スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(日中正常?)

2019-06-29 13:32:33 | 日記
6月29日(土)
 安倍首相と習が会見して、「日中関係が完全に正常な軌道に戻った」と、お互いに認識したそうだ。私には両国関係の何処が正常なのかさっぱり分からない。尖閣には相変わらず中国公船が侵入している。尖閣を中国領土と定めた国内法が改正されたとも聞かない。罪状も明らかにされないで獄に繋がれている日本人もそのままだ。東シナ海での石油掘削も続いている。何より南京事件の嘘に代表される日本敵視政策は寸毫も変化していない。これで何が正常化したのだろうか。
 またこれまで特段に、大使召還などの非常事態になっていたわけではない。韓国と違って何が非正常だったのかも、全く分からない。
 想像するに中国外交官が笑顔を見せるようになったくらいの事を、殊更に言っているだけではないのか。それがアメリカとの貿易戦争で苦境に立っているからという、中国側の一時的な事情に依っていることは、火を見るよりも明らかなことだ。何かで事情が変われば中国側はまた、更に度を増した仏頂面を、日本に見せつけることも、これまた火を見るより明らかなことだ。
 米中貿易戦争を幸いに火事場泥棒的に水面下で何かの、日本にとって有利になる、約束事を取ったのかもしれないが、そういう姑息なやり方は長い目で見て日本に有利に働くとは思えない。日本はアメリカに付いて、共産党独裁政権を倒す、その行動を取った方が、子孫の幸福を図ることになると考える。

スケッチブック30(安保条約は不公正)

2019-06-28 13:06:02 | 日記
6月28日(金)
 日米政府は否定するがトランプの発言は年来の彼の主張で、恐らくインタビューに答えて「不公正だ」と言ったに違いない。歓迎すべき話だ。大部分の日本人は日米安保について、ぼんやりと、アメリカが日本を縛っている条約だという風に、感覚していると思う。しかしその中身としてアメリカは日本を守る義務があるが、日本はアメリカを守らなくてよいとの話は、初耳に響いたと思う。通常の人間なら、それではアメリカにものが言えない筈だと、素直に思う所だ。
 そこから繋がって、新聞や野党などの政府のアメリカ追随を批判する議論に対して、安保条約という根本を直さない限り、枝葉末節の無駄話を言っているに過ぎないと見切れよう。日本の真の独立を言うならまず日本もアメリカ防衛の義務を負って、アメリカと対等の位置に立たなければ、虚言を言うに過ぎないと分かるだろう。それをしないであれやこれや文句を垂れるのは、親に食わしてもらっていながら親を罵る、引篭もり人間のようなものだ。
 大多数の日本人は自分で食い扶持を稼いでいるから、この理屈は良く分かろう。自分を守ってくれる存在の手を噛むなど卑怯者のすることだと思っている。ではなぜ安保条約の片務性を解消できないのか。憲法九条があるからだと、初めて問題の所在に気づく。
 護憲を叫ぶことと、日本の独立は、両立しないとの考えを持つ人が、多くなるかもしれない。護憲を叫ぶ連中を、いかがわしく見るだろう。
 トランプにはもっと正面切って言ってほしい。

スケッチブック30(横浜刃物男)

2019-06-25 14:08:51 | 日記
6月25日(火)
 横浜地検には避難殺到だが何か引っかかる。テレビで若狭などは書面で呼び出せばほとんどが出頭すると言っていたが、本当だろうか。信じられない。アメリカ人が聞いたらびっくり仰天だろう。だが現実にいとも簡単に逃げられたのだから、そんな生ぬるいやり方が続けられていたのかもしれない。そこで考えたのだが、今までは有罪判決を受けた者には実質的に、なんらかの後見人とも言うべき存在がいて、それが監視していたから大人しく出頭していたのではないか。例えばそれは家族であったり先輩であったりして、弁護士なども顔を出して法に従えと、有形無形の説得を継続していたから、大部分の者が大人しく出頭していたのではなかろうか。そういう親身になる人がいなくて、周りは無法者ばかりという環境にあっては、誰も大人しく刑務所に入るとは思えない。
 私の印象としては二十年くらい前から犯罪者が警察官を振り切る姿が普通になったように思う。それ以前のイメージでは警察官が現れれば、犯罪者は恐れ入りますと手を出していた。今はパトカーにぶつけてでも、凶器で警察官を威嚇してでも、逃げる姿が一般的だ。多分アメリカ映画の見過ぎが原因だろう。そういう姿勢が今回は検察に対して取られたということである。
 小林受刑者の周りには無法者ばかりが取り囲んでいたのだろう。そしてこれは想像だが、法曹界に顔の聞く、かなりの有力者が周りにいるのではないか。判決が確定してから四か月も収容に掛からなかったとか、こんな凶悪犯の保釈を認めたとか、有力者の存在を伺わせる事柄だ。また小林が「お前ら騙したな」とか女たちが「小林だけの逮捕と言ったのに」とか、理解しがたい発言をしていることも、有力者が「大丈夫だ」と教唆した痕跡のように思える。
 また馬鹿な話だが逃走罪は適用されないらしい。なのになぜ匿った知人の何とかが逮捕されるのだ。犯罪を犯していない人間を匿って罪になるのか。ひるおびだったと思うが初めは逃げたので罪が加算されると言っていた。八代も若狭もそこに居たように思う。でもどうやら加算は公務執行妨害罪だけのようだ。ならば八代とか若狭も逃走罪不成立を知らなかった訳で、案外こういう連中は八代若狭に限らないが、知らないで出ているのだなあと思う。

スケッチブック30(小室圭)

2019-06-24 16:55:33 | 日記
6月24日(月)
 今日テレビで小室問題を取り上げていたので感想を述べる。一番分からないのは何故圭氏が「金は出世払いで払う」と言わないのだろうかという疑問である。400万円は出世払いとして決して非現実的な話ではない。テレビ局の誰もそれを言わない。誠に不思議である。
 法律的には贈与ということで勝訴が勝ち取れるのだろうが、それでは国民の心情が納得しない。そんな銭ゲバのような男は内親王様に相応しくないと皆思っている。出世払いにしてくれと元婚約者に頼んで、もし元婚約者がそれを拒否したら、国民の非難は彼の方に向かおう。俺が立て替えてやると言う奇特な人だって現れるに違いない。圭氏がそういう男気を見せれば宮様だって結婚を許すに違いないと私は思う。国民も拍手喝采だ。
 私が圭氏の立場だったらそうする。恐らくテレビを見た全員がそう思っているだろう。でもしないということは事はそれほど単純ではないからだと推測される。もっと隠された事実があるのだ。テレビはそれ以上の報道をしないから、マンネリで、テレビを見るたびに糞詰まりになった気分だ。

スケッチブック30(イラン攻撃)

2019-06-23 17:10:41 | 日記
6月23日(日)
 トランプがイラン攻撃をやめた理由の、「150人死ぬ」の150人が誰なのか、最初分からなかった。アメリカ軍人が死ぬのかと一瞬思ったものだ。しかしトランプのツイッターを読んでみてそれがイラン人だと分かった。恐らくイランの民間人を指すのであろう。無人機の撃墜に150人の死は、釣り合いが取れない、非人道的だという訳である。
 だがどうも腑に落ちないのは、攻撃10分前に自分から将軍に聞いて、150人の死を知らされたという所だ。アメリカ軍は大統領に聞かれるまで敵国の被害予想を伏せておく組織なのか、との疑問が湧く。俺は本気だぞという所をイランに見せる為の、やらせだったという気がしてならない。
 これでイランはトランプの本気度が分かったのかもしれない。恐らくしばらく挑発は控えて大人しくしていることだろう。またアメリカ軍に人的被害が出たら即座に攻撃されるとも分かったのではないか。だから一層慎重になる気がする。