ふぇみにすとの雑感

日々の雑感、テレビ、社会、フェミニズムについてなど。モンタナ発信。

CSOの第九

2007-06-22 13:43:41 | 音楽
今日は、今シーズン最後のシカゴ交響楽団の演目である、ブロムシュテット指揮のベートーベンの第九を聞きに行ってきた。木曜から日曜まで四日間あるのだが、全日売り切れ状態である。売れ行きがずいぶんよかったので、思い切って一番安かった木曜日のlower balcony席を買ってしまったのが、買ってよかった。。
さすがシーズン最後だけあって、CSOはほぼ一軍。なぜかほとんどいつも出ていた、ファゴットの首席奏者が今日はいなかったが、、。金管はいつもながらさすがで、相変わらずオーボエ、フルートなどうまい。第九は低弦がけっこう目立つ曲だが、よかったな=Bそれに比べて第一バイオリンがちょっと目立たない感じで、音量的にも弱い気がしないでもなかったが、、指揮者の指示なのか、今日はセカンドバイオリンが外側で、チェロが真ん中にはいる配置だった。
最後、ホルンの首席ではない人(でも目立つフレーズを吹いた人)を、ブロムシュテットがオケの中で最初に立たせたのは、なかなか粋だった。

あと、コーラスがとてもよかったな。ソロは、バリトンの声量がかなりあって、この歌手は一人なんだかノリノリという感じだった。先日のレクイエムはソプラノが声量があったが、今日は逆でバリトンが一番目立っていたような気がする。

ああ、これでシカゴ滞在中に聞ける、CSOのシーズン演奏も最後かと思うと寂しいものが、、これだけコンサート行きまくると、演奏している人たちが知らない人たちながら、顔も何度も見て、演奏も何度も聴いたことがあるという状況なので、自分の友達みたいな気分に陥ってくるな。またシカゴに来たら、旧友を訪問するような気分で、CSOを聴きにこよう。

これからは坊主マンシンフォニーか、、ううう、シカゴと比べてなんか悲しすぎる。それでも、地元オーケストラをサメ[トするのも重要なのだろうし、たまには聴きに行くべきなのかもな。。

全米女性学会でのパネル

2007-06-22 07:24:05 | イベント案内
月末にシカゴ近郊のSt. Charlesで行われる、全米女性学会(National Women's Studies Association)にて、小山エミさん、斉藤正美さん、ノーマ・フィールドさんと一緒にパネルを行います。

The Tangled Threads of Backlash against Feminism in Contemporary Japan
Scheduled Time: Sat, Jun 30 - 8:00am - 9:15am Building/Room: Gem Rooms / Ruby

Session Participants:

(Ab)use of "As Nature Made Him" in Japan's national debate over gender equality
*Emi Koyama (www.eminism.org)

“Gender-free” and the Rise of the Japanese Right-wing
*Tomomi Yamaguchi (University of Chicago)

Sexist School Lunches: A Struggle between Local and National Political Levels
*Masami Saito (University of Toyama)

Moderator: Norma Field (University of Chicago)

日本に行ったり、坊主マンアパート探し活動などしているうちに、実はあっという間に来週に学会が迫っていた!これから慌ててペーパーを仕上げねばならないのですが、私の発表は、『バックラッシュ!』に書いた「ジェンダーフリー」についての論考に加え、あれから一年が経過したことから、その後の展開も交えたものにしたいと考えています。このパネル、朝の8時という最悪な時間帯の上に、全米女性学会で日本パネルに興味がある参加者がいったいどれだけいるのか、、という不安要素もあったりします。もし近隣の方などいらしたら、お気軽に足をお運びください。
先日のマスコミ学会に引き続き、ブログでの報告もできたらいいなと思っています。