十和田湖に長居してしまって視察予定時間を30分遅れてしまった(^_^;)。

1件目の視察場所は留長果樹園のサクランボの加温栽培の施設を見学。結構テレビにはいっている有名な園地です。サクランボの樹の整理生態を把握していて細やかな温度管理で4月下旬には高級なサクランボを収穫しているそうで園主の匠の技術に脱帽です・・・。りんご園も見学させていただいてこれもまたレベルが高かった。やはり他の地域の園地を見るものです。


2件目の視察は馬場さんの園地を視察する。ここはわい化栽培の自然形で枝をなるべく切らずに支柱からバンドで斜めに枝ほとんどを軍艦吊りにして樹高を抑えて梯子を使わず作業して10a当たりの収量は250箱(5t)だそうです。枝を切らずに枝を吊って空間を開けると言うこの発想がすばらしい。切らないと言う事は養分の流れがよどんで花芽が付きやすく徒長もしない。下から側枝(なり枝)を多く配置すると言う事は高さを抑制する。という事は頂芽数が半端無く多くよって細かい葉っぱが多く樹全体の葉面積が多い。効率よく光合成が出来て貯蔵養分やりんごの質も良くなる・・・と見た。

シナノゴールドです。葉が生き生きしてりんごも揃っている。素質の良い枝が多く節間が詰まっていてかつ新梢も伸びている。

ふじの樹です。これも、玉が揃って素晴らしい。この視察研修で栽培のヒントが見えたような気がする。自分にとって良い勉強をさせてもらった。留目さん、馬場さん忙しいところありがとう!! その夜はチェリウスで県南の会員の人達と懇親会で大いに盛り上がった。懐かしい仲間、中には30年ぶりの再会、とてもうれしかった(^^)v。この研修最高に良かったよ・・・。