイレットペーパー、ゴミ袋、
    カセットコンロとガスなど色々用意

5 勤務先での宿泊の用意(防寒対策)車輌での宿泊と食料備蓄
6 応急手当の教育と救急セットの補充
7 救助工具・レスキュー道具の整備
8 明かりを灯す準備(電池・バッテリー・発電機)
9 土砂災害・噴火・洪水・津波・地震どれが来ると
     どうなるのかを考えておく

10 安否確認と支援
11 助け合いの心で、自宅でも勤務先でも周りを支援
12 持病の処方箋は各鞄に入れておく方が良い
13 家族の待合せ場所、従業員の待ち合わせ場所など
      初動対応の書いた紙を作成

山口泰信先生
とても素晴らしいメール有難う御座いました

 


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