読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『脳を活かす勉強法』(中学生向けブックトーク・テーマ「勉強法」)

2022年06月03日 | 勉強法の本
5月第3週の中学生ブックトーク(「テーマ勉強法」)で紹介した2冊目の本は、こちらです。
 脳科学者・茂木健一郎さんの著書。
この本では、どうすれば効率的に勉強に取り組めるか、様々な方向から述べられています。
一生懸命考えていた問題がやっと解けたときに感じる達成感。
そのとき、脳では「ドーパミン」という物質が分泌されています。これは「快感」を生み出す脳内物質です。人は、ドーパミンが分泌されたとき、どんな行動をとったか克明に記憶し、それを再現しようとするそうです。
この本を読むと、人間はもともと新しいことを学ぶのが好きなのだということに気づかされます。
他にも、脳に負荷をかけるなど、勉強の効率を上げる方法がいろいろと紹介されています。そして、最終的に筆者が考える脳に記憶を定着させる唯一の方法は、「とにかく大量に読み、大量に書き、大量に聞いて、大量の問題を解く」ということ。1冊目にご紹介した本と、奇しくも同じような結論に至っています(出版は、『脳を活かす勉強法』の方が先です)。

制限時間を決め、スピード感を持って集中して問題に取り組む。
この繰り返しによって、学力は向上していくのではないでしょうか。

こちらの本は塾に置いてありますので、興味のある塾生さんは是非読んでみてください!
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