紘一郎雑記帳

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阪神・淡路大震災借金完済  紘一郎雑記帳

2016-10-12 00:33:18 | Weblog

阪神・淡路大震災借金完済  
紘一郎雑記帳

「阪神・淡路」の借金1996億円完済へ 神戸市

 1995年の阪神・淡路大震災で、神戸市が市民生活に
密接に関わる一般会計事業として、
倒壊建物のがれき処理や道路整備など都市機能の
復旧に充てるため発行した1996億円の災害復旧債(借金)の
返済が、2016年度末に完了することがわかった。
来年1月で震災から22年。被災地の財政は一つの区切りを迎える。


 震災時画像

神戸市によると、一般会計で行った阪神・淡路大震災の
災害復旧事業は22種類あり、震災直後から最長99年度まで実施。
総額4834億円が投じられ、災害復旧債のほか、
市の一般財源、国や兵庫県の補助が充てられた。


復旧事業で最も費用がかかったのが、倒壊したビルや
家屋などの災害廃棄物処理。97年度まで実施し、
事業費1554億円のうち770億円を災害復旧債で賄った。
そのほか、道路や公園など土木施設復旧(事業費907億円)
▽市営住宅などの補修(同717億円)
▽学校園の改修(同307億円)-などだった。


災害復旧債の返済は96年度から始まり、
04~06年度がピークで各年度200億円程度を要した。
最終の16年度は5億2千万円を返す。


また、中央卸売市場や市営地下鉄、水道施設の改修など
企業・特別会計では、792億円の災害復旧債を発行し、
19年度末で返済が完了する。


一方、震災後の区画整理や再開発事業、復興住宅建設などの
復興対策には全会計で1兆8664億円を要し、
神戸市はおよそ半分の9783億円の市債を発行した。


震災関連全体の市債残高は、
15年度末時点で2344億円となっている。


神戸市財務課は「震災から20年以上が経過し、
財務体質も改善しつつある。
借金の返済に充てていた予算をまちの発展、
魅力の向上につながる事業に回していける」としている。
神戸市にアッパレ!!