ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

懐かしの名品、郷ひろみオルゴール

2007-07-13 23:53:58 | 日々の出来事、雑感
オヤジブログの「越中、ダッジ、郷ひろみオルゴール」というエントリにて、新型車発表会、試乗会などでいただいてくるお土産について書かれている。長年にわたっていただいてきたお土産の数々の中、最もどう反応したらいいかわからなかった名品、郷ひろみが踊る「”素敵にカローラ”オルゴール」の写真はとくに注目!あまりの使えなさに驚愕したため、かえって何度もの引っ越しに耐え、ずっと保存されてしまっているという品である。

もうひとつ、謎のお土産があった。たしかデトロイトで、クライスラーがくれたとかいう、茶色いフェイクあごひげ(サンタクロースのおひげの茶色版みたいなの)である。「なぜ、クライスラーがあごひげをくれねばならぬのか、いったい何の意味があるのか」悩んだが、わからずじまい。以前にミシガンにいたとき持っていたが、引っ越しの際にどこかにいってしまった。(たぶん捨てたんだろうな。。)

いろいろな品々をオヤジがいただいてくると、それのおこぼれに預かったりすることもあり、有り難いことも多いのだが(ちなみに今着ているのはHONDAさんからいただいたasimo Tシャツだ)、今度の引っ越しを控え、もっていくべきかどうすべきか悩める品があるのも事実。たいてい、北米の発表会やオートショーの際にもらって、日本に持ち帰るのが大変なのでオヤジが置いていったものだ。例えばこのへん。



青いのは、Honda Accordと書いてある、椅子にも変身するというカバン。便利そうではあるが、パイプ部分がけっこう重くて、使った事はない。まあこれはそれでも、どこかアウトドアにいったら使うこともあるかもしれないな。(今度田舎に引っ越すわけだし。)銀色の置物みたいなのは、エンジンの形を模した犬のようなもの。クライスラーと書いてある。もうひとつあるのが、一番どうしようか迷っている謎の太鼓。遠くからみれば、なんとなくオーセンティックな太鼓っぽく見えなくもないが、太鼓の皮の部分にどーんとChrysler Jeepと書いてあるのだ。先日家に泊まったゲストさんにも「これは何なんだ」と突っ込みを浴びてしまった。この太鼓、もらった他のひとたち、どうしているんだろう?そして、クライスラーのジープと太鼓の関係も謎である。
考えてみるとクライスラーもフシギなお土産を考えだす会社なんだな。

でも、それでもやっぱり、「郷ひろみオルゴール」の衝撃度にはかなわないのだった。。

相変わらず教育再生会議はすごかった

2007-07-13 06:45:33 | 教育問題
前エントリが教育関係だったので、久々に思い出して教育再生会議サイトをみてしまった。
なんか第二次報告が出たという報道があったけど、あまりフォローしてなかったし、、

で、思わずあけてしまったのが分科会要?/a>。5/28に開かれたらしい、合同分科会の内容だ。
相変わらずすごかった。

ぱっと見て印象に残ってしまったものが以下。要獅エっと見ただけだが、議事録をちゃんと読むともっと凄い発言が出てくるんだろうなあ。。

留学生政策について。
(川勝委員)
・留学生政策推進の理由に、教育政策と同時に産業政策、外交政策でもある
となっているが、少子化対策でもあると加えていただきたい。日本に憧れ
を抱く、優秀な学生を日本への誘導する機会になる。


「少子化対策」って、ひどすぎ。。

そして、なんだかんだいって東大のことしか考えてないらしい委員たち。

(塩崎官房長官)
東大は世界のランキングで何位なのか。
(小宮山委員)
ランキングは5~6種類あるが、国際的に割と評価を受けている。

(塩崎官房長官)
分かりやすくどのランキングでも5位以内に入るとよい。どれで見られても
良いと言われるようになっていただきたい。

(川勝委員)
日本の子供が目指す先の東大や京大の学生の質が落ちるのはゆゆしきことである。

(陰山委員)
総合的学習や生活科の時間等は土曜日に移して、空いた時間で主要教科を入れればよい。前回やり損ねた事をそこでやればよい。
留学生の話がでているが、まず、日本の子供達を東大に入れるようにするというメッセージが聞こえてこない。日本の子供を育て、東大を目指すような教育をどのように行うかについて、「教育院」で検討頂きたい。


東大など、特定の院に学生を集中させるな、とか言っておきながら、日本の子どもは皆、東大をめざすべきとは、、東大じゃあできない勉強とかとれない資格だってあるのにねえ。

そして、相変わらず気合いはいりまくりの川勝委員。
(川勝委員)
例えば、一つの方法として、全ての学校ではできないが、有害情報を遮断して、月曜日から金曜日まで子供を預かり、マナーを身につけさせ、土曜日に家庭に帰すなど、地域ぐるみで生活も含め面唐ンる全寮制にすれば良いのではないか。


出たー、「有害情報の遮断」!こわいよう。

やばいぞ産経!

2007-07-13 02:17:40 | ニュース、時事ネタ
産経新聞の、「やばいぞ日本!」という連載記事。

グラフを見ていただきたい。米国で博士号(自然科学系)を取得したアジア人留学生数の年ごとの変化を示している。日本はわずか200人前後で低迷し、中国は逆に日本の10倍以上の2500人レベルを維持している。中国にかなり離されて韓国、インド、台湾が続き、日本は5位に甘んじている。
 この数字がすべてではないが、日本人留学生の低迷や劣化を示す指標として霞が関の官庁街でささやかれている。


日本人留学生が自然科学ができなくなって、低迷したり劣化したりしていることを言いたいらしいのだが、、「日本人留学生の低迷や劣化」を言いたいなら、全体の留学生数と、博士号取得者の比較をしないと、わからなくないか?全体の留学生数が増えているとか、中国人なみに多いのに、博士号取得者の数がこんなに少ないとかならわかるが、このグラフからはそれはわからないし。それとも、アメリカの大学への留学生の数=日本人の自然科学能力、といいたい?んなわけないだろー。産経の謎のデータ解釈こそが、日本人の数学能力劣化の証明だ、と言いたいんだろうか。

それどころか、欧米の有名大学院に派遣された各省の若手エリート官僚の中に、以前にはなかった悲惨な落ちこぼれ現象が起きているという。経済学や論理学の授業についていけずに単位を落とすケースが増えつつある。
東大法学部卒のある若手官僚は、優秀な人材として出身省でも将来を嘱望されていた。彼は欧州の大学に研修留学して現地語はみるみる力をつけた。

 ところが、数学力不足から経済理論がこなせず、論理学は古代ギリシャ哲学など基礎を学ばないから論理的に崩れのない文章が書けない。1年後に担当教授から呼び出され、学業不振で退学処分になってしまった。


うーん、論理的に崩れのない文章を書く力と、古代ギリシャ哲学の知識はたいして関係ないと思うが、、論理学のイントロ授業(アメリカ人教員が教えたやつ)、私も大学時代にとったけれど、べつに古代ギリシャ哲学知らなくても、講義理解できたら大丈夫だった(けっこう楽しかった記憶あり)。そして、その時の知識はすこーんと忘れ果てているけれど、それと文章力が関係あるとも思えん。それとも古代ギリシャ哲学を知らなかった昔の日本人の論理的力はゼロ、ということかい?(ナショナリズムに燃える産経らしくもない。。)

ヨーロッパの場合は知らないが、日本の官僚の留学は、アメリカの大学にとっては、儲かるし(学費払ってくれるしねー)コネもできるしで、どんなにひどくても首を切ることは非常に少ないだろう。官僚留学でドクターまでとる例はそう多くないし、マスターの場合は何でもいいから卒業させちゃったほうが大学経営的にはお得。

以前いた大学に留学していた官僚がけっこういたが、数学ができないとかなんとか以前に、「英語ができない」って面で苦しい状況にある人たちのほうが圧涛I多数とみたぞ。日本からの官僚の多い某学部の教授に、「日本人官僚留学生はみな英語ができなさすぎて授業についてこれないから、彼らのために補講ひらかなくちゃいけなくて、すごく大変」と愚痴られたことあるし。。全員とはいわないが、多くの官僚留学生さんたち(大部分が男だったが、数少ない女性は独立心あふれたタイプも多かった)は、日本人どうしでいつも一緒に過ごし、つるんでいることが多かった。(同じ大学の同じ学部に大量に送りすぎる側も問題。)だから、英語ができるようになるわけもないのだ。そして、「英語ができない」からこそ、数字ばかり使うような授業をひたすら履修したりして、ますます英語ができるようにならないループにはまり、、。

いづれにせよ、この産経の記事こそ、「論理的に崩れのない文章」を書く力が不足しているように思えるな。


引っ越し日程決定

2007-07-12 09:42:05 | 日々の出来事、雑感
引っ越し屋を決め、日程も31日に決まった。引っ越し当日は、夕方までには荷物の運びだしも終わるだろうから、その日じゅうに車で出てしまい、途中日系スーパーミツワによって米などの買いだめをし、ウィスコンシンあたりまで行けたらなーと計画中。翌日の朝シカゴを出ると、渋滞にひっかかってしまうしね。

そんなこんなで、シカゴ生活もあと20日か。。

やはり日系は高かった

2007-07-10 22:43:49 | 日々の出来事、雑感
アメリカの国内長距離引っ越しにむけ、引っ越し屋の見積もりを約4社ほどからとった。昨日で出そろったのだが、やはり高さで群を抜いているのが日系。今回は日系大手の見積もりはとらず、小規模のところだったが、それでもアメリカ大手と約2000ドルの差がでた。日系はもしかしたら丁寧な仕事をしてくれるのかもしれないが、2000ドルの差額はあまりに大きすぎ。(iMacが買えるじゃないか!)結局、いちばんしっかり説明し、細かい見積もりを出し、たとえ荷物の重さが算定より重くても追加をとらないと確約した、大手United Van Lines系の引っ越し屋に頼むことになりそうだ。

何せ一人の引っ越しだし、家具類もあるので、自分で荷物を運ぶのはやはり無理。自分で梱包して、トラックに運び込むまでして、運転を引っ越し屋がするという形態の商売もあるらしく、それだとかなり安く引っ越しできるらしい。(Uhaulのように自分でトラックを運転する必要はない。)でも、自分でトラックに運ぶってのがどう考えても無理だし、その後に自分自身の移動で長距離ドライブも控えているからな。。

movingscam.comの掲示板投稿、アメリカ国内引っ越しする方々にはかなりお役立ちものだった。けっこうメディアにも紹介され、注目を集めた掲示板らしい。それだけ、アメリカの引っ越し業界がトラブル満載、むちゃくちゃだということなのだが。