読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『地雷のない世界へ』(写真)

2015年09月04日 | 戦争について考える本
先週の金曜日の小学生国語道場では、物語を読みました。
そこで今日は、世界の現状について考えられる本を2冊用意し、お子さんたちに「どちらがいい?」と質問。
すると、全員一致で選んだのがこちらの本でした。
地雷のない世界へ はたらく地雷探知犬
講談社

この本では、カンボジアで働く地雷探知犬が紹介されています。

「地雷」と言っても、日本に暮らすお子さん達には、なかなかぴんときません。
この本では、なぜ地雷の恐ろしさとなぜ地雷が埋められているのかということも、最初に説明されています。
そして、人間の手で地雷を取り除くのは、とても大変だということも…。

そこで、地雷探知犬の出番です!
地雷探知犬とは、その名の通り、地雷を見つけ出す犬のこと。

この本では、ボスニア・ヘルツェゴビナの施設で、地雷探知犬候補の子犬たちが、どのように育ち、どんな訓練を受け、そしてどのように働いているのか紹介されています。

嗅覚が優れている犬は、臭いで地雷を見つけ出すことができます。
人間が金属探知機で見つけるより、はるかに効率よく地雷を除去できます。
そして、なんと地雷探知犬が事故で命を落としたことはないそうです!
地雷探知犬、すごい!!

お子さんたちも、熱心に聞いていました。

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