木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




ぎりぎりまで細くなった三日月が
南東空に残っています。
愛犬クレハは元気に歩き、
私も快調に走ってきました。

さて、私は大のラーメン好きです。
外食と言えばラーメンで妻にも敬遠されています。
最近外飲みはほとんどしませんが家飲みの締めも
やっぱり即席麺です。
それはカップであったり、袋であったり
その時の気分と財布次第です。
その中で袋麺の基準はサッポロ一番醤油味。
カップ麺はやっぱりカップヌードル
もちろん醤油味です。
今秋、カップヌードルは40周年だそうです。
ご覧のような記念バージョンも出ています。

40年前、私は中学1年生でした。
山の中の小学校から12km離れた当時の私とすれば
街場(まちば)の仁科中学校に進学しました。
学校を終え、街場を通り、バスの停留所まで
歩くのが楽しみでした。
その時見かけたのがカップヌードルのポスターでした。
発泡スチロールの筒の中に即席麺が入り、
エビや角切りの肉がのっています。
でも「ヌードル」と言っています。
「ラーメンに似ているけど、ラーメンじゃないんだ?」
「ヌードルっていったい何だ?」
好奇心旺盛な中1は思いました。
また、食べるのにも透明なプラスチックのフォークが
当時はついていたので、
これはスパゲティの仲間かと思いました。
袋麺は35~40円の時勢に堂々の100円です。
あこがれの高級食品です。
その1971年の暮れ頃には新聞配達で
たまったお小遣いで初めて口にしました。
具が入って田舎の少年には袋麺とは違う異次元のおいしさでした。
やがて年が明け、○○ヌードルと称する
カップ麺が伊豆山中の我が村のよろず屋にもやってきました。
金ちゃんヌードル、ニュータッチヌードル、ペヤングヌードル
みんな右に倣えでヌードルがついています。
あれから40年。
やっぱり即席麺は私の食生活に欠かせません。
新しい商品は必ず飛びつき、チェックします。
その時の基準はやはりカップヌードル。
一時はおいしいと思ってもやはりこの醤油味をこえるものは
未だかつてないような気がします。
人の舌は意外と保守的とも思うのであります。
この先さらに40年後、存命であれば
私はカップヌードルを食しているのではないでしょうか?

それでは行ってきます。

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