金曜に、大学の女性学コミッティーミーティングがあった。そこで、新しく学部生用に女性学専攻をつくろうとしているので、その専攻名に関する話し合いがあった。名称については、私がその委員会にはいる前の、去年くらいから議論をしてきているらしい。
Women's Studiesか、それともGender Studiesなのか、ふたつを組み合わせてWomen's and Gender Studiesにするのか、それとも順番をひっくりかえしてGender and Women's Studiesにするのか、、などなどのオプションが出された。アメリカでの世間一般のトレンドは、Women's and Gender Studiesのように「女性学」と「ジェンダー学」を組み合わせる方向のようで、そういう名称をつけている大学が多くなっているらしい。「女性」だけだとマスキュリニティ問題についてや、セクシュアリティについて教えづらいなどのご意見、しかし「ジェンダー」だけだと、「なんでジェンダーの授業なのに女性ばかり教えるんだ」と歴史学(ほとんどの授業は男の歴史ばかりを教えているような分野)の授業等で文句をいわれたりするし、、などのご意見がでていた。なんだかこの議論自体が、なんかずいぶん前に行われていたような、懐かしい雰囲気すら感じさせるものである。「女性」だけを打ち出すことの問題もあるし、モンタナみたいなコンサバなところでは「女性」ばかりを出すことで、セクシュアルマイノリティも、そしてもしかしたらその他の様々なマイノリティ問題も消されてしまう可能性が高くマズいと思うのだけれど、それでもあえて「女性学」という名称も残す理由があるとしたら、フェミニズム運動がこの分野に関わってきたことの歴史を重要視するためだと私は思う。
結局、"Gender and Women's Studies"ということに決まった(Women and Gender Studiesより発音しやすい、とかいう理由がつけられていたが、ネイティブスピーカーじゃないので私はそのへんはよくわからん)。「個人的にはFeminist Studiesが好みなんですけど~」という私の意見は、「モンタナでは(ラディカルすぎて)それは通らない」とあえなく却下。さすがモンタナである。
Women's Studiesか、それともGender Studiesなのか、ふたつを組み合わせてWomen's and Gender Studiesにするのか、それとも順番をひっくりかえしてGender and Women's Studiesにするのか、、などなどのオプションが出された。アメリカでの世間一般のトレンドは、Women's and Gender Studiesのように「女性学」と「ジェンダー学」を組み合わせる方向のようで、そういう名称をつけている大学が多くなっているらしい。「女性」だけだとマスキュリニティ問題についてや、セクシュアリティについて教えづらいなどのご意見、しかし「ジェンダー」だけだと、「なんでジェンダーの授業なのに女性ばかり教えるんだ」と歴史学(ほとんどの授業は男の歴史ばかりを教えているような分野)の授業等で文句をいわれたりするし、、などのご意見がでていた。なんだかこの議論自体が、なんかずいぶん前に行われていたような、懐かしい雰囲気すら感じさせるものである。「女性」だけを打ち出すことの問題もあるし、モンタナみたいなコンサバなところでは「女性」ばかりを出すことで、セクシュアルマイノリティも、そしてもしかしたらその他の様々なマイノリティ問題も消されてしまう可能性が高くマズいと思うのだけれど、それでもあえて「女性学」という名称も残す理由があるとしたら、フェミニズム運動がこの分野に関わってきたことの歴史を重要視するためだと私は思う。
結局、"Gender and Women's Studies"ということに決まった(Women and Gender Studiesより発音しやすい、とかいう理由がつけられていたが、ネイティブスピーカーじゃないので私はそのへんはよくわからん)。「個人的にはFeminist Studiesが好みなんですけど~」という私の意見は、「モンタナでは(ラディカルすぎて)それは通らない」とあえなく却下。さすがモンタナである。