ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

全米女性学会でのパネル

2007-06-22 07:24:05 | イベント案内
月末にシカゴ近郊のSt. Charlesで行われる、全米女性学会(National Women's Studies Association)にて、小山エミさん、斉藤正美さん、ノーマ・フィールドさんと一緒にパネルを行います。

The Tangled Threads of Backlash against Feminism in Contemporary Japan
Scheduled Time: Sat, Jun 30 - 8:00am - 9:15am Building/Room: Gem Rooms / Ruby

Session Participants:

(Ab)use of "As Nature Made Him" in Japan's national debate over gender equality
*Emi Koyama (www.eminism.org)

“Gender-free” and the Rise of the Japanese Right-wing
*Tomomi Yamaguchi (University of Chicago)

Sexist School Lunches: A Struggle between Local and National Political Levels
*Masami Saito (University of Toyama)

Moderator: Norma Field (University of Chicago)

日本に行ったり、坊主マンアパート探し活動などしているうちに、実はあっという間に来週に学会が迫っていた!これから慌ててペーパーを仕上げねばならないのですが、私の発表は、『バックラッシュ!』に書いた「ジェンダーフリー」についての論考に加え、あれから一年が経過したことから、その後の展開も交えたものにしたいと考えています。このパネル、朝の8時という最悪な時間帯の上に、全米女性学会で日本パネルに興味がある参加者がいったいどれだけいるのか、、という不安要素もあったりします。もし近隣の方などいらしたら、お気軽に足をお運びください。
先日のマスコミ学会に引き続き、ブログでの報告もできたらいいなと思っています。



坊主マンからシカゴへ

2007-06-21 13:31:54 | 日々の出来事、雑感
今日の午前中は坊主マンでアパート見学、1時頃の飛行機に乗ってシカゴに戻り、5時半ころ飛行機は到着したものの、道路渋滞などもあって、家に着いたら7時半近くになっていた。アパートは結局、昨日みた、草むら地帯の真ん中に建っている比較的新築のところになりそう。地元の人たちは、ダウンタウンエリアを推薦していたのだが、条件のよいアパートは見つからないし、今シカゴの市街地(といっても、ハイドパークだけどさ)に住み、その前のアナーバーでも(小さいとはいえ)ダウンタウン地区に住んでいたのだった。なので、この際、ど田舎野原地帯で山が見えちゃったりする立地もいいのかも、、という気もしている。

しかし、アメリカでも、最近建ったアパートって、わりと各部屋の大きさが狭めなのだよね。今住んでいるのが1920年代に建った石造りの建物で、けっこう間取りは広々としているので、それに比べると小さいなーと感じた。日本でも、以前のマンションのほうが今のより間取りが広々ととってあることがある気がするが、同じ傾向なのかも?それでも、以前院生時代に住んでいたアパートやハウスの部屋に比べれば全然広いわけなので、なんとかなるだろう。

住居のほか、もうひとつの心配点がクルマだった。今乗っているマツダ626が、アメリカのマウンテンエリアで乗れる代物なのか、、という問題があるのだ。でも、とりあえず坊主マンの街のまわりを運転している限りは、ほとんど平らだった。遠出すると山が出現して、四駆でないと辛い、、ということになるのかもしれないが、とりあえずは今のクルマで試し(今もオールウェザータイヤだし)ダメそうだったらスノータイヤを試し、それでもダメそうだったら、、仕方ない。クルマ購入を考えようかと思う。坊主マンは公共交通がほぼ皆無という街なので、クルマなしでは生きられない感じなのだ。こういう街、アメリカには多いんだろうな。。

シカゴに戻ってくると、家のつくりがずいぶん違うなと思う。シカゴは石造りの家が多く、つくりもしっかりしている感じがするのだ。また、建築的にもきれいだ。坊主マンの家は、豪華なのもあるが、かなりつくりが怪しそうなのも多かった。その中でも、一番怪しそうなのが、この大学所有の学生用アパート。もともと仮設住宅だったはずのものを、そのままずるずると何十年も使い続けているというウワサ。サイト写真を見たときも、正直いって、ここだけは住むのは避けたい気がしたが(冬なんか寒そうだぞ)、実際の建物をみてもやはりすごいものがあった。大学も、お金あるんだろうし(化学部の巨大な建物を新築していたし)、大学所有のアパートも、民間のも数が足りてないんだし、収容人員の多いしっかりした大学関係者用アパートにでも、建て替えるべきだよな。。あるいは、場所はたくさんあるから、新築すればいいのか。

追記:よくみてみたら、この仮設住宅アパート(ハウスか)、洗濯機と乾燥機は自分でもってきて取り付けろ方式だった。こんな仮設住宅にわざわざ洗濯設備自腹でとりつけるのもイヤだしなあ。近所に建っている、ほかの学生用住宅についているランドリーは使えないシステムと思われるし、結局民間のコインランドリーに出かけて洗濯している人たち多そうな予感。冬場にコインランドリーに大量な洗濯物を抱えて行くというのは、けっこう辛いんだよな。(ミシガン時代、経験ずみ)液状洗剤、クルマのトランクにいれっぱなしにしていたら凍ったし、、。

アパート探し@坊主マン2日目

2007-06-20 12:26:27 | 日々の出来事、雑感
今日は坊主マンでのアパート探し2日め。だがその前に、まずは昨日、行こうとして、キャンパスまでついたのにキャンパスの中で迷子になって行かれずじまいだった、自分が所属することになる学部に連れて行ってもらい、到着。キャンパスマップをもらったので、今後は無事学部にたどり着けることを期待したい。大学というのは、どうも同じようなレンガ調の建物ばかりで、わけわからなくなって困る。(おまけに私は方向音痴。)考えてみれば、シカゴに着いたばかりのときも、とても美しい建築なのだが、同じような灰色の建物ばかりでよく迷子になっていたものだった。

最初にいったのはタウンハウスで、なかなかよかったのだが、目の前がぼろぼろのトレーラーハウスパークだったのがいまいちだった。その次にいったのは、いかにも大学生用アパートという感じの、ぐちゃぐちゃ、ぼろぼろでとても汚いアパート。こういうのはミシガン時代、アパート探しをしたときによくあったなとある種の懐かしさを覚えた。でも絶対住みたくないものが、、。その他に、とてもきれいで立派なタウンハウスだが街から離れ過ぎ、、(いかにも新興開発地帯!という感じ)というのと、比較的新築のアパートで、今までいったところのなかでは、値段もまあまあだし、いいかな、と思えるところにいった。心はこの比較的新築のアパートに傾きつつある。middle of nowhere的な立地がいまいちだが、大学には歩いて通える距離らしいのは利点か。
明日、あと2カ所くらいみて、決めようと思う。

しかし、私が大学で働くといったとたん、たいして貸したくなさげだったエージェントが、急に貸す気合い満々なトーンに変わるのはどうしたことだろう。まあ、学生に貸すより安全という意味でわからないではないが、この状態だと、この街で、学生(とくに来たばかりの外国人)がアパートを探すのはかなり大変かもしれない。

坊主マンは90年代初頭はひどくアパート探しが大変な場所だったらしい。でも、今もけっこう大変だと思った。新築なのは一軒家か、大きいコンドミニアムばかりだし、アパートらしきものがあったと思えば、ほとんどが老人用施設だったり、、。ダウンタウン地区のアパートは古くてコンディションが怪しいものが多いし、新築物件は場所がいまいちだし、、。今住んでいるシカゴのハイドパーク地区も、かなりコンドミニアムなどが増えてしまい、アパートが少ない状況のようだし、アパートが少ないという問題を抱える地域は多いのかもしれない。

アパート探し@坊主マン1日め

2007-06-19 13:16:36 | 日々の出来事、雑感
モンタナ州坊主マンに昨晩到着し、今日は一日アパート探し。

シカゴから坊主マン直行便という、比較的最近できた便に乗ってきたのだが、United Expressの小さな飛行機。しかしながら、坊主マン行きゲートに行ったらいきなりカウボーイハットおやじが2人もいたのにびびった。シカゴではほぼ、どこでも見た事のないカウボーイハット族。坊主マン行きになると、急に出現するところが何ともいえない。
飛行機も、なんだかお知り合いが多いみたいで、皆さんお互いに挨拶しちゃったりしている。本来、ツーリスト向けの便なのではないかと思うのだが、なんだかんだいって地元民ご愛用になっているんだろうか。

シカゴ・オヘア空港で軽く夕食を食べようと思ったが、マクドナルドなどのファストフード系がなぜか大行列。並ぶのも面唐ネので(そんなに大行列で待ってまでマクドナルドで食べたい!という気力ないし)Foxなんとかバーという、スメ[ツバーみたいなすわれるレストランに入った。しかし、超ヘビーな揚げ物か巨大バーガー系のものしかメニューにないので、仕方なく、チキンシーザーサラダを頼んだ。で、でてきたものは、シーザーサラダ用のレタスを1/4にかき割っただけ、みたいな葉っぱの固まりに、チキンブレストの切ったものがばらばらあって、ドレッシングがかかっているという代物。レタスの葉っぱを食べやすいサイズに切る、という手間ひまを惜しんで、そのままぼこっと出してきたようなものだった。まだこれで、普通のナイフフォークがあればいい。だが、ゲート近くにある店とあって、ナイフフォークはふにゃふにゃした、プラスチックのものなのだ。1/4大のレタスをこれで切るのは、とても大変だった。このFoxなんとかバー、アメリカの各地の空港で時々見る気がするのだが、ここでシーザーサラダだけは頼まないほうがいい、(あるいは、食べるのに苦労をするのを覚悟で頼むべき)と学んだ。

坊主マンに到着後、レンタカーを借りて滞在先のお宅に着いた。(暗くて道路サイン見えなくて、家探し大変だったよ。。)今日と明日、アパート探しだ。一日目の今日は、どのエリアがどんな感じ、、とう感じはつかめたが、お気に入り物件には出会えず。明日もいいのがなかったら、今日最初に見に行った物件にするかもしれない。

今日みた物件の中で、一番笑えたのが、Four Cornersなる隣町的なエリアにあるアパート。「新築!」なんて書いてあるので、きれいなんじゃないかと期待していったのだが、ど田舎風砂利道エリアに突入し、ついた先はウェアハウスの並ぶ産業エリア。ウェアハウスの2階がその「新築」アパート群、という、すごいところだった。まだ工事中だったが、いくら新しかろうが、この環境はかなり嫌だ。(第一うるさそうだ。)地元新聞にも盛大に宣伝だしているが、借りる人いるんだろうかな。。

坊主マンのダウンタウンやアパートなど、妙に以前いた、ミシガン州アナーバーを彷彿とさせるところがある。しかし、10年もアナーバーにいたし、こういう雰囲気、すでに飽きているんだよな。シカゴでやっと「大学町」的な雰囲気から離れられたと思ったら、また後戻りか、、という感じが。あ、でもアナーバーにはカウボーイハットかぶってる人たちがいない、というのは大きな違いかもしれない。

明日も一日アパート探し。うまく見つかるといいけれど、どうなることやら。。

中休み

2007-06-17 15:01:58 | 日々の出来事、雑感
日本から帰ってきて、明日坊主マンに発つまでのたった一日の中休み。時差ぼけも残っているし、予想どおりうだうだしていたら終わってしまった。明日、再びオヘア空港に行くと思うと、渋滞もあるし、くらくらするなあ。。

次にうつるアパートが決まらないと引っ越し日程も決められないし、なんだか落ち着かない感じだ。7月終わり頃引っ越せたら、、と思っていたが、この調子だと8月にずれこみそうな予感。

考えてみたら、このブログを始めたきっかけは、ミシガンからの引っ越しだった。引っ越し前に、長く住んだミシガン州アナーバーの記録をとっておきたい、と思ったからだ。当初の趣獅ニはずいぶんずれたブログになったが、それ以来もう3年もブログが続いていることになるのか、、。