紘一郎雑記帳

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小泉進次郎氏全農幹部に”喝” 紘一郎雑記帳

2016-10-04 00:19:26 | Weblog

小泉進次郎氏全農幹部に”喝” 
紘一郎雑記帳

進次郎氏、全農幹部の発言に「誤っている」と喝

29日、自民党本部で開かれた同党農林水産業骨太方針策定
プロジェクトチーム(PT)で、出荷の際に農家が負担する
手数料のあり方をめぐり、小泉進次郎農林部会長が
JA全農の幹部の発言を、その場でただすひと幕があった。


 この日は、JA全中やJA全農、農業者に対するヒアリングを実施。
農業者から、JA側に「肝心な問題に取り組んでいない」
と厳しい意見も出る中、JA全農の神出元一代表理事専務が
「手数料は、職員や家族を養う財源。簡単に切ることは賛成できない」
と、発言。手数料で職員や家族を養っているかのような趣旨だけに、
進次郎氏はすかさず、
「手数料で食っているのがJAグループという意識があるなら、
それは問題だ。JAグループを養っているのは、農業者だ」と指摘した。


 進次郎氏は会合後、報道陣の取材にも
「あの言い方は、変えてもらわないといけない。
農協の手数料があるおかげで、農協の職員や家族が養われているのではない」と、
あらためて批判。
「手数料があるから職員が食べていけるというなら、
農家は農協職員を食わせるために、農業をやっているのかということになる。
今の農業で、根本的な発想を変えないといけないという、
象徴的な言葉として受け止めた」と述べた。


 その上で、
「農家があるから農協があると、心から思っていることを、
なかなか農協から聞けない。それが聞けるようにならないと、
農業改革は終わらない」と、農協の姿勢に苦言を呈した。


 会議冒頭は、
「(JA側と)いっしょに歯車を回し、農業改革を進めたい」と強調。
「(JA側が)変わろうと努力しているのは感じるし、
(今の状態で)改革が終わりではないとも言っている。
評価すべきことはしっかり評価し、まだ(改革は)これからで、
今出ているのは、第1弾ということだと、受け止めたい」と主張。
JA側に、さらなる改革姿勢を注文した。