谷垣幹事長の増税論
紘一郎雑記帳
谷垣氏
「経済が弱まっているところがあるが、消費税は増税する」
自民党の谷垣禎一幹事長は、報道各社のインタビューに応じ、
来年10月に消費税率を10%に引き上げることは既定路線だとして、
必要な経済対策を講じた上で、予定通り実施すべきだとの認識を示した。
安倍晋三首相は年内に引き上げの是非を判断する。
--就任後、消費再増税は「自明のことだ」と明言しました。
8%から10%に安定して持っていける態勢を作れるかが問われる。
(引き上げの)レールが既に敷かれており、
スムーズに持っていける環境を作る努力をすべきだ
同時に経済は生き物だから、状況はよく見て必要ならいろいろな施策を打つことも必要だ。
-首相は7~9月期の経済指標を見て判断する意向です。
数字によっては判断の先送りもあり得ますか。
確かに若干、経済の足元が弱いところもあるが、
全体としては緩やかに回復していると私自身は思っており、
そういう前提で現在も見ている。
緩やかに回復している?そう思う一般の日本国民は、少ない
はずです。現在の景気は、円安が進み、日経平均は上昇していますが、
国民の給与は、向上していません。海外を相手に輸出している企業にとっては、
為替差益などで利益になるでしょうが、円安による国民への影響は、賃金が上がらず、
物価だけが上がるという深刻な事態を招いています。
政治家は、経団連からの政治献金や自らを守るための票集めばかりではなく、
真剣に国民の生活を考えた政策を取らなければなりません。
真に景気が回復していないにも拘わらず、消費税増税など、
馬鹿も休み休み言え、と言いたいです。