読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『キツネ』(絵本)

2015年08月28日 | 気持ち・心・体の本
ここ数日、急激に気温が下がり、いきなり秋になったようです。
換気のために教室の窓を開けていたら、寒いくらい…(途中で閉めました…)。
このまま、秋に突入してしまうのでしょうか?

秋と言えば…今日の授業で色々学習した中に、「鳴く虫」という詩がありました。
教室の外から聞こえる秋の虫の音と、詩の世界が重なって、なかなか風流なひと時でした♪

さて、今日は表紙が秋色(?)のこちらのお話を選びました。(3冊用意していたのですが、お子さんたちが選んだのがこちらでした)
キツネ
マーガレット ワイルド・文 ロン・ブルックス・絵 寺岡襄・訳
BL出版

森の火事で、羽をやけどしてしまったカササギ。
そのカササギを一匹のイヌが助け出します。

飛べなくなってしまったカササギと、片目が見えないイヌ。
イヌはカササギの羽となり、カササギはイヌの目となって、一緒に暮らすようになりました。

そこへ、一匹のキツネがやってきます。
キツネの醸し出す雰囲気に、カササギは思わず身震いします。
しかし、イヌはキツネを快く迎え入れます。

そして、キツネの存在は、その後イヌとカササギの関係に大きな影響を与えます…。


絵本なのですが、描かれている世界は、大人の難しい人間関係のよう。

子どもたちも、色々考えながら聞いていたようです。

いつもは、読み聞かせ後に感想を聞くことはしないのですが、今日は、子どもたちが何か言いたげな顔をしていたので、内容について考えたことを軽く聞いてみました。
キツネのとった行動の理由は、…やはり考えてしまいますね。
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