読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『綱渡りの男』(絵本)

2015年09月16日 | 歴史を知る本
今日は小学校での読み聞かせでした。
もともと私の担当クラスはなかったのですが、欠席された方がいたため急遽読むことに!
子どもの急な体調不良や仕事など、お母さん業は色々大変。
こんなときは、臨機応変に助け合い♪

学校へ行くと、あらかじめ何冊か絵本を見繕ってくれてありました。
ありがたい!

担当クラスは5年生。今日は2冊読みました。
まず1冊目がこちら。
綱渡りの男 (FOR YOU 絵本コレクション「Y.A.」)
クリエーター情報なし
小峰書店

こちらは、1974年8月7日にニューヨークの世界貿易センターのツイン・タワーで、なんと綱渡りをしたという、実際のお話です。
若きフランスの大道芸人フィリップ・プティは、一輪車に乗ったり、たくさんのたいまつをお手玉のように扱ってみせます。
でも、彼が一番好きな曲芸は、綱渡りでした。
そして、建設中のツインタワーを見た彼は、「ロープを張るには絶好の場所だ。そして、その上を歩く。」と決めます。
もちろん、警察やタワーの持ち主が許してくれるわけはありません。
そこで、彼はひそかに計画を練り始めます…。

ツインタワーの間を渡るシーンは、圧巻です!
綱の上に踏み出して渡っていく様子が、リアルに伝わってきます。

このお話の最後には、このツイン・タワーは、今はないことが伝えられます。
しかし、原因については触れられていません。

アメリカ同時多発テロは、5年生たちが生まれる前の出来事です。
同時多発テロを知らない子も、多かったです。
このお話が、世界の出来事を知るきっかけになればと思います。

2冊目の本については、明日書きます。
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コメント
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