「河野談話」見直し6割が賛成
紘一郎雑記張
産経新聞社とFNNが先日に実施した合同世論調査で、
安倍晋三首相が意欲を示す集団的自衛権の行使容認について
賛成が47.7%で、反対は38.1%だった。
賛成した回答の45.3%は「憲法改正が望ましいが、当面、憲法解釈の
変更で対応すればよい」として、
「必ず憲法の改正が必要」(31.7%)や
「憲法解釈を変更すればよい」(19.7%)を上回った。
慰安婦募集の強制性を認めた
平成5年の「河野洋平官房長官談話」については
「見直すべきだ」との回答が58.6%に達し、
「見直すべきだと思わない」は23.8%にとどまった。
河野談話をめぐっては、産経新聞の報道で談話の根拠となった韓国での
元慰安婦16人の聞き取り調査のずさんさが明らかになっている。
菅義偉官房長官は20日の衆院予算委員会で、聞き取り調査を再検証することを
検討する考えを示した。
今回の世論調査でも、調査のあり方や談話が出された経緯などについて
「検証すべきだ」との声が66.3%に達した。
安倍内閣の支持率は52.9%となり、1月4、5両日に実施した
前回調査に比べ0.8ポイント増えた。
不支持率は31.9%(前回32.5%)だった。