紘一郎雑記帳

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米国大統領選と世界・第2部  紘一郎雑記帳

2016-10-16 00:26:10 | Weblog

米国大統領選と世界・第2部  
紘一郎雑記帳

昨日より・・そして、旧産業も高度化を図りながら「グローバル化」
の恩恵も受け、生き残っている。 
これが「グローバル化の不満」が起きなかった理由であろう。

日本は、世界第3位の経済規模となった。
そして、人口減少ということを考えても、今後もグローバル化、
自由貿易という基盤の上でしか成長できない。
それでは、世界の「反グローバリル化」の波を鎮めるためには、
日本はどうすればいいのだろうか。


「技術移転」は自由貿易の必要条件

日本ができることは、
日本から新興国への「技術移転」ではないだろうか。
日本は「質の高いインフラ」を新興国に輸出・構築することを
経済政策の柱に挙げているが、こうした事業を通じて、
高質な技術を移転することで、その国に新たな産業群を生み出し、
産業構造の転換をサポートすることができる。
産業構造の転換がスムースにできれば、
「現状への不満」は大きくならない。


一方、日本のモノづくりはさらに「高み」を
目指さなければならない。
「技術移転」の結果、新興国の日本へのキャッチアップは、
倍速でやってくるからである。
「高み」とは、産業のさらなる高度化であり「イノベーション」である。自動車で言えば、従来のハイブリッド技術は、
技術移転してしまい、日本は次世代ハイブリッドや
燃料電池車を開発するということになる。


永遠に高みを目指す
米国の大統領選は、世界の歴史を左右する。
そして、TPPも成立すれば歴史の大きな転換点となるだろう。
一方、「反グローバル化の波」は、その中で当面続くだろう。
新興国への「技術移転」と自らは「永遠に高みを目指す」ことが、
「モノづくり立国日本」の生き残りの道であろう。
(Ⅿ・T氏メールより)