木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)




今朝は久しぶりに霜がおりましたが、
日中は暖かな1日でした。
2月のテーマ、「家具を作る」を実現するために
今日から夕方2時間ほど「夜なべ」をやろうと思ってました。
しかし、病院で夕7時まで義父の話を聞いてるうちに
その気持ちも、フェイドアウト…結局今帰宅です。
いつもながら意志薄弱の私です。
さて、写真は昨日紹介した「1995」の家具の全体像です。
テーブルトップは柔らかいスギです。
家具の本にはテーブルは傷つきやすいので、
堅木(かたぎ=広葉樹)を使うようにというのが一般的です。
また、ウレタン塗装などで汚れや水から保護すること。
とも、書かれています。
我が家の家具は針葉樹で通り一遍の「オイル仕上げ」
でも12年間、子供たちの幼稚園から高校まで
鉛筆攻撃、食べこぼし攻撃、私の酔っぱらい攻撃
その他もろもろの攻撃にびくともせずにこのようにあります。
色は「黄変」を通り越して、かなり茶色になってきました。
セットのベンチは「ヒノキ」ですけど、
写真で見る限りは区別が付きません。
常識に従うことは非常に大事です。
「定石」は先人の積み上げた智恵です。
尊重するべきです。
でも、何かの事情でその常識、定石に従えない時は
それを補う個人の工夫や情熱、思いやりがあれば
何とかなるものです。
それを我が家の家具は証明してくれてます。

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