読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『写真でみる世界のこどもたちの暮らし』(写真)

2015年02月12日 | 世界に目を向ける本
今日は、県立高校の前期入試日でした。
夫と一緒に、塾生さん一人一人を思いながら、全力が出せるようパワーを送りました!

さて、小学生国語道場クラスでは、最近「世界について考えさせられる本」を選んでいます。
今日は、こちらの本を読みました。
写真でみる世界の子どもたちの暮らし―世界31ヵ国の教室から
クリエーター情報なし
あすなろ書房

この本には、世界31ヵ国の子どもたちの生活の様子が紹介されています。

写真が豊富なので、その土地の様子が分かりやすいのが魅力です。

クラスでは、お子さんたちにどの国のページを読んでほしいか聞きました。

そして、オーストラリアとエチオピアを読むことに。

オーストラリアのページでは、先住民アボリジニの9歳の男の子、ガピッリの生活が紹介されています。
クラスの中に輪になって座る子どもたち。
堅苦しくなく、野外授業もしょっちゅうあるのが、ここの学校の特徴です。

エチオピアのページに登場するのは、児童ホームで暮らしている12歳の女の子、セミラ。
ホームの子どもの中には、エイズで両親を亡くした子もいます。

セミラの通う学校のクラスは、70人。セミラは5歳から学校に通っていますが、同級生の中には15歳の子もいます。
入学したのが遅かったからです。

エチオピアで、読み書きができるのは、国民の半分以下です。


他国の子どもたちの生活を見ると、日本の常識だけがすべてではないということがよく分かります。

お子さんたちには、ぜひ広い視野を持っていただきたいと思います。
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コメント
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