スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(GSOMIA再破棄?)

2019-11-29 19:59:25 | 日記
11月29日(金)
 韓国が1~2ヶ月でホワイト国への復帰がなされなければ直ちに再破棄すると息巻いているようだ。私はどうも日本は密約をしたように思えてならない。何としても破棄を撤回させたいアメリカが日本にも圧力をかけたとして、おかしくない話だ。韓国の輸出管理の実態は経産省の役人でなければ本当の所は分からないだろう。役人が韓国の輸出管理が改善されたからホワイト国に戻したと言えば、我々は信じるしかない。そんなところで手を打つ内意を韓国に示したのではないか。韓国は馬鹿だから黙っていればいいものを、そうすれば事は巧く運ぶのに、民族性から言質があるとぎゃあぎゃあ言い立てて、日本側を硬化させているのではないか。
 だとすると日本はまた愚かな交渉をしたと言える。日本国内で、日本人相手にするやり方をして、善意の発揮が窮地に陥るという国民習性を曝したのだ。韓国は上げ足を取る作戦一本で来ている事が、日本エリートには永遠に分からないのだろう。
 しかし韓国は本当に無知な人種だと思う。GSOMIAを延期したのなら条文に従って1年間は破棄が出来ない。来年の終了期限の何か月か前に破棄を通告するしか手はない。それが直ちに破棄できると政府が言う所に、限りない知的不信感を抱く。彼らの論理では破棄は通告した、ただしその効力を延期しただけだから、それは韓国の一方的意思で効力を復活させ得る、だからいつでも破棄できるというのだろう。しかし通告には期限がある。11月22日という期限があり、その期限を超えたら最早通告できないというのが、人間がする解釈だ。それをいや通告はした、通告の効力だけ止めたというのは、猿の言う話である。人間の言葉が解し得ない相手と、どうして対話できよう。どうしてそれが重要な国なのか。