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丹波小豆和菓子処 松川 豆大福

和菓子なんて、老人のモン。洋菓子ダイスキー♪♪ …… と、思ってきたけれど
「和菓子 大好き!」になった日。

丹波黒豆と丹波大納言小豆を 原料とする(ことにこだわった) 豆大福

友人に「なんか、すっごいおいしいお店ができた」と教えてもらって、時々前を通るのですが、いつも
店の前に 売り切れの看板が出ている豆大福。

店内には 店主の御願いが貼られています。
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「御願い」
当店は最中きんつばを主に商っております
豆大福の専門店では御座居ません
数量限定品にて御一件に付き六個入り一つまでの販売とさせて頂きます
ご了承くださいませ
                      店主敬白
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店主の丁寧な御願いにもかかわらず
友人からの誤った情報により(?! 人のせいにする! )、今日は豆大福の気分で訪店いたしましたので初志貫徹。

これまで 食べていた「あんこ」ってなんやったん? と思う。 
これこそ 「職人が素材の品質にこだわり、まじめにつくったあんこ」 なのだろう。

断面に切った時、これほど豆の形を保った「あんこ」は、私は はじめて。しかも、あずきの大粒なこと!!
丹波大納言小豆あんこの上に乗っているのは、丹波黒豆。
丹波黒豆は(お正月におせちに入れるために)私も炊くのだけど、トーシローの自分の黒豆とは、天地ほど差があります。職人の技を見せ付けられ、あっぱれ ♪ ねっとりとした食感とキレのあるすっきりとした甘さ。 感動しました。


入店すると並び列になっていまして、7人目。
並ぶ間に
どんどん売れ切れてしまった「どらやき」「草もち」「桜餅」。
そして、店主の御願いに書かれた 松川の主力「最中」と「きんつば」。
今から 再訪が楽しみです ♪ 

私の空耳でなければ、おかみさんは豆大福を「本日午前中に、お召し上がりくださいませ」とおっしゃった気がする。
(「本日中」っていうのは、よく聞くけど!! )。 
この豆大福を午前中に食べることができる程近隣であることを しあわせに思う。
ご近所にこれほど素敵なお店ができたことを 教えてくれた友人に感謝です!!

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丹波小豆和菓子処 松川
河田清貴
神戸市中央区多聞通2-1-5
078-361-0525
定休:月曜、 第1・第3・第5火曜 
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豆大福6個入り 1523円
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2015-03-01 松川 豆大福
2015-03-04 松川 桜餅
2015-03-08 松川 どらやき
2015-03-10 松川 流しきんつば
2015-04-04 松川 薯蕷饅頭(じょうよまんじゅう) 「花」
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【蛇足】
並び列7人目だったと 先に書きましたが
待つ間、列の前の女性と話しました。
去年7月に神戸へ店を出す前は、松川は田園調布にあり、よく通っていたとのこと。(田園調布の前、松川は姫路にあったらしい)
(女性は)夫の転勤に伴い 今、関西に来ているので、
「東京に戻ったら松川はないからね、今のうちに 食べため。今は毎週通っている」とのこと。
彼女の言葉から察するに、松川は東京時代も今のお店も、かわることなく
おいしい和菓子を提供されているのでしょう。
松川への愛深しこの御夫婦のお薦めは「きんつば」とのこと(現に 購入されていきました)
「これからの季節、冷蔵庫で少し冷やしていただくと とても おいしいわよ」と春風のような笑顔で去った。
きんつばの賞味期限は 未開封で4日間。

推測ですが、こういう感じのようです。(あくまで私の推測です)
姫路市船場(東雲町)に今からおよそ15年前まで(?)→田園調布2014年5月まで→2014年7月から神戸(湊川神社の東)

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