紘一郎雑記帳

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第4部・藤原正彦氏講演会・日本人のこころ

2010-06-28 05:09:58 | Weblog
第4部
【日本人の心・藤原正彦氏講演会】

今は,どこの国も何をしていいのか判らない状況となっています

帝国主義はダメという事は「第1・2次世界大戦」で
多くの犠牲を出して人類は気付いたのです

共産主義がいかに素晴らしいことを言っても「74年間」
ソ連や東ヨーロッパが失敗してわかりましたね
大きな犠牲を払い、間違いに気づきました

「世界新自由主義」が間違っていた事も、
今,実証されていますね

これから世界が研究する事は色々な誤った「教義」や
「イデオロギー」が崩れて終焉しました

「貧しいけど、幸せ」多くの人々が「感じる」
世の中を作らなければいけません

日本でも「20年位」前までは
「世の中の状況にあわせて変節する人」や
立場により、勝ち馬に乗るとか、くるくる変る人は
「風見鶏」といって嫌われて馬鹿にされたのですが、
今では「空気が読める」とか「賢い人」といわれ
世の中が間違ってきています。
至上最低の国となってきています

「世界的」にみても「日本」もそうですが「法治国家」と
いって威張っていますが「法治国家」は恥ずべき国なのですよ

「法律」で人々の「行動」や「言動」を規制する事であり
それしか「人々」の治安を保てないのです。

広義なる国家とは「道徳」とか「倫理」によって自分の行動を
「自己規制」し「自己管理」する事であるのです。

日本の江戸時代を見てみましょう
法律など殆どなく、時折「たて看板」が出る程度なのに
「100万人」の江戸市民を「300人」の目明しで守っていました。

「3人」で「1万人」の安全を見ていたのです。

それでも治安は保たれていたのです
なんでこんな事が出来たのでしょう

その、当時の日本は
「親を泣かしてしまう」「先祖の顔に泥をぬるな!」
「お天道様は似ている!
こんな「美しい発想」が日本はあったのです。

しかし、今の日本の政治家を見てみなさい
「法律に反していないから無実だ!」といいはる
嫌な政治家の多いこと!

後ろ指さされても恥ずかしいという事を
感じなくなっているのです。

少し学校で問題があればすぐ訴訟する親たち、
親が子供育てることを忘れてしまっている、日本になりました。

それ以外でも「訴訟・裁判」「訴訟・裁判」の繰り返しで
何とか「金」になればとするのが、丸見えの時も再々ありますね

人間の誠意を「金」で計算する「日本人」になりました。

そんなに「法律」が完全ですか、
日本人には「法律」と違う「道徳」が有ったのです。

それが「国の力」となっていたのです。

明治維新で、永い「鎖国政治国家」から起き上がった日本は
僅か「37年」で世界の最強国であった「ロシア」を
叩きのめしたのですよ。

近代になってから、有色人種が白人と戦って勝ったなんて
世界で始めての事を日本はなしとげたのです。

これには「世界中」に人々がびっくりしたのです。
特に「アジア」の国々は驚きましたね

アジアの国は殆どが「植民地」となっていました。
ところが「日本」が「ロシア」に勝ったのです

アジアの人々は拍手喝さいし、大きな自信にもなりました。

インドの人達は「涙」を流して喜んだそうです。
インドはいつまでも「英国」の「植民地」であり、
そこから逃れられないと、思い込んでいたのです。

日本が「37年」で「ロシア」を倒す国づくりをしたことは
インドに勇気を与えたのです。
ベトナム戦争もそうですね。

あお「ロシア」との戦争が無ければ。又負けていたら
北海道と千島を「ロシア」のものになったでしょうし
「朝鮮半島」もロシアのものになったでしょう。

それほど「歴史的正義の戦争」を「日本国民」はしてきたのです。
明治の人々は戦いとったのです。

日本の生命線は数千年にわたり「朝鮮半島」の安定が
「日本」の安定の基礎になっていたのです。

「ロシア」も勿論、2次大戦後の「アメリカ」の
「朝鮮半島」に対する政策をみれば良く判ります

日本を管理するには「朝鮮半島」を押さえておけばよいのです。

国があったから出来たのです。
昭和20年「アメリカ軍」は日本を無茶苦茶に爆撃しましたね
「8月10」にの爆撃「13日」には「軍事工場」も何もない
田舎まで攻撃し「原爆」まで投下したの

「アメリカ軍」は日本は悪い国と「日本人」に教え込み
それを信じて、日本人子供に教え込んでいるのが
「日教組」なのです。

ところが「日本」は「30年」で見事に「経済復興」しました
日本人は凄いのです。
しかし「日本」には碌な政治家はいませんが「日本人」が偉いのです。

明治時代には「世界の国」が日本の真似をしました。
すれほど「日本」はすごいのです。

政治家は好きではありませんが「伊藤博文」とか
「山県有朋」なんか凄い「文人」ですよね

「司馬遼太郎」さんは「乃木希典大将」のことを
良く書いていませんが、司馬」さんの
とんでもない間違いですよね

「乃木大将」なんて「戦場」で詩をよみ「新聞記者」なんか
太刀打ちできない「凄い俳人」ですね。

あの戦いでは多くの兵隊が亡くなりましたが、
多くの兵隊は「乃木大将」の為と思えばこそ
死んでいけたのですね

今の、政治家とは「部下からの慕われ方」や
「考え方」が違ったのです。
そんな凄い国「日本」の基本は「国柄」なんですね

その国柄は「基礎教育」からできていたのですね。
日本が戦後復活した」大きな源は「経済」でしたが
それの「日本の基礎教育」の教えが世界で認めら
「れ経済復興」したのですね。

経済での「基礎教育」は「納期を守る」「時間を守る」
「約束した品質」を守るなど、こんな簡単な事が
「世界」で認知されたからですよね

これらは、日本の教育の「初等教育」であり「基礎教育」で
教わることですよね
日本人にとっては「当たり前」の事ですよ、・・

これが「国柄」であり「日本」はこれで持っていましたね。

私は、外国の方に良く言うのです
【15世紀から16世紀にかけて「日本」で生まれた「文学作品」は
その間に「ヨーロッパ」で生まれた「文学作品」を「質量」とも
圧倒していますよね】

外国人は何も言い返せませんね
日本は素晴しい「文学作品」がいっぱいあるのです。

日本人は
「書いて人に知らせるだけで良い”文字”を”書道”」にし
「喉を潤す”お茶”を”茶道”」にし
「観て楽しむ”花”を”華道”」にする、
なんでも「芸術」にしてしまう「異常」な国民なのですね

「ゴッホ」は書いていますね
【私の芸術なんて、”日本”の”芸術”からみれば恥ずかしいものだ】

ヨーロッパ人とは違うのです。
その代表的な”道”が”武士道精神”であったのです。

日本人が昔から持っている「素晴しい」ことは「自分に事」だけはなく
他人に、弱者に優しく出来る精神、それが「武士道精神」ですね

それが日本の国柄なんですね、この国を大切にしましょう!

ご静聴有難う御座いました

紘一郎雑記張

武士道について考え、少し「日記帳」を紐解き
「武士道精神」について記憶したことを、記してみる。

武士道は、千年史のうち700年間、つまり鎌倉幕府の成立から
明治4年の廃藩置県までの時代を貫いた精神、
新渡戸稲造が「ノブレスオブリ-ジュ」(高貴な身分に伴う規範的義務)と
よんだ「武士道」である

これを持ち得た日本は幸いであった。
元冦のさい、敢然として対峙したのは24歳(文永の役)、
31歳(弘安の役)だった執権北条時宗であり、
のち19世紀の幕末に隣国清が列強に蚕食されていくのをしりめに
国柄を維持し、近代的国民国家に仕上げたのも
当時20代から30代の若き志士たちでありました。

吉田松陰先生にお聞きしたい!
先生なら、【今の日本をどう導かれますか?】