読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『わたしには夢がある』(小5・小6に読んだ本)

2017年02月16日 | 伝記
2月第1週の小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
わたしには夢がある
マーティン・ルーサー・キング・ジュニア 文 カディール・ネルソン 絵 さくまゆみこ 訳
光村教育図書

こちらは、1963年のマーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏の演説をもとにした絵本です。

最初は、「なんだこれは?」といった表情で聞いていたお子さんたちでしたが、演説が進んでいくうちに、いつの間にか集中モードに。

「自由の鐘を鳴り響かせましょう」という言葉が繰り返される最後の部分は、スケールの大きさに圧倒されます。

読み終わった後、アメリカでの差別の歴史やマーティン・ルーサー・キング・ジュニアの人生、そして、彼の英語での演説の迫力などについても簡単にお話ししました。

お子さんたちの記憶の片隅に残ってくれたら嬉しいです
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『エジソン』(小5・6に読んだ本)

2016年07月17日 | 伝記
おとといの小学生国語道場では、こちらの本を読みました。
エジソン (伝記絵本ライブラリー)
文 こわせ・たまみ 絵 福原ゆきお
ひさかたチャイルド

電灯や蓄音機などを発明し「世界の発明王」と呼ばれたエジソン。
この本では、そんなエジソンの子供時代を中心に、エジソンの生涯を描いています。

やぶの中で大きなハチの巣(スズメバチの巣!)を見つけ、中はどうなっているのか知りたくて、ぼうきれを巣の中に差し込んだエピソードや、がちょうの卵を自分で温めてひなをかえそうとしたエピソードなど、小さい頃のエジソンには驚きのエピソードがたくさん!

有名な「なぜ1+1は2になるんですか?」という質問も出てきます

エジソンの伝記を読むと、母親の偉大さを感じます!

先生など周りの大人に否定されても、自分の子どもの長所や才能を信じて伸ばす教育…。

親として、自分もこうありたいと思います。


お子さんたちは、私がちょっと驚くほど集中して、エジソンの話を聞いていました。
大きくなってきて、人の生き方に興味が出てきたのかもしれませんね!

お子さんたちが興味を持ちそうな伝記を、また探して来ましょう
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『リンカーン』(「10分で読める伝記・3年生より)(小5・小6に読んだ本)

2015年11月06日 | 伝記
金曜日の小学生国語道場クラスでは、伊能忠敬や金子みすずを扱った長文読解教材に取り組んでいます。

そこで、今日の読み聞かせでは、こちらの本を紹介しました。
10分で読める伝記 3年生
クリエーター情報なし
学研マーケティング

この本には12人の伝記が収録されています。
こちらの本は「3年生」と思いっきり書いてありますが、お子さんたちになじみ深い「伊能忠敬」も入っていたので、本に書かれている学年については、あまり気にせずに選んでみました。

「どの人の伝記を読みたい?」と聞くと、
「ガリレオ」「リンカーン」「豊臣秀吉」など色々な意見が…。

結局ジャンケンで決めたのですが、みんな思い入れがあるようで…、ジャンケンが終わってもなかなか決まらず(笑)。

最終的には「リンカーン」を読むことになりました。

奴隷売買のエピソードには、衝撃を受けていたお子さんも。

近所の図書館に置いてある本ですので、興味のある方はじっくり読んでみてください♪
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『グレゴール・メンデル エンドウを育てた修道士』(絵本)

2014年12月12日 | 伝記
最近、伝記絵本を読んでいる小学生国語道場クラス。

昨日は、こちらの絵本を読みました。
グレゴール・メンデル―エンドウを育てた修道士
文・シェリル・バードー 絵・ジョス・A・スミス 訳・片岡英子
BL出版

「メンデルの法則」。
「学生時代に習った~」と懐かしく思い出す保護者の皆様も多いのでは?

この絵本では、その法則を発見した、グレゴール・メンデルの生涯が描かれています。

メンデルは、小さな村の働き者の農夫の家に生まれました。

村の学校で習う勉強だけでは満足できなくなったメンデルは、村から半日もかかるところにある学校に入学します。
両親は、持っていたお金をすべてかき集めてくれましたが、用意できたのは、授業料と下宿代と半分の食費でした。

メンデルが16歳の時、悲劇が起きます。
お父さんが背骨を骨折して、畑仕事をすることができなくなってしまったのです。
メンデルは、自分で生活費を稼がなくてはならなくなってしまいました。

食べるものにも事欠く苦しさの中で、メンデルは勉強を続けました。

彼を苦しめていた生活の問題は、修道士になることで解決しました。
修道士の仲間たちは神の教えを説いたり、学校で教えたりして、地域のリーダーとして尊敬されていました。
しかし一方で、彼らは、数学者、植物学者、哲学者、地質学者でもあったのです。
修道士たちは、3万冊もの書物が壁をうめつくす図書館で勉強しました。
そして、メンデルは自然科学の勉強に没頭します。

メンデルは、当時最も関心を集めた科学の謎の一つに注目しました。
それは、どのようにして母親と父親から(人間であろうが、植物であろうが、動物であろうが)、子どもに特徴が受け継がれるのか、という謎です。

メンデルは、それについて研究するために、エンドウ豆を利用しました。

そして、実験が始まったのです。


かなり長い絵本なので、授業時間内には読み終われず、「続きはまた来週!」と言ったところ、
お子さん達から「ええー、今日読んでほしい…」というまなざしが…。

そこで、途中から要約しながら、最後まで読み終えました。

「メンデル」という言葉を初めて聞いたお子さんもいましたが、みんな集中して最後まで聞いてくれました。
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『生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯』(絵本)

2014年12月04日 | 伝記
先週の小学生国語道場では、ガウディについての本を読みました。
そこで、今日は偉人つながりということで、こちらの本を読んでみました。
生命の樹 チャールズ・ダーウィンの生涯
ピーター・シス 文・絵 原田勝 訳
徳間書店

「種の起源」「進化論」で知られている、ダーウィン。
こちらは、絵本といえども、かなり詳しくダーウィンの生涯を知ることができる1冊です。

細かいところまで描きこまれた素晴らしい絵、そして、ページの色々なところに様々な記述が。

ダーウィンの誕生から亡くなるまでの人生を追うことができます。


本文も、もちろん勉強になりますが、ページのあちらこちらに書かれている豆知識(?)が面白い!
特にビーグル号での航海については、ビーグル号内部の様子、航海の途中で出会った様々な生き物、当時のダーウィンが思っていたことなど、細かく記されています。

この1冊をじっくり読もうと思ったら、かなりの時間がかかるのではないでしょうか?

難しい言葉も出てくるので、小学校の高学年くらいからのお子さんにおススメです。


クラスでは、ダーウィンの学生時代を中心に読みました。

興味があるお子さんは、ぜひ図書館で借りて隅々まで読んでみてくださいね!
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